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なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

2023年の創作総決算

なかまくらです。

2023年も終わろうとしています。

今年度は、忙しいながらも、わりと創作にも取り組めた年であったように思います。

平日にも帰ってから、30分とか、短い時間を当てて少しずつ書いてみたこともありましたが、

途中で精神状態が変化すると、前日までのお話の続きが同じキャラクターで書けなくなると

いう現象が発生し、登場人物の性格がブレブレになる現象が発生しました。

結局、いまのところ未完成。13000字あたりでボツになっていたものを、

新しいアイディアを加えて、一から書き直していたのですが、13000字くらいで

再び筆が止まっています。プロットは何となくできていて、

結末もこれかな、と見えているのですが、続きを書こうと思えないんですよね。

会話が出てこないのです。漫画家やプロの作家さんはすごいな、と改めて思うのでした。

さて、そんな2023年に書きあがった作品は次の通り。

【小説】やばれんこん
新年1作目。観念的な蓮根と人類の戦いを描いた変なお話でした。

【小説】ステゴサウルス・バイバイ
タイトルとは裏腹に、和風な作品に挑戦した意欲作でした。橋を架けるお話。

【小説】あの日のこと
オフ会で出会った人とあるきっかけで再開することになったお話。

【小説】知覧卦度
和風2作目。珍しい年でした。天狗との共存を図るお話。

【戯曲】アイディアの王国
物語が人に影響を与えることについて考えた作品。このタイトルで書き始めた作品はたくさんあって、ようやく書き上げた小説。それを戯曲化するときに、もう少し膨らめました。

【小説】先生
学校の先生は、卒業していく子ども達と違って、あまり変わらない。だから、取り残されていく気持ちがあるんだな、という感想を小説にしてみた作品でした。



・・・というわけで、今年は6作品でした。もっと書いていたんだけどな、と思いますが、

まあ、完成したのは6作品だったというわけです。

いずれも、それぞれの良さのある素敵な作品に仕上がったかな、と思います。

来年も頑張って書きたいですね。





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待つ。

なかまくらです。

新作の戯曲をちまちまと書いています。

全然、時間が取れないながらも、少しずつ書き進めて、5000字(20分)くらい。

45分くらいの劇になるかなーと思っていて、ちょうど折り返し地点。

「待つ」という行動に興味があって、そういうお芝居になったらいいなと思って、

書いています。


書いていて思うのは、得意の展開がどうしてもあって、インプットの不足を感じています。

別の物語の展開方法を習得する必要があるなぁと思うばかりです。

色々見ないとだめですね。


この物語、少しずつ書いていても、飽きずに今のところかけているので、このまま、

エンディングまで行けたらいいなぁと思っています。

私にとって、途中で飽きるというのは、

①展開が読めてしまって、書きあがる前に頭の中で物語が完結してしまう。

②結末がどうしても、バッドエンドしか見えない、あるいは、どこに向かっているのか迷子になる。


というのがよくあるパターンですが、

今のところ、なんとなく目標とする方向が定まっているので、

登場人物たちがせっせと会話して、物語を先へ先へと進めてくれています。

まとまった時間が欲しいなぁ、と思いつつ、風邪っぽいので、今日は早めの就寝です。





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ハッピーエンドに変えようか

なかまくらです。

夏休みも後半戦に入り、あまり時間はなさそうではあるのですが、

戯曲ブームが来ています。

新しいのを書くのもよいのですが、大学の学部を卒業してから書いた戯曲が、

あんまりハッピーエンドじゃない作品が多いのですよ。


物語としては、そのときどきの私自身を映し出していると思うし、

好きなんですけど、最後、手放しでハッピーに終われない話ばかりに。

そんな、ひどいバッドエンドではないけれど、・・・という感じ。


読み返せば面白いし、当時はそれでもいいと思いましたが、

実は、この夏に、

「はりこの虎の穴」という戯曲投稿サイトに投稿してあった作品を、

愛知県と滋賀県の高校の演劇部が上演してくれました。


それで、思ったのは、「なぜ、そのお芝居を選んで上演してくれたのか」

ということ。


とはいえ、思ったことを、簡単に一言で言えないから、物語なんてものを書いて、

1万文字も2万文字も書いて、その想いの輪郭を描写することで、

それを間接的に表そうとするわけです。

けれども、伝えたいことは何か? そのお芝居を通して何を学んでいくのか?

・・・職業病ですね。


演劇は、効率の悪い表現方法だと思います。

1つの舞台を、作り上げるのに何か月もかけて、練習して作り上げて、

1回~3回くらい上演したらお別れです。

ましてや高校生は、その短い部活生活の期間を費やすのですから、

もし、上演してくれるなら、楽しくてハッピーで、だけど、

考えれば考えるほど、想いに溢れた・・・

そんなお芝居を渡せたらいいな、と。





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改訂

何度も直しているけれど、おそらくこれで最終版です。
物語についての物語。戯曲でお送りします。


2023.8.8 アイディアの王国 (60分; 男5 女1)

意識の研究が進んだ時代に、そのサイエンスフィクションのような解決策は生まれた。
物語の生まれにくくなった時代に、少年は作家の集う館ではたらくことになる。
ヒトと物語との関係性を描いたSF風ファンタジーです。





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結末をもう一度

なかまくらです。

夏休みですが、なかなか始まっていません。

コロナ陽性からスタートして、積もり積もった仕事を先週から片づけていて、

先週末は、科学部の県大会で、夏期講習が今週末まであって、

今週末は、吹奏楽部の地区大会です。勝ち上がれば、吹奏楽部の県大会がお盆にあって、

それが終われば、ようやく夏休み・・・?


今年の夏は戯曲を1本書こう、と画策しているのですが、

ずいぶんと遠いところにあるようです。


【戯曲】アイディアの王国

先月、書いたお話の終わり方がだんだん気になり始めて、

もう一度、書き直そうかな、と考えています。

ここしばらく、都合の良いハッピーエンドを書いていないことに気付きました。

せっかく1時間もお芝居を見るなら、ハッピーエンドがいいじゃない。

もう一度見直してみようかな、と思っているのでした。

おわり。





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