1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」観ました。

なかまくらです。

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」観ました。




今更ですが、感想を書いておこうと思います。

ネタバレも良いよね?

もはや若干うろ覚えになっていますが笑


コロナ禍で、観に行くかも迷ったのですが、

まあ、行くしかないベ? と思い、観てきました。


「Wille(ヴィレ)」の行動によって、サードインパクトは不完全な状態で停止した。

しかし、ほとんどの領域は、人の住めない状態になってしまっていた。

冒頭のシーンでは、その状態からの復旧技術があることが示される。

妨害する使徒もどき。それを退けて、復旧させ、物資を回収するWille。

一方、シンジは、カヲルを失ったショックから、何もする気のない廃人のようになっていた。

そんな彼らが行き着いたのは、第三村であった。

そこは、人が住めるように復旧された場所であった。

そこで生活するかつてのクラスメイト・・・トウジ、ケンスケ、ヒカリ達。

父親となっていたトウジや村を支えるケンスケはシンジにいろんなアプローチをしてくれる。

そして、アスカやレイ(のコピー)の支え。

彼らの優しさに触れ、シンジは、エヴァに再び乗ることを決意する。

そして、父との決着へ向かう。

父はヒトではなくなっていた。

父との対話がようやく実現し、シンジは両親によって、

現実世界へと返されていく。


彼らは、ようやくエヴァの呪縛から解放されるのだった。



・・・というわけで、ついにエヴァンゲリオンが完結しました。

どうせ、今回も終わらないんでしょ?

という思いもあったのですが、いろいろなことに決着をつけてくれる映画となっていました。

エヴァの呪いによって、大人になれないエヴァパイロットのアスカ、シンジたちは、

まるで私たちのようでした。

ちなみに、第三村のモデルは、天竜市二俣のあたりがモデルらしいです。


そして、碇ゲンドウの立場からの独白も入りました。

このあたりはTVシリーズぽく、TVアニメでやりたかったことがようやくできたのでは?

と思いました。

 序、破、Qの一挙放送の後、TVシリーズを見直したのですが、

TVの焼き直しだと思っていた「序」「破」でありましたが、

TVシリーズとは別物だなぁと思うに至りました。

そう思って劇場版を観てみると、

一つ一つの行動の機微を追いかけていて、ロボットアニメという印象はなかったのですが、

劇場版では、少し客観的な作品になっていたように思います。

それが、ゲンドウの独白へとつながったのではないかと思います。


そんなわけで、

満足のいく完結作でした。

最後まで作り上げてくれたスタッフに感謝を、伝えたい作品でした。

おわり。







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「記憶にございません!」観ました。

なかまくらです。

「記憶にございません!」を観ました。



支持率が2.3%という内閣の総理大臣は、石を投げられて記憶喪失に。

秘書官たちはそれを利用して自分の思い通りにしようと初めは思うのだが、

記憶をなくして、真っ正直な人間に生まれ変わった総理の姿に、

秘書官も、アメリカの大統領も、スキャンダルを狙う記者も、

真摯な思いを取り戻していく。

記憶を失う前にしでかしたことを一つずつ清算し、

いざこれから! というところで映画は終わります。


コメディ映画ですが、一人の男とそれを取り巻く周囲を丁寧に描いた感じの映画でした。

コントとかじゃなくて、演劇っぽい感じ。

楽しめました。三谷幸喜、迷走は少し抜けたのかも?

ギャラクシー街道といい、清須会議といい、微妙だったので。

ただ、テレビでいいかなぁ、という感じもするので、

ザ・マジックアワーとか、ステキな金縛りの頃が好きだったなぁという私は、

そういう作品をまた待ってみることにします。





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「前田建設ファンタジー営業部」観ました。

なかまくらです。

「前田建設ファンタジー営業部」観ました。

ヨーロッパ企画の上田誠さんが脚本を書いているということで、

え、じゃあ、たぶん面白いじゃん、ということで観ました。




大手ゼネコンの前田建設の広報の企画として、

アニメの世界の建設物の見積もりを立ててしまおう、というお話。

その建設物とは、マジンガーZの格納庫

アニメの中の映像では、建設物の構造はわりとぶれていて、

はっきりとしたものを定めるのが難しいというのに、

そもそも、召集されたメンバーは全然乗り気でなくて、

部長だけがノリノリという状態。

しかも、それを残業でやれというから、非難はごうごう。


ところが、それぞれのきっかけで情熱の炎が宿り、

やがて、チームはひとつになっていく。

そして、その情熱は、関連会社も巻き込んで、

きっちりと見積もりを仕上げることに成功するのだった。

広報の一環として始めたホームページの特設サイトも、

アクセスが急上昇。

プロジェクトは成功するのだった。


というお話でした。

雰囲気としては、「ウォーターボーイズ」みたいな感じでした。

最初はみんな乗り気じゃないのだけれど、

気が付いたらみんな燃えてる。

王道展開なのですが、こういうの大好きです。


また、主要キャストが良いです。はまり役でした。







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「ワイルド・スピード SKY MISSION」見ました。

