どうして、自分で作り出そうとしないんだろう。
私は物書きなんだってことをまるで忘れていたみたいに。
私みたいな、20代の中盤に差し掛かっている人間を応援する小説が、
書けたらいいなあ、と悩み事。
たとえば、それはどんな物語なんだろうか。
主人公である君は、どんな人間なんだろうか。
周りは君をどう見ているんだろうか。
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なかまくらです。
今年の総括。今年は、これだっ!! という作品が書けなかったなぁ、
という印象でした。時間もそうだけれども、それよりも、書きだしたけれど、
まとめきれないで放り投げている作品が多い一年でした。
今年書いた作品は、
【小説】
・
鯨島・
クロッテ・
黄金と白銀・
うす塩ゴリラ・
宇宙ティー探訪記・
におう街・
遭遇・
目的の鍵・
宝剣と人・
オードソックス【戯曲】
・
ロベルトボット・
練習作・道を尋ねる人・
練習作・焼きそばパン・
夜は明暗小説10戯曲4の14作ですね。
去年は4作しか書けなくて、これはまずいぞってなったわけですが、今年は習作が多すぎる・・・苦 まあ、でも、4本くらいは満足するものが書けたような?
ともかく書こうとして、書き上げて初めて力がつくと思いますので、めげずに、腐らずに頑張っていこうかな、と思います。来年もよろしくお願いします。
少し振り返ってみると、
「クロッテ」は、2013年の夏ごろに着想したお話で、
ようやく書き上げたという感じでした。でも、へんてこなファンタジーで、
人気は出ないかな・・・笑。
「夜は明暗」は、常闇の夜が来てしまったんじゃないかって話なのですが、
力不足で膨らませきれず、いつか手直しをしたいなぁと思う作品ですね。
今年はそんなところです。
[1回]
なかまくらです。
サークルでお芝居を書いていた時、
異端者になろうと常に過ごしていました。
ちょっとラノベっぽいものを書いてみたり、
よく分からない系の物語を書いてみたり、
よく分かる物語を書いてみたり、
何がしたかったかって言われると、
異端者になりたかった、としか言えないのです。
誰かと違うということは目を引くということです。
それでも、私は、ちょっと電波系で、ちょっとキャラクターがラノベっぽい
立ち上がり方をしてくる物語を書くのが一番楽しかったかな、あの頃は。
11月の初めに、大学では文化祭が行われますが、
土曜日は仕事だし、中旬には、広島に行く用事がありますし、
なにより、観てない身でどうこう言う資格もないのでしょうが、
あっ、これはっ! と、なりそうな気があまりしないのですよね・・・。
広島に行かなくても見られそうかな? どこかの劇団がやっていそうだな。
そう思うと、
付加価値を与えていたのはやっぱり、一緒にお芝居をしていた後輩が、
やっていることだったのかなぁって、そんな風に思ったりします。
さて、
異端者でなければならなかったあの頃のほうが、目標がはっきりとしていたな。
こうでないものと言うのを書くほうが、私には向いているのかもしれませんね。
[1回]
なかまくらです。
この前書いた小説を読んで思ったんですが、
私の書くお話しって、1人称が多いんだなぁと。
小説だけじゃなくて、戯曲もそう。
1人称の視点を大事に描いてる。
周りの見えることも、だいたい、主人公の目を通した世界を書いている気がする。
そうすると、その人に感情移入できると、なるほどなぁと思える出来になるわけですが、
そうでなかったらどう言うように見えるんでしょうか。
彼を取り囲むトゥルーマンショーのようにみえるんでしょうか?
1人称で大成功を収めているのは、実はエヴァンゲリオンだと思うんですよね。
あれは(もちろん、別の所でも物語は進行しますが・・・)、
基本的に、シンジくんが知ることによって視聴者にも真実が明らかになるようになっていて、
そうすると、基本的に、ああこれがあっちでおこってるから、次に、ああなるかな?
という予想ができない。謎に包まれた世界を一緒に進んでいかないといけない。
3人称でかくと、人間同士のすれちがいを、外側から見ることができます。
だから、やきもきしたりとか、
その、物語の悲劇さ、その中で必死に生きようとする他人に胸を打たれるわけです。
ロミオとジュリエットとかね。
さあ、どちらがいい?
と言われたら、私は1人称を大切にする作家になりたいかなぁ。
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なかまくらです。
エポックメーキングって言葉がありますよね。
他のものに影響を与える革新的な作品の事です。
例えば、自分が主人公になれるゲーム。ドラクエの登場だとか。
私には今、エポックメーキング的な作品が欲しいのだと思います。
別に世間に影響を与えるような作品じゃなくていいんですよ。
ただ、今の自分がどうやって創作をしていったらいいのかということを、
示してくれるような道しるべとなるような作品が欲しい。
たぶんそういうことなんですよね。
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