1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

コンテンツ創作論

ちょっと今日は真面目な話。

SNSというやつに私も参加していますが、

あれは、インターネットを衰退させるシステムであると思う。

SNSというやつは、とにかく簡単に交流できるように作られていると思う。


mixiもイイネボタンが付きだしたころから怪しくなり始めた気がする。

とりあえず、イイネ、って押しておく。

twitterもとりあえず、リツイートする。お気に入りに登録する。

簡単だが、・・・悪く言えば、実に安易だ。

アクションするほうは、リアクションを求めて行動することが多いが、

簡単に呟けるそれを果たしてコンテンツと呼べるだろうか?

ひとつひとつの呟きをコンテンツとして、数千人が集まるような、

そんな大きなコンテンツになっている所謂「面白いつぶやきをするユーザー」が

沢山のユーザーから安易にフォローされている状態。


twitterは、何かを論じるにはどうしたって、文字数が足りず、適した媒体ではない。

どうだろう。ブログを書いたり、ホームページに記事をあげるというのは、

もう少し労力が必要で、ある程度の分量とある程度の考えがないとなかなか書けない。

(もちろんそうではないブログも多数あるわけだが・・・)

すると、ブログを書くほうが、ちょっとだけ、

ツイッターでつぶやくよりは投稿者に対するハードルが高い分、

コンテンツに対する信頼度が高いのではないかと思う。


ところが、ブログはここ最近明らかに減ってきているように感じる。
(少なくとも私の周りではそうだ)

それは、ブログやホームページというシステムが、投稿者のアクションだけでなく、

読者にとってもリアクションについても、ハードルが高いからであろう。

思い立って更新しても、なにも反応がないのでは、

コンテンツを生み出すものが減って行ってしまう。


今、個人が作り出してきていた、そういったインターネット上のコンテンツが、

減少しているのではないかと私は思う。


個人の発信するコンテンツは創造性を失ってきている。

粗製濫造がひたすら繰り返され、

区別のできない無数のコンテンツの中に埋もれて浮かび上がってくることができない。


現在はそんな状況ではないかと思うわけです。



***


なんで急にそんな話だったかと言いますと、


この前、広島で行われたお芝居の感想を、誰も、ブログに書かないみたいだからさ。

これも、コンテンツの一つだったんだなぁって、思いまして。

おわり。





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物語の装置としての象徴

なかまくらです。

私の最近の作品を振り返ってみると、

象徴に頼りすぎている感がありますね。

象徴で、一本の物語を何とかしようとしている。

ある行動を神に例えたり、ロボット、宇宙人などなどにたとえようとする。

やめにしないか? 少なくとも逆にしないか?

物語の一部として出さないならば、

それはワンアイディアから逃れようのない物語。

冒頭にそれを持ってきてしまった時点で、

それが最大の物語の大きさと定義されてしまう窮屈な物語。

逆にしないか?

物語の中に象徴として出てくるようにすれば、

その外側に物語の世界は広がっていくのだ。

そういう風に物語を構成して、

想像力でどこまでも広がっていく物語にするのもまたいい。

ただ、茫洋な物語はダメだ。

ちゃんと伝えることを塔のように突き立てて、

その外側は広がっていて、どこからでも目指せるような、

そんな物語がいい。





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パスワード

合言葉を考えている。





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咬み合せ

ガブリ!

ガブリガブリ!

咬み合せのことを考える。

ガブリ!

ガブリガブリ!

かみ合う私と誰か。

ガブリ!

ガブリガブリ!

ひとつの肉を引っ張り合う私と誰か。

ガブリ!

ガブリガブリ!

かみつきあうほど、仲が良い。

そんな、空想。物語が書きたいなぁ。







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締切・・・

なかまくらです。

静岡県の芸術祭の締め切りに間に合わなかったなかまくらです。

くそーぅ。


なかなか、期限内に書き上げるのって厳しいな・・・。

とにもかくにも、継続が力なんですねぇ。

幾等才能があったとしても、

書かなきゃあしょうがない。

幾等文句が言えたとしても、

書かなきゃあしょうがない。

書いてから文句言えっていうの。


続けていれば、何か起こるかもしれない。

物語を考え続けていなくちゃあ、面白い物語なんて生まれやしない。

書くときだけ考えていてもダメなんだ。

物書きである以上、ずっと物書きスイッチはONに入れっぱなしじゃないといけないんだ。

もう一度、見直してみようなー。





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