なかまくらです。
広島大学演劇団 劇団どんぐり ここだけの話
作・高橋いさお
演出・藤田徹
を観てきました。ちょっと最近ばたばたしていまして、感想書こうか迷ったんですけど、まあ、こういうのは、広大の(あるいは広島の)演劇ってどうなの? 盛んなの? とか思っている人が簡単に情報を得られるのは、インターネット。そこに、ああ、感想とかあるんだ。盛り上がってんだね、なんて思ってもらうには、やっぱり、こういうのを後に残していかないと、と思うんですよ。まあ、あと半年もすれば広島からいなくなる僕ですけどね・・。
さて。
タイトルを聞いたことがあるな、と思ったら、ちぃむ作造さんが、山小屋シアターで昔やってたんですか、なるほど。
音楽鑑賞質にて、1時間くらいのお芝居でした。
さて。
あらすじ
あるホテルの一室。男は離婚届を持ってやってくるはずの妻を待っている。
ところがそこに結婚式直前に逃げ出してきた花嫁が飛び込んでくる。
欠点ばかりが目立つ花婿との結婚生活を不安に思う花嫁は、男に問う。
「結婚、して後悔してないですか?」
男は答える。「答えはやってみなければわからないと」
出会うはずのなかった男と花嫁のお話。
みたいな感じでした。
ふむ。テーマは結婚・・・。ちょっと縁遠すぎて共感は難しかった、、かな。
大人なお話で、違う意味でどう受け取ったらいいのか、難しかった(笑)。
年齢はもう大人なのにね!TωT まだまだおこちゃまなので・・・。
ただ、幸せになりたいなぁ、とふと、思いました。
空間はいい意味であんまり動き回らなかったから、ホテルの一室に見えたかな。
照明もそれっぽさがクリップライトだったこともあって、出てた気がします。
音響は文句言っていいですか?笑 途中で、男の良い話が出てきた辺りで、M1が流れましたが、30分くらい何も流れたかったのに、あそこでM1を流すのはどうなんだ、ということ。まあ、流さなかったら、もう流すチャンスがなくなっちゃうのかもしれませんが、逆に集中力が途切れてしまった気がしました。MEじゃなくて、SEをもういくつかはさめてたら違ったかも、なんて、思いました。
それと、演出・・・というか、台本。「毎度。ありがとうございます」というホテルのボーイの台詞がありましたが、ホテルのボーイって、毎度。なんていうのかね? なんか旅館的な気がするんですが・・・。それが気になりました。
それから、
毛利さん、ちょっとフクヨカニなられて(笑)。・・・。(←超失礼)
叫ぶと声が高くてちょっとキンキンするので、そこが気になりましたが、表情豊かで、声が安定して出てるのは流石。ドレスはちょっとドキドキ。
森岡くん、横顔の鼻の高さがやばい。鼻高い。ピノキオをやるとよい。
声がなんとなく一点張りで辛い。演技は笑うところ以外は良かったのでは・・・いや。なんか最初めっちゃ堅かった気がします。後半なんかどんどん良くなって、お酒が入って饒舌になるところなんて、ホントにお酒はいってんじゃね??笑 ってくらいに良かったです。ちょっと暗いところがある男性、似合ってました。若いけどね^^;
藤井くん、笑顔が破壊的。
シュールな絵をつくるボーイの藤井くん。藤井くんの笑顔は、演劇的な純粋さ・・・つまりホントは純粋じゃないんだぜBaby!ってのが透けて見えるから笑えるんだな、きっと。
さて。
アンケートにも書きましたが、展開が読めちゃうのがちょっと残念。
開始10分くらいで、花嫁が、マフィアの麻薬取引の話をしていましたが、そのあたりで、相手は、本当にマフィアか、離婚かなぁ、と2択くらいに絞られてしまっていました。だって、キャスト3人しかいないんだもの。
裏で、山田さんと、和泉くん(?)が声の出演をしていたので、だったら、出演を
出演
毛利友美 森岡康平 藤井亮 ほか
とかにしとけば良かったのに。そうしたら、後半の展開がもうちょっとドキドキできたかな。
なんて、いいつつ、おわり。
まあ、わりと面白かったです。