1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

ゼロ・グラビティ 観ました。

なかまくらです。

ゼロ・グラビティ 観ました。




サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニー主演のSFパニックもの。

あらすじ。

ハッブル望遠鏡の修理ミッションを行っていた宇宙飛行士のマッドと科学者のライアンは、

スペースデブリの直撃を受け、宇宙空間で遭難してしまう。

助けを呼んでも声は聞こえない。明かりはすぐに遠くに見えなくなってしまう。

何かに掴まらなくては、どこまでも運動を続けてしまう。シンプルな死を迎える。

そんな世界で、マッドとライアンはISS(国際宇宙ステーション)へ向かう。

独りたどり着いたライアンは、生き残るために更なる戦いに臨むのであった。

そんな感じのお話。



まず、映像が凄い!! 3Dで観ましたが、3D映像に驚いたのはこれが初めて。

これは、映画館で観ないといけない作品でした。

と同時に、3Dにはまだ可能性があり、映画館の生き残る道もあるのかもしれないな、と

思わせるような映像美でした。


役者はほとんど2人だけ。熱演でした。

ジョージ・クルーニーがかっこよすぎる。なんだ、このおっさんは!

サンドラ・ブロックは悲愴感を漂わせながらも、最後には必死に強く生きる人間を熱演しています。

ストーリーはアドベンチャーものと言うか、パニックものと言いますか…。

次々と迫りくる次の状況。一つ判断を誤れば死に至る。

緊迫した雰囲気が91分間を支配します。もう、あっという間! 気が付いたら終わっていました。

うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!

これは傑作だ!

監督は、アルフォンソ・キュアロン監督だそうで。「ハリーポッターとアズカバンの囚人」

を撮った監督でもあるそうです。アズカバンは、監督が代わって、1,2作目のような児童文学ではないのが当時印象的でしたが(良くも悪くも・・・)、

そうか、この監督はこういうのも撮れるんだ。やー、ほかの作品も見てみたくなりましたよ。

とにかく、この映画は2013年もっともよかった映画でしたし、

歴史に残る一本であったと思います。

おわり。





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劇場版SPEC ~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇/爻(コウ)ノ篇 観ました。

劇場版SPEC ~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇/爻(コウ)ノ篇 観ました。
前編後編ってことなんですね。
あらすじ
世界には、SPECと呼ばれる科学ではとうてい説明のできない能力を持った人類が誕生しつつあった。その能力を持つ人間をスペックホルダーと呼んだ。スペックホルダーたちはその力を正しく使うことができず、多くの犯罪を起こしていた。そんな犯罪者たちを捕まえるために結成されたのが、「未詳」と呼ばれる警察組織。野々村係長が、そこに集めたのは、天才的な頭脳を持つ当麻と頑丈で行動力が取り柄の瀬文。彼らは警察の中で胡散臭いと言われながらも、事件を解決していく。その中で、死んだはずの当麻の弟が現れる。弟はニノマエと名乗った。ニノマエはスペックホルダーのための世界を目指し、その最強のスペック「時間を止める能力」をふるったが、当麻の頭脳的な攻撃によって辛くも打ち破ったのだった。(ここまでがドラマと劇場版第一作)
ニノマエを倒した当麻と瀬文であったが、ニノマエはクローンによって大量に生産されていた。しかし、クローンニノマエは”セカイ”と呼ばれる男に消滅させられてしまう。ニノマエのクローンを作ったのは誰なのか。人類は、スペックホルダーを殲滅させるべく、シンプルプランと称したウイルスをばらまこうとしていた。
先人類は地球(ガイア)と会話のできる人間であったが、隕石によってもたらされたタンパク質から生まれた人類に滅ぼされた。そして、復讐の時は迫っていたのであった。それは「ファティマ第三の予言」に記されていることそのままなのだという。運命は決まっている。しかし、人はそれを知らないからあらがうのだと、セカイは言った。
当麻の右手の死者を呼び出すSPECはその力を次第に制御できなくなり、使えなくなっていた。その力を使うことをおそれもしていた。声が聞こえるのだ、力を使え、使えと。当麻は瀬文にひとつのことを頼む。もし、自分を見失ったら、そのときは、自分を撃ち殺すようにと。
野々村係長は、シンプルプランで使われるウイルスを入手すべく、最前線に潜入し、帰らぬ人となる。野々村係長は、「だめもと」という言葉が好きだと言った。
当麻は、人間世界を滅ぼし、神の世界を再興しようとするセカイからの刺客によって、シンプルプラン(ウイルス)に感染してしまう。(ここまでが、前編)
そのウイルスとは、実はただのインフルエンザウイルスだったのだが・・・、シンプルプランは広がりを見せ、匿われていたSPECホルダーの子供たちがインフルエンザにかかり、治療の甲斐もなく死んでいった。そして、当麻も倒れてしまう。ただのインフルエンザであったが、SPECホルダーにはその治療薬が効かなかったのだ。その事実を敵は突いてきたのだ。当麻はついに死者を喚びだすSPECを使う決意をする。冥界との扉をつなぐ能力。生と死を逆転する能力。それが当麻の力であり、霊体でしかなかった敵の狙いであった。門からは八咫烏が飛び出し、人間の文明を破壊していった。テロを疑った各国が核兵器を一斉に発射する・・・時間の一旦停止。滅び行く世界の中で、当麻と当麻の喚びだしたスペックホルダーたちが人類最後の抵抗を見せ、セカイの圧倒的力の前に敗れ去っていく。しかし当麻は諦めなかった。生を得るために一旦体内に潜り込んだ神々をすべて引き連れて冥界へと連れて行こうというのだ。決死の覚悟で戦う当麻のもとに、ボロボロにやられた瀬文が駆けつける・・・。
と言うようなお話。
まず、打ち切りまっしぐらのジャンプのマンガみたいな展開でした。しかもダメな方に。引き際を間違えた感じ。ニノマエを倒したところで、終わっておけば良かったのに・・・ときっと多くのファンは思ったんじゃないのかな。私はそう思いました。

