1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

ストップの標識は打ち切りのマーク

なかまくらです。

物語を書いているんですね。

ところが、続きを思いつかない。

ラストシーンの、最後の言葉はこれにしたいって、

それは決まっているんです。

ところが、そこに至る道の途中。

猫は木に上ったのに、そのうえでどうしたらいいかわからなくなってにっちもさっちも、

いかないのに、悠長に考えている時間はなくて、

時間が経てば経つほど、物語世界が霧散して、

木の枝で言うならば、ミシミシと透明になっていくのです。

うーーーん、毎回思うんですが、今書いているところまでは、

本当に面白いんですよね。

もうちょっと頑張ってみたいですね~~~~。





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ツイッターからの転載

なかまくらです。

ツイッターというのは、小説を書くには不向きなツールであると思います。

なぜなら、リアルタイムで観ない限り、結末から読まれてしまうからです。

だったら、逆に、結末から読んでしまうからこそ、面白い物語ができないものか?

そんなことを考えるわけです。

というわけで、一番最後の行が、結末なのですよ、この物語は。

倒置法とでもいえばいいのか・・・笑

まずは、普通に、文章を書いてひっくり返しただけのもの。

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「動物園のキス」


僕は約束通り、彼女の鼻先にキスをした。
「生麦生米、生卵」。流暢であった。
言えっこない。そう思った。
「生米生麦、生卵」
僕は、早口言葉を出した。
差し出されたシャキッとしたニンジンをシャクシャクと食べ、美味しそうににっこりと笑った。
潤んだ目がじっと僕を見つけていた。
たしかに、長く伸びる栗色のまつ毛は奇麗だったし、
僕の言うことを理解して、それに応答した。
彼女は、しゃべれるというのだ。
驚いた。
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次に、一工夫加えてみたもの。

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「動物園でのキス」
僕は約束通り、彼女の鼻先にキスをした。
「生麦生米、生卵」彼女は流暢に、そう言ったのだった。
言えっこない。そう思ったのに。
「生麦生米、生卵」
僕は条件として早口言葉を出した。
「・・・キスしてよ」彼女はもう一度そう言う。
僕が差し出したシャキッとしたニンジンをシャクシャクと食べ、満足そうににっこりと笑った。
だが、彼女の口はクサいことで有名だ。
たしかに、長く伸びる栗色のまつ毛は奇麗だった。
潤んだ目が僕を見ている。
「キスしてよ」彼女はそう言った。
僕の言ったことを理解して、それに応答したのだ。
彼女は喋れるというのだ。
僕は驚いた。
動物園でラクダを見る機会があった。

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前から読んでも後から読んでも、まあ、物語として最低限の所は守っている

と思うのです。なんらかのワクワクを残している。

でもまあ、そうして書けたものは一体何を目的としたものでしょうか(笑





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取材ではない知識集めをする羊飼い。

なかまくらです。

最近はもっぱら、インプットしているほうが楽しいようで、

いろいろな本を読んでみたりしながら過ごしています。

まずは、書きたいことはあるわけですが、

それをただただ書いても、攻略法が分かっていない障害物が多くって、

書きたいものが高尚になっているわけではないのだと思うのですが、

書きたいものにそれなりの裏付けがないと恥ずかしいって、

そんな風には思うようになってきているのかもしれません。

ともかく、今書きたいものの周りを読んだ本でなんとなーく囲んでいって、

だいたいの囲いが出来たら、中の羊たちを追いこんでいって、

一か所にぎゅぎゅっと、集めることができれば、

物語が始まるはずです。





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必要性としての物語

なかまくらです。

最近は物語を書かないでも大丈夫な生活が続いています。

というのも、別に時間がないなら書かなくてもいいかな?

という心持ちと言うこと。


物語を書くのは、今の自分には実現できないことを物語の主人公に実現させようとする行動

なのだと私は解釈しているのですが、

アンナ・フロイトの提唱した防衛機制は、退行、抑圧、反動形成、分離、打ち消し、投影、取り入れ(摂取)、自己への向き換え(自虐)、逆転、昇華の10種類をあげています。

これらのうちのどれが、私の防衛機制としての物語創作のモチベーションになっていたのでしょうか。


気がかりなのは、必要がないから書かないのか、

必要なときには書けないのか、が、自分にはよく分からないこと。

大丈夫だといいんだけど。





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おしくらまんじゅうの創作戦争

なかまくらです。

溜まっていたジャンプをボーっと読んでいましたら、

1. 主人公がいる。
2. 何か能力をふとしたきっかけで手にして、使う機会がある。
3. その能力というのは、歴史上の人物や御伽噺などに関係している。
   または超人系で、それぞれ固有の特性を持っている。
4. で、戦う。
5. で、どこかに所属する。

なんかこのパターンばっか。

ジャンプ編集部の方針なんでしょうか。

同じ感じの漫画を何本も新連載させて、当たるやつを探すって手法は。

ちょっと、能力バトルにはもう食傷気味よ・・・。

だから、一時は爆発的に面白かったONE PIECEも、最近そういう能力バトルの一種だし、

それ以外の部分の面白さはすっかり落ち込んでるから面白くないのかなぁ。


能力バトルは、しばらく書かなくていいや。

みんなも食傷気味だよね、きっとさ。





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