なかまくらです。
「探偵はBARにいる」を観てきました。
大泉洋主演。
あらすじ
ススキノ(北海道)のとあるBARには探偵がいる。
探偵は酒を飲みクラブに通う。
その探偵に依頼を頼みたければ、BARに電話をかけることだ。
そして、
コンドウキョウコという女から電話がかかってくる。
コンドウキョウコの依頼に従って行動する度に命を狙われる探偵。
その背後には、1年前に起こった霧島グループの社長が若い女性を助けようとして殺された事件の真相が眠っていた。
霧島の妻だったクラブのママ・未亡人サオリ、
関西のゴッドファーザー、
地元マフィア、
サオリに魅せられた男たち、
則天道場、
放火されたスナック その殺されたママ、コンドウキョウコ、地上げ
それぞれがそれぞれの思惑をもって動き、
探偵はピースを揃えて真実に近づいていく。
そして・・・
みたいな感じです。
面白かったです。これは面白い。
疾走感があるし、テンポがいいし、緊張感もある。いいことずくめだね。
ちゃんと見たことはないんですけど、カウボーイビバップってこんな雰囲気じゃない?
って、なんか思いました。語りがあるところとかさ。
ジャズとかR&Bみたいな音楽が流れて、ちょっと無国籍風な都会のごちゃごちゃした中に潜むのアンダーグラウンドの物語。
大泉洋はかっこいいというより、なんとなく悲哀が見える表情が笑えるというか・・・
まあ、役には似合ってたと思います。
あ、包帯ぐるぐるのところとか、ルパンっぽかった。カリオストロの城とか。
さて。
相棒の高田もいいキャラしてます。北海道大学農学部の助手で、空手の師範代。
のんびりしているけれど、荒っぽいことになると強い。
眠そうだけど、探偵のピンチにはなんだかんだで助けに来てくれる。
キャラの作り方がアニメっぽいですよね~。
あ、吉高由里子がどっかに出てたらしいのですが、どこだ~~と、検索したら、
コンドウキョウコの妹がそうだったみたい。写真での出演でした。
長くなってきたので、もうちょっとで終わります。
ミステリーでした。ミステリーとしては、コナンみたいな、トリックがわかって云々みたいな感じの話ではないです。
段々真相が明らかになっていく感じ。
上手いと思ったのは、
カトウの正体。
カトウという名前が度々でてくるものの、誰で、何者かは分からないまま物語は進んでいきますが、
ああ、こいつがカトウだったのか!
という瞬間。
よし、おわり。