なかまくらです。
少し前ですが、「ANEMONE」観ました。
「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」の2作目です。
このアニメは、2005年・・・まだ私が高校生だったころにTVシリーズ50話が
放送されて、当時熱心に観ていました。
ちなみに、最終回だけ、放送時間が違って当時見逃して、
後からDVDで観たのもいい思い出です。
その後、シリーズ展開されましたが、エウレカセブンAOは放送されておらず、
劇場版だけ見てきたのでした。その時の記事はこちら↓
「劇場版 交響詩篇エウレカセブン」観ました。
「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1」観ました。さて。ハイエボリューション1は、はっきりいって意味不明。
ハイエボリューション2にあたる今作「ANEMONE」を観に行くかは、
悩みに悩み、上映終了直前にギリギリで、思い立って観に行くことにしたのでした。
ちなみに、この選択は正解でした。
あらすじ。
アネモネの父は、世界を救うために戦い、死んだ。
世界は、人類の7番目の敵――エウレカ=セブンと戦っていた。
エウレカ=セブンへの有効な攻撃は、ダイブシステム。
エウレカセブンの中(?)の精神世界で、
敵を倒すこと。しかし、一歩間違えれば帰ってこれない。
アネモネの父が残したドミニクというユーザーインターフェースが、
その世界では顕在化し、アネモネを助けてくれる。
そして、青い髪のエウレカという少女。彼女はいつもレントンを探していた。
アネモネはエウレカの乗るニルヴァーシュとコーラリアンと呼ばれるスカブコーラルの化け物を攻撃し、
人類の居住地が徐々に取り戻されて行っていた。
それは夢の中のような世界。そこでアネモネは戦い続けた。
そんななか、その世界の中から来た男・デューイはおかしなことを言う。
「お前たちが見ているエウレカセブンはエウレカセブンではない。偽りの神が創っては破棄した無数の不要な世界。いわばゴミの山だ」
そして、顕在化する怪物。
アネモネが願ったとき、ドミニクと愛機ジ・エンドが現実世界に現れる。
アネモネはスカブコーラルの怪物の中のエウレカを救い出すために、
ジ・エンドに乗り込むのだった。
というようなお話でした。
エウレカセブンの物語は、現実世界と地続きだった。
・・・だいぶありがちになってきてしまいましたが、こういう展開、好きです。
ハイレボリューション1は、ほとんどTVシリーズの映像を使っていて、
あれ? これ、お金かけずにただ、商売しようとしてない??
という出来でしたが、今作はなぜアネモネというキャラクターは、
アニメの中で狂ったように襲ってきていたのか、という理由を知れたようで、
納得。そもそも、たぶん2割くらいで、あとは新しい絵で動いていました。
アネモネはTVシリーズでは高校生の私にとっては謎めいたキャラクターでしたが、
今思えば、エウレカの対比として登場したキャラクターなんだな、と。
そして、今作ではレントンがそうであったように、父を亡くし、
父の守った世界に生きるという点でも似ています。
そして、痛々しかったアネモネの目の赤い線は消えて、人間、なんだなって
そんな感情豊かな主人公として登場してくれました。
最後の脱出するシーンは突然の謎展開でした^^笑
キャラクターが急にCGになってかなり戸惑いましたが、
うーーん、脱出を決めた時の表情は、CGじゃなくて、
やっぱり絵で描いてほしかったかな、と。
かなりCGは進んでいますが、アニメーターにしか描けない絵があるなって、
思いました。
エウレカセブン ハイエボリューションの3部作ですが、
2で、なんと現実世界に来てしまいました。
私の頭では理解が追い付かないこのシリーズの奥深さ。
3はどうなるのでしょうね。見逃せませんね。
考察は、こちらのサイトをご覧ください。↓
【ネタバレあり】『ANEMONE 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』解説と考察