なかまくらです。

「ワイルド・スピード SKY MISSION」見ました。



ワイルド・スピードのシリーズですが、かなり息の長い作品になりつつあります。

TVでやっていたのをつまんで見ている状況なので、現在の視聴状況はこんな感じ。
ワイルドスピード1 → 見た。
ワイルドスピード2 → 見た。
ワイルドスピード東京ドリフト → 見た。
ワイルドスピードMAX → 見てない。
ワイルドスピードMEGA MAX → 見てない。
ワイルドスピードEURO MISSION → 見てない。
ワイルドスピードSKY MISSION → 今回見た。
ワイルドスピードICE BREAK → 見てない。
ワイルドスピードスーパーコンボ → 見てない(最近公開)。

ということで、4作目の視聴でした。

ワイルド・スピードですが、すごいカーアクションの映画なんです。

かっこいい車がバンバン出てきて、そのエンジンが唸りをあげる。

いろいろと悪いこともやるし、世界を救ったりもする車好きのチームの話なのです。

この、1作目からダブル主人公の一人だったブライアン(ポール・ウォーカー)が、

撮影中の自動車事故で亡くなったそうです。

いや、スタントじゃなかったの!?

と驚愕しつつも、

実は、ポール・ウォーカーがどの俳優かは、知らないまま先に映画は見ました。

そうしたら、主役も主役。どーすんのよ、という人。

確かに、なんか今作で引退なのかな? という感じの終わり方でしたし、

しかも、そのシーンは弟が代役で演じていたそうです。なんと!?


さて、SKY MISSIONですが、車が空を飛ぶわけないだろー!?

というわけで空から降下したり、ビルの間を飛んだりする話。

しかも、実際に飛行機からパラシュートを付けて車を落としているというから驚きです。


ゴッドアイという、世界中の監視カメラをハッキングして、個人を探し出すことのできる

システムをテロリストから奪還するように依頼されたドミニクたちは、

奇襲を仕掛けるために、空からの降下作戦を決行。拉致されていたプログラマを取り戻す。

さらに、石油の国の王子様のビルの最上階から、ゴッドアイのシステムを奪還する。

元MI6のデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)が彼らを執拗に追ってくる。

ゴッドアイのシステムを奪われてしまったドミニク達。それを止める力を持つプログラマを

抹殺しにかかるデッカード。

最後の対決は、走りなれた地元のストリートで勝負となる。


という話でした。

ど派手! でも、ちょっと長い!

ポール・ウォーカーは、警察官なのに、走り屋の不良を助けてみたり、

その妹と結婚しちゃったり、これが最後の走りだ、とかいって、

必ず帰ってくる・・・とかいったりして、ついに帰ってこなくなってしまった感があって、

これが最後だと思うとすごく悲しい気持ちになりました。

ジェイソンステイサムは、強すぎですね。あんた、今回、敵なんだからさ、

トランスポーターみたいに頑張んなくていいんじゃない?笑

とみていましたが、格闘だとめっぽう強いけど、カーアクションだと負けちゃうところの

バランスがまた良しだとおもうのですよね。

すごい予算掛かった映画だったなぁ・・・十分に楽しめました。

おわり。





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「28 1/2 妄想の巨人」見ました(DVD)

なかまくらです。

「28 1/2 妄想の巨人」見ました。



押井守監督の「鉄人28号」の舞台を見たので、

その制作ドキュメンタリー的な映画(?)です。

芝居の稽古風景をスチールカメラマン小林を通して見させてもらうという映像作品?

として淡々と進んでいくのですが、

終盤、小林は舞台上に正太郎少年を見たような気がする。

そして、「正太郎少年」を見たといった押井守も稽古に姿を見せなくなる。

そして、公開ゲネが終わり、

押井守とゆかりのある業界の著名人たちが見て、

酷評をしていく。

「いったことが現実になる時間がある」

小林は、舞台の下に車を見つけ、それに乗り込んで街へと繰り出す。

するとそこに鉄人がいて、それを飛ばすのだった。

という最後だけファンタジーという映像でした。


押井守の自虐的な作品でした(笑

最後、押井守が失踪するのは、金田正太郎少年が失踪するのに重ねているのでしょうね。

ただ、正義とは何かとか、そんな難しいことは考えてないんじゃないかってくらい

の感じの映像でした。

カメラマン小林の表舞台に立ちたい願望も満たされて、物語としては決着がつきまして。

まあ、単純に制作ドキュメンタリーとして楽しめました。

おわり。





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