1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

首絞め小説家と空飛ぶ小説家

なかまくらです。

次回作の思案中です。

「目を開けているのに行く先が暗闇なのは、本当は目を閉じてるから?」

そんなお話を書きたいと思っている私は、現在トンネルの中って感じ。

トンネルの中っていうのは何かの比喩で、本当の私はトンネルなんてものの中にはいないのに。


ーーーー


物書きには2種類いると思うんですよ。

自分のことを書く人と、他人のことを書く人。

他人のことを書く人は、人の痛みが分かる人間だと思う。

私は、他人のことなんてわからないから、私から見た他人しか書けない。

私の事しか書けない。首を絞めないと苦しいことがないと小説にならない。

苦しすぎても小説にならない。ああ、苦しい。

他人のことを書ける人をうらやましく思うかと言うと、そういう問題でもないから、

黙って自分の首を絞めて、自分を見つめる。

少ない空気に酔っ払いみたいな脳みそが働きを始めて、

自分の苦しさを見つめたときに、何かが生まれるんだろうな。空は自由に飛べないけれど。


目は開けているつもりなんだけど、

そんな物語を思いつく。

物語なのかどうかも分からない、どこかで見る風景。







拍手[0回]

親方!目から光が・・・!

親方「おう、どうした?」

弟子「目から光が!」

親方「うぎゃあああああ・・・!」

弟子「ど、どうしました!? 眩しくてよく分からないのですがっ!」

親方「いいからこっちくるな・・・おびゃああああああ・・・!」

弟子「おやかたーーーー!!」

親方「・・・いいからお前、このサングラス中野で買ってきた色つきメガネ(黒)をかけろ!!」

弟子「サングラスですね(すちゃっ)」

親方「ふう・・・こんな日が来るんじゃないかと思って用意しておいてよかったぞ」

弟子「親方・・・」

親方「なんだ・・・」

弟子「その、皮膚のやけどが・・・」

親方「なんてこたあねえよ。お前の希望に輝く目に少しあてられてしまっただけさ・・・」

弟子「おやかたーーーー!!」

親方「ちょ、あんまこっちくんな! てゆ-かその目いかして大佐退治して来いっ!」

弟子「はいっ!(きらりんっ)」

親方「うぎゃああああ」


と言う妄想。





拍手[1回]

雨漏りの傘屋

なかまくらです。

どうやら安心なことに、最近はよく書いています。

物語の事。

完成はしないけれど、

いろんなことに思案を巡らせ、整理していくことが大事。

そういう考えが積み重なって、ひとつの物語になっていくことを

私は知っているから。それをやらない人の物語はストーリーはよくても、

それだけだ。


最近では

ぽつぽつと雨漏りみたいに書きたいお話が落ちてくるのだけれど、

それを受け止めきれる器を探しています。

お皿も今じゃすっかり紙製で、

書き上げられないとか、なんかそういう壁にぶつかっています。

でも、きっとなんとかなるさ。なんとかするさ。





拍手[0回]

僕は走って逃げた

 
とある言葉を忘れてしまうという大失態。
ここ最近長らく自分の中にぶつぶつとつぶやいていた言葉だったのに、
気が付いたら、何か神に残していなかったようで、
どこにもなくなってしまった。
さびしい。





拍手[0回]

ほんじつはげんそうなれど

 
なかまくらです。
現実とゲームの区別がつかなくなると人を笑いますが、
夢と現実の区別がつかない私です。
理想と現実の区別も怪しい。
音楽とノイズの区別も怪しい。
演技と素の区別も怪しい。
数学と国語の区別も怪しい。
仲間と敵の区別も怪しい。

ほんじつはげんそうなれど、

笑っている場合ではないのだ。





拍手[0回]