1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

ここだけの話 観ました。

なかまくらです。

広島大学演劇団 劇団どんぐり ここだけの話

作・高橋いさお
演出・藤田徹

を観てきました。ちょっと最近ばたばたしていまして、感想書こうか迷ったんですけど、まあ、こういうのは、広大の(あるいは広島の)演劇ってどうなの? 盛んなの? とか思っている人が簡単に情報を得られるのは、インターネット。そこに、ああ、感想とかあるんだ。盛り上がってんだね、なんて思ってもらうには、やっぱり、こういうのを後に残していかないと、と思うんですよ。まあ、あと半年もすれば広島からいなくなる僕ですけどね・・。

さて。

タイトルを聞いたことがあるな、と思ったら、ちぃむ作造さんが、山小屋シアターで昔やってたんですか、なるほど。

音楽鑑賞質にて、1時間くらいのお芝居でした。

さて。

あらすじ

あるホテルの一室。男は離婚届を持ってやってくるはずの妻を待っている。

ところがそこに結婚式直前に逃げ出してきた花嫁が飛び込んでくる。

欠点ばかりが目立つ花婿との結婚生活を不安に思う花嫁は、男に問う。

「結婚、して後悔してないですか?」

男は答える。「答えはやってみなければわからないと」

出会うはずのなかった男と花嫁のお話。





みたいな感じでした。

ふむ。テーマは結婚・・・。ちょっと縁遠すぎて共感は難しかった、、かな。

大人なお話で、違う意味でどう受け取ったらいいのか、難しかった(笑)。

年齢はもう大人なのにね!TωT まだまだおこちゃまなので・・・。

ただ、幸せになりたいなぁ、とふと、思いました。


空間はいい意味であんまり動き回らなかったから、ホテルの一室に見えたかな。

照明もそれっぽさがクリップライトだったこともあって、出てた気がします。

音響は文句言っていいですか?笑  途中で、男の良い話が出てきた辺りで、M1が流れましたが、30分くらい何も流れたかったのに、あそこでM1を流すのはどうなんだ、ということ。まあ、流さなかったら、もう流すチャンスがなくなっちゃうのかもしれませんが、逆に集中力が途切れてしまった気がしました。MEじゃなくて、SEをもういくつかはさめてたら違ったかも、なんて、思いました。

それと、演出・・・というか、台本。「毎度。ありがとうございます」というホテルのボーイの台詞がありましたが、ホテルのボーイって、毎度。なんていうのかね? なんか旅館的な気がするんですが・・・。それが気になりました。

それから、

毛利さん、ちょっとフクヨカニなられて(笑)。・・・。(←超失礼)
叫ぶと声が高くてちょっとキンキンするので、そこが気になりましたが、表情豊かで、声が安定して出てるのは流石。ドレスはちょっとドキドキ。

森岡くん、横顔の鼻の高さがやばい。鼻高い。ピノキオをやるとよい。
声がなんとなく一点張りで辛い。演技は笑うところ以外は良かったのでは・・・いや。なんか最初めっちゃ堅かった気がします。後半なんかどんどん良くなって、お酒が入って饒舌になるところなんて、ホントにお酒はいってんじゃね??笑 ってくらいに良かったです。ちょっと暗いところがある男性、似合ってました。若いけどね^^;

藤井くん、笑顔が破壊的。
シュールな絵をつくるボーイの藤井くん。藤井くんの笑顔は、演劇的な純粋さ・・・つまりホントは純粋じゃないんだぜBaby!ってのが透けて見えるから笑えるんだな、きっと。


さて。

アンケートにも書きましたが、展開が読めちゃうのがちょっと残念。
開始10分くらいで、花嫁が、マフィアの麻薬取引の話をしていましたが、そのあたりで、相手は、本当にマフィアか、離婚かなぁ、と2択くらいに絞られてしまっていました。だって、キャスト3人しかいないんだもの。

裏で、山田さんと、和泉くん(?)が声の出演をしていたので、だったら、出演を

出演

毛利友美 森岡康平 藤井亮 ほか

とかにしとけば良かったのに。そうしたら、後半の展開がもうちょっとドキドキできたかな。

なんて、いいつつ、おわり。

まあ、わりと面白かったです。





拍手[1回]

凹さんが「わが星」やりたい気持ちも分かるよな、これ、めっちゃ素敵だもの。






拍手[0回]

こ、これは・・・ついにくるというのか・・・

なかまくらです。

今週はおかしい・・・!

ななな、なんと、私のホームページ「からまったくのぷうる」が一週間で、



「演劇 台本置き場」で5件も検索されています。

ずっと、月に2~3件くらいだったのに・・・。

これは・・・

ざわ・・・       ざわ・・・
    ざわ・・・        ざわ・・・


   ざわ・・・       ざわ・・・




演劇ブームがくるのか・・・っ!!



kaiji01.jpg

















http://www.dfnt.net/t/photo/column/kaiji.shtml


夏ですね。





拍手[1回]

劇団皐月 dolls' Dream を、観てきました。

なかまくらです。

広島大学演劇団 劇団皐月 dolls' Dream を、観てきました。

表紙は誰の趣味だwww


場所は、演劇団初の福利会館。劇団夏草で、卒業講演の通しをやったときを思い出しました。

あの時は、「このシーン、眠いね!」とか、演出として、もはや・・・なことも言ったりして、切羽詰まってました^へ^

さて、今回のお芝居は、2本だてでした。一本ずついってみよう。




ひらひらさん

あらすじ

男は、引越をしていた。荷物を運び出していくと、最後に小さな箱がひとつ残った。その箱は何故か異常に重く、中身を観てみると、ところが古びた人形がひとつ出てきたきりであった。男はその人形をみて、昔付き合っていたひらひらさん、という彼女のことを思い出していた。

