1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

MONSTERZ 観ました。

2週間くらい前ですか、

「MONSTERZ」観ました。

藤原竜也、山田孝之、石原さとみ

って、豪華なメンバーですな!

という印象。



あらすじ

全てを人間を操ることのできる能力を持った”男”がいた。

幼少時代に、父を殺し、

母を殺さないために、母の下を離れた。

それから、どうにかして、20年を生きていた。

誰にも知られず、生きていた。金に困れば、銀行周辺のすべての人間を操ればよかった。

そうすれば、金は手に入った。

男は金銭的にはそう悪くない暮らしをしていた。

幼い頃、男は右足を引きずっていた。その右足は、

20歳を超えた現在、すでに太腿の辺りまで壊死しており、

無理な能力の使用をするたびにその壊死はどんどん進んでいた。

男はあるとき、見つけてしまう。

自分の能力が効かない男の存在。さらに、その男は大抵の傷ならばすぐに治ってしまう

化け物であった。

男はその男――田中終一に執着し、田中終一の大切な人を殺してしまう。

田中終一は、”男”を”止める”。”男”は田中終一を”殺す”。

お互いにお互いを追いかけていく。


***

というようなお話。

まず、CMを見たときに思ったのが、

これ、アレだ。『バクマン』の中に出てくる作中作「リバーシ」ぽいな、

ということ。『バクマン』というのはジャンプで連載されていた、

ジャンプで人気の作家になるぞ! という漫画で、その中で、

人気を勝ち取った漫画が「リバーシ」という漫画。

白い悪魔と黒い悪魔がいて、黒い悪魔は人を洗脳して破滅に導こうとする。

白い悪魔は人の洗脳を解けば、人は自然に破滅に向かうとして、洗脳を解こうとする。

それぞれが、人間に加担し、悪魔の代理で戦いが起こる・・・。

みたいなお話。これに似てそうだなって。藤原達也は、『バクマン』の作者の前作『デスノート』の映画版にも出ていたし。

で、結論としては、ほとんど似てなかったです。

キャストはなんか、GANTZみたいだなぁという印象。後から調べると、

何人か出ていますね、やっぱり。

こういうのが好きな役者さんがいて、選んで出ているんですかね?

話も、案外よくできていて、

一番、良かったのは、”男”が、なぜ終一にそこまで執着してしまったのか一切語らないまま、

終わったこと。

これに尽きます。

まあ、なかなか面白かったです。





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テルマエロマエⅡ 観ました。

なかまくらです。

あっという間に先月になってしまいましたが、テルマエロマエⅡを観ていました。




あらすじ

ルシウスは、コロッセオのグラディエーターの傷を癒すテルマエ(浴場)の建設を命じられ、

再び平たい顔族の国(現代日本)にタイムスリップすることに。

一方、以前ルシウスと共に、ローマにタイムスリップした漫画家志望の真美は、

漫画で活躍できず、風呂の取材に明け暮れていた。

ルシウスは、再びテルマエの建設に成功するが、

ローマでは、元老院による強い国家の復活が企てられていた。

そして、そこには、パンノニアで国境警備の任についているはずのケイオニウスの姿が!

さらには、真美の持っていた本「ローマ帝国の繁栄と滅亡」がきっかけで大変なことに・・・

平和を顕現するテルマエ「ユートピア」の建設も黒雲が立ち込める中、ルシウスはどうする!!


というようなお話。


テルマエロマエⅠがめちゃめちゃ面白かったので観に行ったわけですが、

ローマ人が現代日本に来て、いろいろなものを初体験して驚く!

というのがこのギャグ映画のコンセプトだったわけですが、

2作目となれば、そうとばかりもいかないわけで。

自分の知っているはずの知識との違いに驚くウォシュレットが面白かったですねぇ。

初体験物は、なんだかちょっとお金をかけすぎてるというか、

もっと、狭い日本家屋のお風呂愛があったもいいんじゃないかなぁ、

もっと、そういう文化があるんじゃないかなぁって、

おもったりはしました。


でも、なかなか面白かったですよ。


おわり。





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魔女の宅急便 観ました。

なかまくらです。

魔女の宅急便(実写版)を見てきました。

まさかの実写化、だいたいにおいて、アニメを実写化するとうまくいった試しがあんまりない。

怖いもの見たさも手伝って、調べてみたわけですが、

ホームページのキキの画像。



 

・・・お? 意外とアリなのかも?

なんて期待。なんかありそうだよ?

というわけで、観に行ったわけです。

あらすじは、序盤の大枠は一緒。

13才になったら満月の夜に魔女になるための修行に出る。
コリコの街で、グーチョキパン屋のオソノさんにお世話になる。



魔女の宅急便を始める。




そこからのトンボとの出会いだとか、

お届け屋さんとしての活躍、

魔女の呪いと言われて怖がられることとか、

飛べなくなるイベントだとか、

オリジナル展開に入っていって、最後の再び飛べるようになるイベントも、

それがまあ、ちょっと子供向けですが、児童文学だし、

良くできていました。

脚本は「おおかみこどもの雨と雪」で有名な奥寺佐渡子さん。

最近初めて知った名前でしたが、もう49歳の人らしいです。

いい脚本家ですね。


さて。

なかなかのよいキャスティングだったと思います。

キキのおてんばなところとか、なかなか頑張って可愛らしく演じてたかなと思います。

オソノさんは安定感があって、とってもはまってました。

とんぼくんの周りはちょっとよくわからない人がたくさんいて、なんかあいまいでなんとも言えない感じでした。

とんぼくんはまあまあ。原作とは結構違うキャラだったかな?

