1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

「コードギアス 復活のルルーシュ」観ました。

なかまくらです。

これも少し前ですが、

「コードギアス 復活のルルーシュ」観ました。



コードギアスというのは、2006~2008年にかけて放送された

「コードギアス 反逆のルルーシュ」というアニメのことです。

ルルーシュ・ランペルージは、記憶を封印され、支配された日本(イレブン)として

生きていた。

しかし、ある反乱軍の事件に巻き込まれたことから、

自分と妹が皇帝によって不遇に追いやられていることを思い出す。

この封印を施した能力こそ、ギアスと呼ばれるものであった。

ルルーシュは、逃げる途中で、C.C(シーツ―)と呼ばれる少女とであう。

C.Cは、ギアス教団の教祖の一人であり、不死身の肉体を持っていた。

C.Cの願いは、自分を殺すこと。ルルーシュは契約をし、

他人を支配する絶対順守のギアスを手に入れるのだった。

この力を使い、世界を転覆させ、皇帝を倒し、妹のナナリーと幸せに生きる。

そのために、戦ったTVシリーズでしたが、その戦いの果てに、

ルルーシュは、世界のすべての憎しみを自分に集め、死んでしまうのだった。


・・・美しい! と、当時、絶賛だったラスト。

・・・・・・だっただけに、「え? 復活するの!?」と、驚きを隠せなかった

映画製作の発表でした。

さて、

長い前置きでしたが、今作のあらすじ。

C.Cの不死身の力は一部、ルルーシュに受け継がれており、

ルルーシュの肉体は死には至っていなかった。

しかし、その精神は、ルルーシュが破壊したCの世界に取り残されていると思われた。

C.Cは、ルルーシュの精神を取り戻すために、

ジルクスタン王国にあるギアス教団にゆかりのある遺跡へと向かうのだった。

一方、ナナリーは、平和活動のために、各国をめぐっていた。

その中で、謎のナイトメアフレームに襲われ、スザクとナナリーは攫われてしまうのだった。


C.Cがジルクスタン王国に侵入したころ、黒の騎士団が暗躍していた。

カレン、咲世子と再会したC.Cは、ともに遺跡を目指す。

遺跡の最深部で、Cの世界に侵入したC.Cは、ルルーシュの精神を取り戻すことに成功する。

ルルーシュは、その知略の限りを尽くし、圧倒的不利な状況を打ち破り、

外を包囲するジルクスタン軍を打ち破るのだった。

そして、ナナリーが王国にとらわれていることを知るのだった。

すかさず救出作戦に取り掛かるルルーシュであったが、

ジルクスタンには、不思議な不敗神話があった。

ルルーシュの策は、悉く看破されてしまうのだった。

ルルーシュにはその理由がわからなかった。すべての作に対して先回りされてしまうのだ。

一度はあきらめかけたルルーシュであったが、C.Cから叱咤され、

ある策をひねり出す。それはギアスによる攻撃。

ルルーシュ自身が立案した無数の策のどれかを実行する。

そのうちのどの策を実行するのかは、ルルーシュ自身にもわからない。

それらの策が次々と看破されていく中で、

ルルーシュはある結論に至る。

仲間の信頼と協力もあり、

かろうじて王宮に乗り込んだルルーシュは、最後の2択の勝負に勝利し、

敵のギアスを看破することに成功するのであった。

それは、6時間の時間を巻き戻すギアス。

事がおこったことを見届けてから、6時間を巻き戻して対策を練られていたのだ。

それが、ジルクスタンの不敗神話の正体であったのだった。

ナナリーを助け出したルルーシュは、

しかし、ナナリーと別れ、C.Cと旅に出ることを選ぶのであった。


というお話でした。

なるほどー。面白かったです。

コードギアスとは、オカルトSFアニメなんだな、と再認識するのでした。

絶妙のバランスの上になっていて、とてもわくわくする。

けれども、あとに残るものは少なくて、すっきりとする作品ですね。

昔、鋼の錬金術師の劇場版、嘆きの丘のミロスを観た時のような、

これはこれで、という感覚がある映画でした。

本編の続編のはずなのに、どこにあってもいい感、といいますか。

そんな2次創作みたいな雰囲気のある作品でした。

ただ、物語としてはよくできていて、

観たいものをちゃんと見れた満足感で満たされました。

これでよかったんだな、と思える作品でした。

C.Cに救いがあってよかったなぁ。

というところで、おわり。





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「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」観ました。

なかまくらです。

少し前ですが、

「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」観ました。


めっちゃいますね、仮面ライダー。平成だけで20作品なのだそうです。

私は、小さいころには見ていなかったので、

大学生になって初めて仮面ライダーWを見て、なんだこれ、面白いじゃん!

