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なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

命を吹き込む

なかまくらです。

上演してもらいました、私の戯曲。

「吟遊詩人に会えるまで。」

3度目の上演。

1度目は、大学祭で自分たちで上演。

2度目は、どこかの小劇場で上演してくれました。男女逆でやったみたいですよ。

3度目は、・・・ボイスドラマとして配信されました!

Voicyというラジオが聞けるインターネットサービスがありまして、

そちらで上演してもらいました。

こちら↓



実は、この方、大学の演劇団の後輩なんです。

東京で頑張っているそうです。

会社員をやりながら、声優を目指していると言うことで、

二足のわらじをやりくりしているそうです。すごいなぁ。

久し振りに上演してもらえて、あー、いいなぁ、と思いました。

命が吹き込まれる感覚。温かい気持ちになりますね。

感謝です。


この物語、人気なんですね。

ストレートに想いをぶつけている素直な物語なのです。

そういう素直な飾らない想いが、人を惹きつけるのかな。





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創作している歳月が、人生の半分を越えました ~その助けになるのは~

なかまくらです。

12日付けで、29才になりました。

あっという間に誕生日は過ぎてしまいました(笑

誕生日に間に合わせようと、戯曲を書いておりました。

2015年12月以来の(完成しそうな)作品。

概ね完成して、ちょっと読んでもらったりとかして、

どうやら、ラストシーンにつなげるためには、もうちょっとシーンを追加して、

二人の関係性を深めておいた方が良さそうだ、とか、そういうアドバイスをもらって、

あとは、一度印刷したもので、言葉選びをもう一度全部見直して、修正して・・・

とやれば完成かなぁ。

なんだか昔は戯曲を書くのが、すごく簡単だったのに、

だんだんと書くのが難しくなってきました(苦笑

戯曲のほうではなく、もちろん私のほうの変化でしょうね。

いろいろなことを難しく考えてしまうし、

ついつい大きなテーマと壮大なストーリーに挑戦したくなる。

そうすると、大きなテーマはそれだけ、答えが出なくて、

物語の中で主人公達が迷走してしまう。すると、その世界は取り壊しと言うことになる。

いま書きかけの物語を見ても、「平等とは?」「貿易の自由とは?」なんて、考えている。

今回書いた「自由」と「責任」をテーマにした戯曲も、実はじゃあ、それが描ききれたか、

と言われると、答えはノーです。

ある兄弟の物語なのですが、物語としては、ふたりを描ききり、

登場人物達は完走しましたが、私のテーマに対する回答はでないまま。

また、いずれ形を変えて、「自由」「責任」について描いてみたいなぁと思っています。


さて、だいぶ脱線しましたが、

記事のタイトルの話。

私が見様見真似で物語を書き始めたのが15才のとき。

高校生になり、かなり消極的な部活勧誘を行っていた文芸部に足を踏み入れたことが

きっかけでした。入部してみたら、

「じゃ、文化祭あるから、何か作品、出してね」

と、まるで国語の宿題のように最初は書いたのでした^^;

ところが、いつの間にか、書くことが楽しくなって、

高校3年生の頃には、ただ自分が楽しいだけじゃダメなんだ! と思うようになって・・・

いろいろと書き方や物語の構成を勉強したり、研究したりして・・・

大学ではT原なる人物に誘われるままに演劇を始め、

1年の2月頃には、「俺たちどうやら新入生歓迎を取り持たねばならないらしい・・・」

と、同輩の(実はこのときまだあまり面識はなかった)M部なる人物に誘われるがままに、

活動し、K藤さんなる先輩に戯曲を書くチャンスをもらって、

そして、創作が続いてきたのでした。

その裏では、「超短編小説会」なる小説サイトがありまして、

高坂さんという方が運営されていたサイトで、(今はけにおさん、爪楊枝さん、私で運営)

そこで、ときどき物語を書いては感想をもらったり、感想を書いたりしていました。

このどれかひとつでもなかったら・・・

きっと、今の私が物語を書いていることはなかったんじゃないかなぁ。なんて。


いま、超短編小説会には新しい波が来ています。

twitterで宣伝したところ、新しいユーザーが日々増え続けているんですね。

これは諸刃の剣なんですね。

ユーザー数が多くなるということは、同時にいろんな考え方の人を受け入れるということ。

今までのような、作品をサイトのユーザーが互いに読みあって、

感想をつけたりしながら、のんびりと創作していく空間をどうやって維持していくか。

また、今いる新しい10代の物書きさん達が、書き続けていく空間をどう作り出していくか。

私があのころやってもらったことを、今度は私がやっていかないといけない・・・。

そんな風に思う、29才の夏でした。





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創作総括2016

なかまくらです。

まあ、今更なんですが、一応ね。


日付作品名
1/2厚木熱杉の失敗談
1/24金のごみ
2/23小悪魔
6/6ことバンク
7/2死体
8/6マスターがやってきた
10/4秋色ビスケット
11/25マッシュルームは流れない
12/31天の尖り
 

 















えー・・・2016年はまあ、公私ともにぐちゃぐちゃになってしまいまして、

わずか9作品に終わってしまいました。

しかも、全体的に作風が暗かったです(苦笑

けれども、その中で、なんだか味わい深い作品が出来たなあというのもまた事実。

「秋色ビスケット」とか、「天の尖り」はなかなかのお気に入りです。

戯曲は実は書いていたんですが、まあ、お約束というやつで、

だいぶ書いたところで、続きが書けなくなって止まっております。

2017年内に書きあがったらいいなぁ・・・。

2017年はもうちょっとたくさん書きたいですね。

なかまくらには大きな野望があるのです。

生涯をかけて、1000の物語を生み出すことです。

なんでもいいわけじゃなくて、ちゃんと書きあがったものを1000。

2016年・・・223作まできました。

2017年も書きますよ。

とまあ、そんなところでした。

今年もよろしくお願いします。





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じっと構えて待つ

なかまくらです。

今日は、副顧問の先生に部活はお願いして、お休みに。

朝はのんびり寝まして、体調もなんとなく万全ではないので、昼寝。

夕方にもそもそっと、起きだして、PCの前に座る。

待機・・・。

待ってるんですねぇ・・・。

なにって? 物語が降ってくるのを待っていました。

じっと、左右を見渡して、見逃さないように注意深く。

ああ、書きたいなぁ、という気持ちと、書けるなぁ、という気持ちが

どちらもある時にしか書けないんですよね。

書きたいなぁ、という気持ちだけが逸(はや)っているときは、

本当にもどかしい。

空高く吹く風をただ眺める地上の鳥のように。

無駄だけど、無駄じゃない。静かな週末でした。





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物語は苦しみの周りで生まれる。

ちゃんすだなぁ、と思うのです。

物語のことを考えています。

ストーリー・・・これをなんとかしなくちゃ。

本当に簡単なものでいい。

6行くらいでよさそうなもの。

とちゅうで何があるか・・・

裏切り、あるいは、挫折、後悔、革命

転機を含めて、6行くらいかければいいね。

今日の天気は、曇りです。





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