なかまくらです。
「ピーナッツ」 観ました。
内村光良 監督作品。
あらすじ
かつて地元で優勝した商店街チーム、富士沢ピーナッツ。
その伝説のサード、秋吉光一は、スポーツライターとして東京で活躍していた。
一方で、商店街は再開発による立ち退きを迫られていた。
そんな時、伝説のサードが商店街に帰ってくる。
そして、富士沢ピーナッツは、再開発の中止をかけて、野球の賭け試合をすることになる。
伝説は再び再現されるのか?
というお話。
メンバーが内Pプロデュースという番組のメンバーを中心に構成されていて、
なんとなく楽しいメンバー。ちょっと企画ものだから、まあ、という感じもありましたが、
最後らへんは、野球の熱い思いというか、野球の面白さが伝わってきて、
最後までどちらが勝つか分からなくて、手に汗握る展開でした。
まあまあ、面白かったです。
[1回]
なかまくらです。
容疑者 χ の献身 観ました。
あらすじ
天才物理学者、湯川学は、科学の対象となりえるあらゆる現象の解を導き出すことに興味がある。
その才能は、警察が抱える難事件をも時に解決してきた。
ある母娘は、離婚した男に付きまとわれていた。
ある時、家をつきとめ、上がりこんできた男ともみあいになり、殺してしまう。
その様子をアパートの隣の部屋で聞いていた男がいた。
湯川の旧友、天才数学者・石神であった。
隣人に人並みならぬ好意を持っていた石神は、その頭脳のすべてを駆使して殺人を隠ぺいしようとする。
警察に協力を依頼された天才物理学者・湯川と、天才数学者・石神の静かな戦いが始まるのだった。
みたいな感じでした。
うん、面白かったです。
エックスとは、ギリシャ文字で充てれば、「χ(カイ)」すなわち、「解」?
χ = i
「解」=「愛」?
そんな言葉遊びを感じながら、見始めましたが、石神の見出した「愛」という「解」にいたく感動させられました。
不器用な男が見せるその行動、天才物理学者が見せるその行動。
どちらも、天才科学者とはかけ離れた、不合理な、人間らしい葛藤であり、
「解」と「愛」の間に揺れる様子が、丁寧に描かれていました。
福山雅治、堤真一が熱演でした。
[1回]
なかまくらです。
ベルセルクⅠ 覇王の卵 観てきました。
漫画原作のアニメです。漫画は未読。
あらすじ。
ガッツはフリーの傭兵であった。
しかし、ある時、グリフィン率いる鷹の団に入ることになる。
グリフィンの夢は、自分の国を持つこと。
それから3年。ガッツは鷹の団の兵士として、友としてグリフィンを支えてきた。
しかし、グリフィンは、こう言う。
「自分の夢のためになら、私に刃向うようなものを私は、友と呼ぶ」と。
ガッツの中で何かが変わろうとしていた。
********
感想。
短い。山がない。いや、谷がない?
とにかく、ずっとおんなじ感じ。戦って戦って戦って喋って喋って。
観た後の印象は、「ロードオブザリング」に近い?
ただ、目先の目標が伝わってこない。
戦闘はかっこいい。アニメーションは、カップヌードルのCMのFREEDOMのアニメみたい。
ぬるぬる動くCG。キャラクターだけ画面から浮いてる。
手書きの時だけ妙に魅力的。予算がないんだろうね^^;
あと、ここだっていう盛り上がりがない。3部作なのは別にかまわないんですけど、
引きもないし、一本の1500円払って見に来た映画としては、あまりに一話の作品としての見ごたえがないです。
まあ、見たければDVDで見れば十分でしょう。
おわり。
[0回]
なかまくらです。
TIME 観てきました。
あらすじ。
人間は25歳になると成長が止まり、その時、余命は1年。
お金があれば余命が買え、余命があれば、食糧や衣料品や、必要なものが手に入る。
裕福なものは永遠の命を得るが、貧しいものは常に24時間ギリギリの命で毎日生きていた。
ある時、スラム街の男、ウィルは、余命116年の男と出会う。
そして、一部のものだけが搾取している今の世界を知る。
ウィルは立ち上がる。銀行を襲い、時間を貧民層に流通させる。
富裕層はそれを恐れる。それは、制度を破綻させる行為だからだ。
富裕層にもぐりこんだ時に得た恋人と、ウィルは毎日を生きる。
**********************
みたいな感じ。
まあ、まあまあでした。ちょっと凝縮していろいろやろうとしすぎている感じでした。
アクションとかはなかなかだし、ライバルみたいな人も出てきて、ヒロインはお金持ちのお嬢様で、主人公のワイルドさにひかれちゃったりして、すごくよくあるキャラクターをでーんと並べた感じ。ハリウッドのお約束?笑
でも、よく展開して面白く見れました。義賊に正義を語らせて、まるでそれが正しい、みたいな、皮肉り方は、あんまり好きじゃなかったかな。
でも、まあ、見て損する映画じゃなかったかなぁと思います。
[0回]
なかまくらです。
映画「ロボジー」を観てきました。ネタバレ注意。

あらすじ
企業のロボット博覧会直前、ある電器会社の二足歩行ロボット・ニュー潮風が大破する。
追い込まれた製作チームの3人組。
なんと苦肉の策でアルバイトのおじいちゃんにロボットに入ってもらうことに。
ところが、おじいちゃんの暴走によって、すごいロボットと注目を浴びて引き返せない状況に・・・。
大学のロボット研究会からの熱視線を浴びつつ、
なんとかつじつまを合わせるべく3人はばれる前にホントにニュー潮風を作ろうと頑張るのだが、
ついに海外の新聞にも、「人が入ってる疑惑」が浮かび、記者会見をすることに・・・。
絶体絶命の3人組を救うヒーローは現れるのか・・・・? それとも・・・・
みたいな感じでした。
んー、ちょっといまいちでした。
パーツはいい。アイディアは面白いし(それで観に行こうと思ったわけだし)、
伏線の回収も終わり方も好きです。でも、単純に苦手なタイプの話でした。
ちょっと他の人のお話の見方を私は知らないのですが、
私は、登場人物に感情移入して観ています。
そうすると、いつバレるんじゃないかと冷や冷やしながらみるわけですよ。
ところが、登場人物がとことんアホで、どんどん泥沼にはまり込んでいくのを見ると、
なんとなく人間っぽくなく見えてくるというか、うまく映画の中に入り込めなくなっちゃって、
んー、いまいちだなぁ、なんて思っちゃうのです。
この映画だと、まあ最後までバレないんですけど、ある一部の人にだけばれるのです。
それが、まあ、この映画での、おじいちゃんだとばれちゃった! というお約束なのですが、
そこまでがなっがい。そんな待てない。1時間過ぎるまで、延々とバレそう、バレないの繰り返し。
だれてしまった・・・。
むしろ、そこから、一人増えてもうちょっと展開した方が面白かったんじゃないかなぁ、って
個人的には思いました。まあ、2時間は長い映画だった、という感じでした。
おわり。
[0回]