1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

Harmony-ハーモニー- 観ました。

Harmony-ハーモニー- 観ました。



伊藤 計劃(いとう・けいかく)というSF作家が書いた小説をアニメ化したもの。

この作家さんは、わずか34才でこの世をすでに去ってしまっているんですよね。

どんなお話かといいますと、

生まれた時から、WatchMeという健康状態をモニターする装置を身体に埋め込まれている。

この装置は、成人すると起動し、政府がWatchMeを通じて管理をする。

生活をコントロールし、他人を愛し、公共の為に尽くすようになる。

トァンは、学生のころ、ミァハという友人と一緒に自殺をしようとした。

ミァハは優しい世界を憎んでいた。

そしてそれから、歳月が経って、トァンはWHOで、健康管理の監察官をしていた。

そんなあるとき、世界中で、自殺事件が起こる。なぜ、集団自殺は起こったのか?

トァンはその真実を突き止めようとする中で、”意識”というものの研究をしていた

組織に行きつく。人の意識をコントロールする研究とは。


まあ、そんな感じのお話でした。

SF! ザ・SF!

なんといいますかな・・・。まず、すごく丁寧に作りこまれていたなぁと思いました。

いろんなところに、手がちゃんとかかっていて、余計なものが気にならない。

物語に没入できました。身体の健康管理の次に訪れるのは、精神の健康管理ですか・・・。

政府に管理された身体は果たして、自分のものなんですかね?

そして、精神の管理がなされたら、たぶんそれはもう自分じゃあなくなる。

自分ってやつは、こうやって、痛いとか、苦しいとか、あれは嫌だな、

あれがしたい、身体に悪いことや危険なことだってしてみたくなる。

そういうのをひっくるめて、初めて自分なんだと、この映画を見て、気づきました。

よく知らない他人に対して、思いやりをもって接しなくっちゃ、というのは、

行き過ぎれば、実はちょっと気持ち悪いことでもあるんだと思います。

もちろん、心底そう思えるならそれはそれで素晴らしい方なのだと思いますが、

それを強制されるのは違う。そういう”優しさに絞殺される”ような社会に対する息苦しさ

というのは、実在しているんだと思うんですよね。

まあ、そういうのは、いろいろあって、例えば、若手が頑張って働かないといけないとか、

高齢者が運転するときには、高齢者がブレーキの認知が遅いとか、

歩いていて横断歩道じゃないところを渡っちゃうとか、

そういうのを許してあげましょうねって、習うんですよね、自動車学校で。

それでいいのかよ、と思うわけです。

話がそれました。

ともかく、この映画は、丁寧に作られている良作でした。

惜しくらむは、この作家さんがすでに亡くなってしまっていること。

こんなに、命のことをまっすぐに取り上げた物語・世界が紡げる作家さんが。

もっと、多くの作品を世の中に出してほしかったなぁ。。。

おわり。

そういう風に





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デジモンアドベンチャー tri. 第1章「再会」 観てきました。