とデビューしたクチでした。



さて、今作。

仮面ライダージオウのもとに、現れた電車。

追われる少年を助けるジオウ(常磐ソウゴ)の周りで、仲間たちが次第に

記憶を失っていく。記憶を失った仲間は、

仮面ライダーなど存在しない世界の住人となって、生活をしている。

一方、仮面ライダービルド(桐生戦兎)は失われてしまったはずの仲間に出会う。

やがてソウゴと戦兎がたどり着いた少年(追われる少年の弟)は、

おかしなことを言う。

今ここに存在している仮面ライダーは自分が作り出した虚構であると。

本当は、TVの中のヒーローであると。


敵(タイムジャッカー)は、

平成の仮面ライダーの第1作目、仮面ライダークウガの存在を消そうとしていた。

それを食い止めようとするが、タイムジャッカーは、自身がアナザークウガとなって、

圧倒的な力の前に、なすすべがないように思われたとき、仮面ライダー電王が現れる。

強力な助太刀もあり、再びクウガの前に立つライダーたちは、最後の決戦に挑むのだった。


みたいな感じでした。

クウガと電王の扱いが大きい映画でした。

そして、メタい話だったので、

たぶん、小さいお友達は意味不明だったのではないでしょうか(笑

もうちょっと素直な話でもよかったのかな、とは思いました。

仮面ライダーは子供たちのためのヒーローなんだと思います。

いちばんよかったのは、

敵のアナザークウガがでてきて、街のいたるところに怪人があふれ出てくるシーンです。

街の人々が逃げ回る中で、それぞれの年齢の少年たちが見ていた

それぞれの時代の仮面ライダーの名前を呼ぶんですね。

それはTVの中の存在のはずなのに。

でも、それに応じて、どういう理屈かなんて関係なく、

仮面ライダーは助けに来てくれる。なんだか、そんな純粋なやり取りに、

うるっときましたね。ええ。

まあまあ面白かったです。

おわり。





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「ボヘミアン・ラプソディー」観ました。

なかまくらです。

「ボヘミアン・ラプソディー」観てきました。

巷では人気らしいですね。

残念ながら、全く現役世代ではない私が観に行ったきっかけは、

NHKの番組でした。

イギリスで1000年で一番の名曲は? というアンケートで、

「ボヘミアンラプソディー」が1位(2位はビートルズの「イマジン」)

であった。なぜ、そこまでのバンドであったのか・・・ということを

考察する番組でした(知恵袋に情報が)。それでなんか、面白そうだな、と。


あらすじ。

移民のフレディは、ある売れないロックバンドを観て、心奪われ、

加入を志願する。フレディをボーカルに迎えたバンドは、

「QUEEN」と名前をつける。

一気に人気に火がつき、世界ツアーをするほどのバンドとなる。

しかし、フレディの傲慢さによって、どこか陰りが見え始める。

バンドの活躍とは別に、フレディの周りから人が離れて行ってしまった。

そして、とうとうフレディは、ソロ活動を始めてしまうのだった。

そして、ソロ活動の中でエイズを患う。

余命いくばくもなくなっていた中、フレディは、

エイズ患者への寄付を募る「ライブ・エイド」というイベントに参加するために、

かつてのQUEENの仲間たちにこれまでのことの謝罪を申し入れる。

そして、エイズを患っていることを告げる。

ライブ・エイドでは、最高の演奏をするのだった。


さて。映画ですが、一言で言うと、グサッと傷つきました。

そういえば、これを観終わって帰ってみたら帯状疱疹になっていたのでした(笑

フレディマーキュリーが破天荒なその振る舞いで、

周りを巻き込み、ブームを起こし、

けれども、その破天荒さが孤独を生んだりもする。

明るい人っていうのは、少なからずそういうものなんだと思うのです。

ちょっと周りの空気が読めなくなると、途端に孤独の中に落ちていく。

でも、そこじゃない。仕事に一生懸命になりすぎて、

ほかのメンバーたちが恋人を作ったり、家族ができたりしていく中、

フレディだけは、仕事しかなかった。

その悲しさに私は、おおきく共感し、傷ついたのでした。

以前、一緒に仕事をしていた先生が、ちょっと部活を休みがちになって、

その間に恋人を作っていたらしくて、いや、別にいいんですけど、

なんていうのかな、それを気遣ったことも嫌になったし、

それで嫌になった自分もまた嫌になったし。あれは嫌な事件でしたね。

自分だけ幸せになりやがってっていう、嫌な感情でした。

そんな気持ちになりました。

最後のライブのシーンは圧巻でした。

素晴らしい。

ともかく、良い映画でした。きっと忘れない。







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「ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」観ました