惰性で最後まで観てしまった感じでしたが、もともとグダグダなところが持ち味みたいな作品だったんだから、その心を失わずに劇場版を作ったほうがおもしろかったんじゃないと思いました。意味深な伏線はずっと貼られてきましたが、正直、劇場版だからということで突然出てきた感が否めないし、かなり知識がないと分からないようなものが多い気がしました。
まあ、キャラクターは最後まで面白い人たちが次々と出てきて、それがきっとこの悪品の面白いところであったんだろうけれども、むりやりストーリーを付けちゃった感じ。ちょっと残念な出来でした。おわり。





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キャプテンハーロック 観ました。

なかまくらです。

『キャプテンハーロック』観ました。





実は知らなかったのですが、フルCGだった作品。

実写だと思ってました・・・^^!

だって、役者がさぁ、小栗旬、三浦春馬みたいな、役者として活躍してる人たちだったから。

で、まあ、CGだったわけですが、CG発達してんなぁ!

というのが、最初の感想。

こんなレベルまで来てるんですねぇ、人間の造形、一昔前、それこそ、

ファイナルファンタジーをCGで映画化とかした時は、一秒間に3000万円だっけ?

総製作費157億円と言われたあの頃から10年以上たつわけですね。

FF7のアドベントチルドレンもなかなかのCGでしたが、そこからもまた進んできたわけですね。

というわけで、

あらすじ。

かつて地球を離れた人類は、やがてその勢いを失い、

銀河中に広がった人類は、地球を目指した。

しかし、その膨れ上がった人口を受け入れることなど到底できなかった。

そのため、地球上空ではカム・ホーム戦争と呼ばれる戦争が巻き起こった。

その窮地にガイア・サンクションと呼ばれる宗教組織が現れる。

地球を聖地とし、何人たりともそこに住まうことは許されぬ。

この地球防衛の任に就いたのが、若き日のハーロックであった。

時は流れて。

ガイア・サンクションに反旗を翻す男がいた。髑髏ヘッドの海賊船。

ダークマターエンジンを搭載した宇宙戦艦。キャプテンハーロックの船であった。

その戦艦がある星に舞い降りる。追加の人員を一人募集するという。

ヤマと名乗った青年は船に乗り込む。

次元振動爆弾を仕掛け、地球が豊かであった頃を取り戻すという目的をヤマは知る。

ヤマはそして、自分の任務のために活動を開始するのであった。


みたいな感じ。

とにかく映像がすごい!

いつか宇宙で撮影するのが当たり前になったとしても、こんな風にはきっと撮れない。

だからこそのアニメなわけですよね。

かっこいい!

