ホビット ~思いがけない冒険~ 観ました。
なかまくらです。
ホビット ~思いがけない冒険~ 観ました。
あらすじ
フロド・バギンズの父、ビルボ・バギンズは、ある冒険の末、偉大なる指輪を手に入れることになる。
その冒険のはじまりは、一人の魔法使い、ガンダルフの訪れによるものだった。
かつて。
ドワーフは、エンドールにて金を掘り、見事な技術で装飾品へと変え、栄華を極めていた。
しかし、金を好む火竜アラゴグによって故郷は奪われてしまう。
それからというもの、ドワーフは流浪の民となったのだった。
その旅の途中、ドワーフの王はオークの王であるアゾグによって倒されてしまう。
その時、ドワーフをまとめ上げたのが、その孫、トーリン・オーケンシールドであった。
ビルボの家には13人のドワーフと魔法使いガンダルフが集まり、
エンドールに入る秘密の抜け道を探していた。
その旅の仲間として、
ホビットであるビルボをガンダルフはなんとなく必要であると予感し、連れ出すことにしたのだ。
彼らは、アゾグに追われ、エルフの領地である裂け谷を訪れる。
旅の途中、闇の勢力が力を増してきていること、をガンダルフは訴えるが、
エルフ、そして白の魔法使いサルマンは相手にしようとしない。
ガンダルフは言う。サルマンは闇の力を止めるためにはさらに大きな力で押さえつければよいというが、
ワシはちょっとした些細なことが重要なのではないかと、考えておるのだ、と。
ドワーフの指導者・トーリスは、ホビットであるビルボの貧弱さを足手まといであると言った。
自分の身を守れないようでは困ると。ビルボにとって旅は過酷なもので、彼にとっても限界であった。
ガンダルフは、一振りの剣をビルボに渡す。それは後に”つらぬき丸”と呼ばれる剣で、
オークがいると、青い光を放つのだ。
ドワーフ達は、オークたちに捕まってしまう。
ところが、オークたちは賢くないために、ビルボはこっそり抜け出すことができた。
しかし、ビルボは洞窟のそこまで落下し、そこで、ゴラムと出会う。
ゴラムはビルボを食べようとするが、ゴラムの落とした指輪で透明になったビルボは間一髪逃げ出す。
ビルボはそのまま逃げ出そうとすることもできた。しかし、彼は、故郷を取り戻す手助けをしたい、と、
一行と旅を続けることにしたのだ。
そこに現れるオークの王、アゾグ。彼らは追い詰められ、
アゾグとトーリスは一騎打ちになる。
トーリスがまさに首を刎ねられようとしたとき、ビルボが敵のオークに飛びかかったのだ。
彼らは間一髪逃げ延び、
トーリスはビルボに許しを請い、旅の仲間と認めたのだった。
つづく。
というお話。
まさかのシリーズだったという(笑)。
聞いてないよ~笑
でも、面白かったです。
3時間もあったのに、あっという間でした。
ホビットとして温厚に生きてきたビルボが外の世界で出会う様々な出来事。
中つ国を治める人々の思惑。
ロードオブザリングの番外編的な感じなんだろ?
と思っていると、度肝を抜かれます。
奥深い物語。キャラクターの感情。とても良い映画でした。
最後に、インタビュー記事を一部転載しようと思います(全文は、続きに)
――世界中で様々な紛争が勃発したり、大変不安定な国際情勢の中、こうしたファンタジー作品はより強く人々に求められているのでは無いでしょうか。
アンディ・サーキス:今の様な時代ではファンタジーが持つ自由さは増していると私も感じています。政治が混乱し、宗教問題が激化する中で、唯一変わらないのは「ストーリーテラーを欲する私達」であって、映画を通してモラルやこう生きるべきという指針を示して欲しいという気持ちがあるのではないでしょうか。もちろん、エンタティメント性も高く求められていますから、現代はファンタジー作品にとってルネッサンス期であると言えるでしょう。
ファンタジーを書くものとして、影響を考えざる負えない言葉でした。
おわり。