んー、ぼくの感じた感想。心の中に仕舞ってあることというのは、知らず知らず心を縛り付けているものだけれど、思い返して開けてみれば、そこに大したものがあるわけでもない。という感想を持ちました。合ってるのかは分かりませんね。ひらひらさんぽい手とか、出てきたけど、うーーん、なんかべつに。

というわけで、山田さん作・演出の「ひらひらさん」でした。なんと驚くことに、新入生の1年生の一人芝居でした。うわーお。

でも、器用に演じていましたよ。なんか素っぽい。そういう演技できるのって、いいなって思う。

お話は、ちょっと山田節が見えてきたかもしれない、という印象。中身を裏返して全部見せないような作りのお話なのは、好印象。でも、ある意味この狭い中で完成されていて、これ以上長いとたぶん辛い。2000字くらいの短篇小説を読んでる気分。それが表現したいことなら、今十分おもしろいので、この路線で頑張ってください。長くするなら、ちょっとこのままじゃ難しいだろうね。



人恋

あらすじ

人形は夜のステージで、人形使いと踊る。人形は、人形使いが好きだった。人形が昼間置かれている倉庫に女の子が遊びにくるようになる。人形と女の子は毎日のように一緒に遊んだ。そんなある日、人形は人形使いを見つめる女を見つける。見れば、人形使いもその女を優しそうな目で、見ているではないか。人形は、赤いドレスを着て、赤い血の流れる、人間になりたかった。そうすれば、人形使いに振り向いてもらえると・・・そう思って、女の子に、手をかける。


人形は、自分が好きで踊っていたんだろうなぁって、思いました。ぼくがこれを長編にするなら、そこを掘り下げる。

またもや、主演は新入生の子。ていうか、会場行ってみたら、知らない顔ばっかでビビった。3年くらいタイムスリップしたくらい知らん顔ばっかだった。どうも、大量に1年生が入ったみたいですね。いいことです。

頑張って台詞喋ってました。役にちょっと助けられたかな。まあ、でも、たくさん台詞ありましたから、よー頑張ってましたよ、ええ。でも、あんまししゃがむ役はやらんほうがいいね(笑)。ぱきっ、が気になるww
白井くんは操りの手の位置とか頭撫でる位置とかが低すぎて、全部人形役の子にかぶってて見えませんでした。ゲネで気づいてやってよ、押目さん(笑)。あと、なんか新しい紳士を模索したらいいと思う。動きが同じになってきた。
山田さんは、よくでてきますねー、最近。壁からにゅっと顔を出すのが不気味でした。あんまりキャラクター性の掴めない進行上にいたお地蔵さんみたいでちょっと残念。あの子誰なのかしら。

押目さん、作・演出「人恋」でした。うーん、ちょっと真面目過ぎると思いました。もう少し砕けたところがあればいいのにね。



みんな上手にやってました。まあまあでした。
ただ、ちょっと器用だね。貧乏に気をつけて。

ひらひらさんの方が好きでした。


おわり。





拍手[0回]

3theaters

なかまくらです。

広島大学演劇団 劇団くろ白「三本芝居~くだらない話をしよう~」を観てきました。

以下感想。

まず、初めに、なんとなくきいとを思い出しながら会場へ向かいました。うん。

それくらいの芝居が観れるのかな、となんとなく。



KNIGHTMARE

あらすじ

主人公は夢をみる。夢の中で騎士やウェイトレスやドラキュラやレーサーに出会う。主人公は、仕事を探して夢の中を漂い、そして・・・。

みたいな感じ。これはあんまし面白くなかった。キャラクターの紹介をして終わっちゃった感じ。暗転多すぎ。
ラスト直前、暗転した後に現実世界の日常があったら、おもしろくなったかも。山田さんのリアクションは頑張ってた。




さようなら、ぼく

あらすじ

公園でくだらない脚本を読む男と女。男は記憶喪失のホームレスで、女は男の彼女だった。女は男に男が書いたくだらない脚本を渡し、男はそれを読んだ。最後まで読んで、男はこれはぼくじゃないという。

ふむ。今回の3本の中では一番面白かった。伸哉くんのこういう演技結構好き。シュレーダーとかおとんとか。どこか悲しげな瞳。似たようなのを昔書いたな、と思い出した。女は男が、脚本を読んで、これはぼくじゃないというのをどこかで期待していた。男は、結婚する女に、その言葉を告げてやる。やさしく悲しい別れだ。良かった。



ドロドロチョコレート

あらすじ
バレンタインデー。学校一のモテ男。モテ郎さんにチョコレートを渡すべく女の子達はファンクラブの会長にチョコを託す。ところがファンクラブ会長はチョコを捨て去る! そこにライバルが登場し、捨て去ったチョコを見つけてしまった後輩ちゃんも現れて、まさにドロドロ。さらにそこにモテ矢くんも現れて・・・


おふざけがすごい。こういうノリは好きです。白井くんも和泉くんも格好良かった(笑)。まあ、楽しくみれました。




1月から延びに延びたくろ白でしたが、まあ、お疲れさまでした。

芝居、やるぞって言わなきゃ始まらないわけですし、それを言って、実際に本番にたどり着くのって、本当に大変です。

ぶーぶー言うだけなら簡単です。それを2回も成し遂げた伸哉くんにとりあえず、拍手。ぱちぱち。

おわり。





拍手[0回]

カレンダー

05 2025/06 07
S M T W T F S
2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

アーカイブ

フリーエリア

ブクログ



ブログ内検索

コメント

[11/24 なかまくら]
[11/18 きょうとのせんぱい]
[04/07 なかまくら]