黒猫のジジは、かなーり、CG丸出しでいまいち。存在感ないし。




さて、そんな感じでした。

まあまあ面白かったです。





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ホビット~竜に奪われた王国~ 観ました。

なかまくらです。

ホビット~竜に奪われた王国~ 観ました。

シリーズ第一作を字幕で観たので、このシリーズは字幕で観ようと決めまして、

いつもとは違う映画館へ足を運びました。








あらすじ。

ドワーフのトーリンを中心とし、火竜スマウグに奪われてしまった故郷である”はなれ山”を取り返すために旅を続けていた。その一行の中に、”忍びの者”ホビットのビルボがいた。

ビルボは、この旅の途中で姿を消せる指輪を手にしていた。

この指輪と名剣”つらぬき丸”の力も借りて、ビルボは、仲間の危機を何度か救う。

森のエルフとの戦いの中で、エルフの守備隊長のタウリエルとドワーフのキーリは意気投合し、

また、タウリエルに好意を寄せるレゴラスも別ルートからゴブリンとドワーフの戦いに身を投じることになる。

キーリはエルフの里を脱出する際に毒矢を浴び、

はなれ山の麓の湖のほとりにある人間の村でバルドに助けられることになる。

残りの一行はとうとう、はなれ山の隠し通路にたどり着き、山に入った。

バルドの父は弓の名手であり、はなれ山を火竜スマウグが襲った時に、迎撃の大弓を射る役目を負った人間だった。

しかし、迎撃にしくじり、山は奪われてしまっていた。

街を支配する領主バルドが民衆を扇動し、自分の地位を奪おうとしていることを危惧し、

彼を捕えてしまう。

そのころ、闇の勢力の動きを探っていたガンダルフは闇の中にサウロンの姿を見、捕えられていた。

さらにそのころ、火竜スマウグから、ドワーフの王の証”オーケン石”を取り返そうとしたビルボであったが、

火竜スマウグに見つかってしまう。

トーリンはしかし、ビルボを助けに行くことにためらいを覚える。

彼は”オーケン石”の持つ魔力に取りつかれ、信念を失おうとしていたのだ。

仲間に諭され、トーリンは、火竜スマウグを退治することを決意するが、

火竜スマウグは、みせしめに、湖の街を焼き尽くすため、飛び立ってしまうのだった。





さて、シリーズの第2作でしたが、

なんだろう、1作目のほうがだいぶ面白かったです。

2作目も面白いには面白いんですが、なんだかちょっとごちゃごちゃしてしまっていて、

構成がちょっといまいち?

つなぎの中途半端さみたいなのがでてるのかなぁ。

ロードオブザリングの第2作の二つの塔は面白かったなぁ、とふと思い出しました。

3作目で完結ですので、そちらに期待したいかな?

ビルボやフロドが指輪の魔力と戦ったように、

トーリンは”アーケン石”の力の誘惑と戦っている様子が今回初めて描かれました。

力を持つと人が変わってしまう。その力に負けない心や信念といったもの、

それを持つことの大切さ。それが、この物語の根底に流れるテーマの一つなのかもしれないなぁと思いました。

ちょっとずる賢いところが見えるトーリンにはなかなか感情移入しにくいですが・・・。

とにかく、ビルボ頑張って! という感じの本作でした。


おわり。





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清須会議 観ました。

なかまくらです。

清須会議 観ました。

三谷幸喜監督作品。





あらすじは、言わずと知れた、本能寺の変の直後。

秀吉が天下人として信長のあとを継ぐ話。

木下藤吉郎、丹羽長秀、柴田勝家、池田恒興

そして滝川一益(遅刻) 織田家を支えてきた家老たち。

織田家の跡取りをそれぞれが推薦し、

その後見人となり、織田家を盛り立てていこうとするもの、

その後見人となり、いずれは自らが天下人になろうとするもの、

とりあえずは、得になりそうなほうにつくもの。

それぞれの思惑をもって、会議の根回しは進んでいく。


そんな感じの話。

はい。★3つ。まあまあでした。

まあまあ、三谷幸喜だから・・・と、観に行ったクチでして、

時代劇ってあんまり好んでみないんですよね。結論が分かっているお話にはドキドキしない。

だから、今回も基本的にドキドキはほとんどなし。

秀吉が人心を巧みに掴み、柴田勝家や丹羽長秀がその術に長けていないために次第にその趨勢(すうせい)が、観客にはなんとなく伝わるような感じ。

大泉洋演じる秀吉は、ちょっと軽い感じでなんかちょっと、野望があるように見えない感じでした。

演出は悪くないんでしょうけれども、もうちょっと、会話劇としての面白さがあったら良かったなぁって思います。

なんか事務的な感じなんですよ。ストーリーを進めるために交わされる言葉。

まあ、くすっと笑えるところもある、時代劇と言うことで、

うん、まあ、そういう作品でした。





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