なかまくらです。

少し前ですが、「ANEMONE」観ました。

「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」の2作目です。



このアニメは、2005年・・・まだ私が高校生だったころにTVシリーズ50話が

放送されて、当時熱心に観ていました。

ちなみに、最終回だけ、放送時間が違って当時見逃して、

後からDVDで観たのもいい思い出です。

その後、シリーズ展開されましたが、エウレカセブンAOは放送されておらず、

劇場版だけ見てきたのでした。その時の記事はこちら↓

劇場版 交響詩篇エウレカセブン」観ました。

「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1」観ました。


さて。ハイエボリューション1は、はっきりいって意味不明。

ハイエボリューション2にあたる今作「ANEMONE」を観に行くかは、

悩みに悩み、上映終了直前にギリギリで、思い立って観に行くことにしたのでした。

ちなみに、この選択は正解でした。

あらすじ。

アネモネの父は、世界を救うために戦い、死んだ。

世界は、人類の7番目の敵――エウレカ=セブンと戦っていた。

エウレカ=セブンへの有効な攻撃は、ダイブシステム。

エウレカセブンの中(?)の精神世界で、

敵を倒すこと。しかし、一歩間違えれば帰ってこれない。

アネモネの父が残したドミニクというユーザーインターフェースが、

その世界では顕在化し、アネモネを助けてくれる。

そして、青い髪のエウレカという少女。彼女はいつもレントンを探していた。

アネモネはエウレカの乗るニルヴァーシュとコーラリアンと呼ばれるスカブコーラルの化け物を攻撃し、

人類の居住地が徐々に取り戻されて行っていた。

それは夢の中のような世界。そこでアネモネは戦い続けた。

そんななか、その世界の中から来た男・デューイはおかしなことを言う。

「お前たちが見ているエウレカセブンはエウレカセブンではない。偽りの神が創っては破棄した無数の不要な世界。いわばゴミの山だ」

そして、顕在化する怪物。

アネモネが願ったとき、ドミニクと愛機ジ・エンドが現実世界に現れる。

アネモネはスカブコーラルの怪物の中のエウレカを救い出すために、

ジ・エンドに乗り込むのだった。

というようなお話でした。


エウレカセブンの物語は、現実世界と地続きだった。

・・・だいぶありがちになってきてしまいましたが、こういう展開、好きです。

ハイレボリューション1は、ほとんどTVシリーズの映像を使っていて、

あれ? これ、お金かけずにただ、商売しようとしてない??

という出来でしたが、今作はなぜアネモネというキャラクターは、

アニメの中で狂ったように襲ってきていたのか、という理由を知れたようで、

納得。そもそも、たぶん2割くらいで、あとは新しい絵で動いていました。

アネモネはTVシリーズでは高校生の私にとっては謎めいたキャラクターでしたが、

今思えば、エウレカの対比として登場したキャラクターなんだな、と。

そして、今作ではレントンがそうであったように、父を亡くし、

父の守った世界に生きるという点でも似ています。

そして、痛々しかったアネモネの目の赤い線は消えて、人間、なんだなって

そんな感情豊かな主人公として登場してくれました。

最後の脱出するシーンは突然の謎展開でした^^笑

キャラクターが急にCGになってかなり戸惑いましたが、

うーーん、脱出を決めた時の表情は、CGじゃなくて、

やっぱり絵で描いてほしかったかな、と。

かなりCGは進んでいますが、アニメーターにしか描けない絵があるなって、

思いました。


エウレカセブン ハイエボリューションの3部作ですが、

2で、なんと現実世界に来てしまいました。

私の頭では理解が追い付かないこのシリーズの奥深さ。

3はどうなるのでしょうね。見逃せませんね。


考察は、こちらのサイトをご覧ください。↓

【ネタバレあり】『ANEMONE 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』解説と考察






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「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1」観ました。

なかまくらです。

結構前ですが、「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1」観ました。



テレビシリーズ50話は私が確か、高校生の時だったか。

それから10年の時を超えての映画化。

さて、どうなることやら、と思ってみたのでした。

あ、ちなみに、映画「ポケットの中が虹でいっぱい」も観ているということで、

完全に追っかけですね。その時の記事はこちら↓
劇場版 交響詩篇エウレカセブン 観ました


さて。

あらすじは難しい。

レントンは、世界を救った英雄アドロック・サーストンの息子。

養子としてビームス夫妻の元で暮らしていた。

そのとき、エウレカが現れて、レントンは家出をする。

ホランドとの出会い、ファシリティガードでの日々。

レントンはその果てに、自分の見つけた大切なもののために、

ビームス夫妻と戦うことになる。

そんな話だった(はず)。


テレビシリーズを50話観てからみたら、多分印象が全く違ったはずです。

時系列をバラバラに、ビームス夫妻との出会いと別れを軸に

総集編のように50話を一気にやっちゃった感じで、

ちょっと何やってるかわからないまま終わってしまいました。

ただ、最初のサマーオブラブのシーン。

これだけは完全新作。アドロックがいかに世界を救ったか、を描いたシーンで、

これを見るだけでも、まあ、観た甲斐はあったなぁ、と思いつつ、

ハイエボリューション1、ということは、

ハイエボリューション2があるんだろうなぁ、どうしようかなぁ、という出来でした。

おわり。






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