ちょっとガンダムっぽい、ビームその他の描写。

それも込々で楽しめました。

ただ、ドラマはあまり期待しないほうが・・・笑

なんとなく、薄っぺらい印象を受けてしまいました。

派手さに誤魔化されてるかんがたっぷりありました。

というわけで、

CGはすごいが、話がもうひとつ、という感想でした。

☆2つ。





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風立ちぬ 観ました。

なかまくらです。

スタジオジブリ 宮崎駿最新作「風立ちぬ」観ました。





あらすじ

堀越二郎は、幼い頃、夢の中でイタリアの有名な飛行機の設計士であるカプローニ氏と出会う。

二郎は飛行機の設計士を目指す。

関東大震災を経験する頃、二郎は淑女にさっと手を貸すような立派な青年になっていた。

震災を乗り越え、学校を優秀な成績で卒業した二郎は、友人とともに三菱へと入社。

才気にあふれる新人として、頭角を現し、研修でドイツの飛行機、その技術力なども目の当たりにする。

日本に戻ってきた二郎には、初めての設計主任の仕事が回ってくる。

その後、保養地に二郎はいた。飛行機は墜落したのだ。

二郎はそこで菜穂子という女性と婚約する。

しかし菜穂子は結核にかかっているのだった。

彼女を療養地に残し、二郎は東京に戻る。

それからしばらくして、再び二郎には設計主任の仕事が回ってくる。

時を同じくして菜穂子は療養地を抜け出し、二郎の住む東京にやって来る。

毎晩遅い二郎を布団で横になってじっと待つ菜穂子。

その一日毎が二人にとっては大切な時間だった。

二郎の飛行機が完成し、後に零戦と呼ばれるその飛行機が空を飛んだ時、

二郎には何故だか菜穂子が行ってしまったことが分かるのであった。


と言うお話。


なんだろう、この物語は。

明治とか昭和とか、そういう時代の文豪ってこういう感じのイメージがありますが、

その小説家というところをそっくりそのまま、飛行機の設計士に置き換えた物語の様な、

そんな印象でした。

ハイカラなせりふ回し。思想的な文句。

宮崎駿はこういう作品が書きたかったのか・・・? と、疑問が残ります。

ええ、飛行機は、すごくいいんですよ。

宮崎駿は、飛行機好きなんだろうな、と。きっと風が見えてる。

ロマンがある。

チラシにあったように、

この映画は決して戦争を賛美するとかそういうものではなくて、ただ、飛行機の純粋さとかそういうものを感じてほしいというようなそういうことが書いてあって、そういうことがただただ、どうだ、かっこいいだろう? とそういうまんまに伝えたかったんだろうなぁ、と思うわけです。

けれども、今まで宮崎駿の映画では徹底して強い存在として描かれてきた女性が、

目立ってこない。

なんだろう、それが映画から活力までもを奪ってしまっているような、なんだかそんな気がしてならない映画でした。

なんだか、渋い大人の世界、というと聞こえはいいものの、

予告で流れたような、飛行機の羽の先端に鳥の羽がくっついているような、

なんだかそういうちょっと現実じゃない感じも含んだような伝奇的な、そういう仕立てであったほうが好みだったなぁ、と。

そういう風には思いました。


おわり。





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アイアンマン2 観ました(DVD)

なかまくらです。

アイアンマン2 再見しましたので、書いてなかった感想でもと。



あらすじ。

トニー・スタークはアイアンマンであることを自ら公表し、

世界の平和を守るためにヒーローとして活動していた。

その結果、様々な紛争が解決され、確かに世界は平和に近づいていた。

世界中でアイアンマンのようなロボットを作ろうと模倣が繰り返されるが、

そのようなものはまったくできる様子はなかった。

その一方で、トニーは、ある検査器で数値を測る。

「血中毒素:21%」

アイアンマンの動力源であり、彼自身の命をもつないでいる

アークリアクターの部品であるパラジウムが焼け付き、彼の体を虫食んでいたのだった。

彼には時間がなかった。パラジウムに代わる物質を探したが、

そんなものは見つからなかった。

トニーは、アイアンマンのスーツを一機、ローズ中佐に譲り渡す。

さらに、スターク・インダストリーを愛するペッパーに譲り、

着々と準備をしていた。そんな中、アークリアクターを開発して、

トニーを襲う人間が現れる。

それはかつて、アークリアクターを

トニーの父とともに開発した物理学者の息子イワンであった。

イワンは、スターク・インダストリーのライバル会社に密かに匿われる。

一方トニーは、父の残したメッセージから

アークリアクターを真の完成に導くことに成功していた。

パラジウムを使わない方法をついに発見したのだ。

イワンの改造したロボットが会場でお披露目されるその時、

アイアンマンは駆けつける。

アイアンマンは、イワンと、イワンの作ったロボットと対決することになる!


というようなお話。

やー、このシリーズはね、面白いんですよ。理系心をくすぐるのがうまいし、なにより、

ロボットのギミックがガション、ガションってはまって、

ロボットスーツが完成して動くのって、もうね、素敵だ!

しかも、このトニーさんが天才なので、自分でいろいろ作っちゃう。夢あふれる!

そして、傲慢な男があるとき謙虚になる。

そのギャップが萌えですよ、これはもはや。

スターク萌えですね。

とにかく面白かったです。





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