なかまくらです。
今日は、仕事の話です。
この5年くらいは、ずっと、作問に取り組んできておりまして、
最初は物理基礎の問題から作り始めて、
そのためにいろいろと本を読んだり、動画を見たり、体験したり、
外を眺めたり、とかですね。
そうやって、身近な自然現象を、物理の問題のモデルにできないか、と
あれこれ、探して始めたのでした。目標は、定性的な議論じゃなくて、
定量的なものとして扱うことでした。
それから、現在の高校に転勤してきてからは、
最初の1年は、業務内容が変わりすぎて、あまり手を付けられなかったのですが、
2年目から、本格的に、と言いますか、これまで、目をつむって、
取り組んでこなかった、物理の範囲の問題についても作問を始めました。
大学の入試問題を参考に、作っていって、
とりあえず、いくつかまだまだ、という完成度の単元もありますが、
おおむね、一通り、原子物理を除いた全分野で完成させたのでした。
最初は、一問作問するのに、2週間くらい、かつ、30時間とかかかっていたわけですが、
だんだん、発想の仕方が分かってきたのか、最近では、1週間で、10時間くらい考えれば、
作れる場合が増えてきました。
ここからは、定期テストの時に、1問ずつ考えていって、
少しずつ、大学の入試問題を扱っている回の問題を、
アレンジしたり、別の問題に切り替えていきたいな、と思っています。
とりあえず、次の授業でやる問題ができていない!!
と、切羽詰まり続けるゾーンから抜け出せそうなのは、大きいな、と
思いますね。
いま、構想している問題を少しずつ作っていきたいのと、
それから、授業の講義する部分もグレードアップしていきたいところです。
おわり。