1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

余裕なんてないさ

なかまくらです。

アイデンティティーの話。

アイデンティティーの確立なんて、

10代が悩むべき問題に、いつまでも掴まっている私がいます。


自分がやってきたことはなんだろう。

自分がこの社会のためにやるべきことは・・・、

なんていうとおこがましいかもしれないけれど、

そういう傲慢な気持ちではなくて、

自己犠牲の精神としての、社会に対する奉仕の気持ちが必要なのか。

そういうやるべきことは、アイデンティティーになるのかな?

そうやって確立されたアイデンティティーを私は愛せるのかな?

そんな気分の問題。


ある、特定の分野について、

その中にいる人の部分集合に私みたいな人がいて、

その部分集合を構成する要素に私がいて。

例えば、それは演劇の中の創作をする私。


そこにしかアイデンティティーが見つからないのかもしれない。

誰かに認められたものじゃないと、アイデンティティーにはきっとなりえないんだ。

そこにしかないとして、

劇作をするための遠回りであったあれこれが、

逃げ道になりだして、

いずれ、そちらにアイデンティティーを見つけようと逃げ出すけれども、


それでいいのかと、

問わなければならない。

それは、これまでのいろんな人と決別する道だ。





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夏休みですから!

なかまくらです。


久しぶりに夜更かししてまで物書き!

夏休みですからね!


でも、普段11時就寝の私は、だんだん頭が痛くなってきて、

やむおえず、続きはまたということに。


この段差を超えられるかどうかが、

私のこれからの創作活動にかかっているとは1年前からずっと言われていることです。


はてさて。

鉄は熱いうちに。

物語も熱いうちに打たないといけないのです(キーボード的な意味でね!)








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生きている今を書くしかない私は私小説家の類

最近は、なぜだか、よく創作のことを考えています。

いい傾向ですよね? たぶんだけど。

さて。


「私は、色々な作品が書けない」

というと、驚く人と、ああそうだねと言う人がいると思いますが、

どうでしょう?


私は、ファンタジーとか、SFとかそういうのを好んで描きますが、

ファンタジーでもSFでも私小説ってことってあると思うんですよね。

結局私は今私に起きていることを書くしかない。


私と関係のない誰かの悩みに真剣に悩めていないし、

私と関係のない言葉を想像することができていない。

想像してもそれはぺらぺらと希薄でリアリティがない。

そういう意味で、私がドラマティックに人生を過ごさなければ、

私には物語が書けなくなってしまっている。

だんだんと大人になれば同じことの繰り返しで人生は穏やかだ。

さて、

どうしたものか。

私は、そういうことを考えないといけないタイプの小説家なのだから。





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継続する力

なかまくらです。

先日、プロフェッショナルという番組で、

イオンエンジンを作った國中 均さんという方が取り上げられていたんですね。


番組のコピーは、「ゆっくりでも、止まらなければ、けっこう進む」

でした。

はやぶさに搭載されて、7年間と言う長い間、稼働を続けたイオンエンジンの開発者。

はやぶさ2のプロジェクトマネージャーを今は努めているそうです。

さて。イオンエンジンというのは、はやぶさの帰還の頃に急に知った言葉でしたが、

なんと、地球上では1円玉を動かすくらいの力しかないそうですね。

そんな力でも、宇宙空間では空気抵抗がないですから、

加え続ければ、どんどん速度が増していく。


そうか、継続は力なり、なんだなぁ、と、

もう何度目とも分からない気付きを与えられました。


私にとってはたぶんいつだってこれは、物書きとしての話。

一年で60作書いて辞めちゃうよりも、

12年で5作ずつ書いて、60作書きたい。

私は今年で、物書きを始めて10年。

やー続いてるねー。

これからも続けていきたいね~。





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ネクストジェネレーション諸説

創作のこと。

最近、書いてない。

いいえ、書いていますが、完成しないと言うのが正しいものの言い方。


最近私の中に浮かび上がってくる物語は激しい情動が少ないように思います。

割としずか。

それは、人間としての成長なのか、落ち着きが出てきたってことなのか?

とりあえず、あの頃とは随分と変わったことが書きたくなっているようです。

先日 姫野カオルコさんという作家さんが、テレビに出ていて、

オリジナリティーと言うものについて語っていましたが、

毎回、違うものを書かなくても・・・同じようなものを書いても、

逆にそのお約束の様なものを期待してくれている観客がいるということに気付いた

と言っていました。

そうなんですよね。

そういう意味では、今の私は、あの頃の私が観たら、

なんだかずいぶんと気を狙おうとしているように見えるのかもしれない。


けれども、別にそういうつもりはなくて、

私はそのときどきに思いつく物語を書いてきただけなわけで、

そういう風に考えると、

今書こうとしている物語は、やっぱり今までの様な構成だったり、

人物のストックでは書けない類の物語になりつつあるんだと思います。


だから、長々と書きましたが、今私は、

もう一度、今書きたい物語を書くための力をつけないといけないんだと思います。

それが一区切りついた時に、また以前のような物語も

書きたい日が来るのかもしれないなと思っています。

おわり。





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