デジモンアドベンチャー tri. 第1章「再会」 観てきました。



全国10館でのみ、上映、ということで、ん~~~~~~~、と思っていたら、

まさかの一か月ぶりのお休み! これは、見に行く宿命・・・。そう、

宿命と書いて、さだめと読む! そんなわけで、横浜まで観に行ってきました。

どんな話かというと、

選ばれし子どもたちが、17才の高校2年生となった頃の物語。

街に電波障害のニュースが流れ、太一の前にクワガーモンが現れる。

そして、アグモン。グレイモンに進化して、クワガーモンを撃退するも、

太一は、その破壊の跡に、あのころとは違う感情を持った。

デジタルワールドの異変。そして、現れるアルファモン。

これから、どうなっていくのだろう。

そんなところで、1章は終わりです。


感想。

んーーーーー、★★★☆☆ 星3つ ってところです。

すごく面白くはない。あの頃の、デジモンを観ることはもうできないのだろうか、

と改めて、感じる出来でした。監督は、元永 慶太郎という人で、

わりと有名な人みたいですね。ヨルムンガンドのアニメの監督なんだそう。

ヨルムンガンドは、面白かったけどな。これは、違う感。

なんというかな・・・。

たぶん、この監督と私では、

デジモンに対する憧れ方が根本的に違っているんだと思いました。

最初に作られたアニメ・・・グレイモンとコカトリモンが戦う。

背景で流れていたのは、ボレロ。飽きることなく流れ続けるボレロの中で、

怪物同士がたたかっている。

その、デジタル化への見えない不安や社会の閉塞感のようなものが、

延々と繰り返される同じフレーズに表されていたように感じたのです。

そういう、思想というか、伝えたい思いというか・・・

・・・そういうものが伝わってこなかったんですよね。

簡単に進化して、オメガモンになっちゃうけど、選ばれし子どもたちの

それぞれの心の情動が、デジモンを進化させるんじゃなかったのかな??

そういう思いが、奇跡を起こし、デジモンを進化させて、道を切り開く。

それが好きだったのでした。

そういうのとは違うかなぁと。

ただ、デジモンというキャラクターを使って、敵を倒したいなら、観なくてもいいかな。


次を観に行くかはまだもう少し考えることにします。





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「アントマン」観てきました。

なかまくらです。

「アントマン」観てきました。

 

盗みをし、捕まった男・スコットは、妻も娘とも離れ離れとなった。

刑務所から出ると、仕事はなく、妻は再婚しようとしていた。

そんなスコットは、ピム博士に監視されていた。

スコットは、ある元CEOの屋敷に盗みに入り(入らされ)、スーツを手にした。

スーツを着たスコットは、なんと、身体が縮んでしまったのだ!

それは、ピム博士の狙い通りであった。

かつて、小さくなるスーツを発明したピム博士であったが、

その存在を世間に公開することはなかった。その危険性を感じていたからであった。

しかし、ピム博士の弟子ダレンは、それを”イエロージャケット”という名の兵器として

公開しようとする。兵器が完成する前に、

ピム博士はスコットを使ってデータごと破壊することを頼むのだった。


そんなお話でした。

ん~~、娘さんのためとか、そういうところが、かなりザックリした感じの動機で

進んだ印象でした。まあ、主人公もなんかノリで生きてる感じがしたので、

そんなもんでいいのかもしれませんが。


小さいヒーローということでしたが、自由自在に大きくなったり小さくなったり

しながら戦う戦闘シーンはなかなか面白かったです。

SFとしての話としては、原子間の距離を変えて、物体を縮小化するというアイディア

は面白いですね~。そして、縮小化することで、たぶん原子間力が強くなり、

物質の強度が上がる。小さくなるとたいてい、踏みつぶされたりするのに弱いですが、

ちゃんとその分丈夫になっているというのは、面白い。


なかなかアクションが面白い映画でした。



おわり。





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「バクマン。」観ました。

なかまくらです。明日からしばらく更新お休みします。

映画「バクマン。」観ました。


シュージンの文の才能とサイコーの絵の才能を合わせて、

ジャンプで一番の漫画家になってやろうと奮闘する物語です。

シンプル!

シンプルだからこそ、面白い。

  

小豆役の子はすごい美人かと言われると、ちょっとそうじゃない。

でも、それはそれでよかった気もします。

原作の漫画の絵に近い気がします。それを狙ったのかな?


映画では、劇中作「この世は金と知恵」で新妻エイジと勝負をします。

とにかく一生懸命に、がむしゃらにやる。やると、結果がついてくる!

挫折をしても、また必ず這い上がってくる。これがジャンプですよね。

シンプルな映画で純粋に楽しかったです。

最初のジャンプの歴史を振り返る映像とか、途中の漫画家いているところの映像が

かっこいいですね。

そうそう。途中で、ペンを剣に見立てて戦うシーンがあるんですね。

あの当時、漫画を読んでいるときには気づかなかったけれども、

今、ソウルキャッチャーズを読んでいる今ならわかる。

ひとコマひとコマのクオリティで勝負しているんだ・・・。

だから、書きあがったコマを相手に投げつけるような戦闘シーンになるんだ・・・!

観ても楽しい映像体験になっていました。


あと、EDのスタッフロールね。あれもいいですねぇ。

ああいうスタッフロール作ってみたかったわ。

サカナクションの音楽も、全編を通して同じ雰囲気を貫いていていい出来でした。


おわり。






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「BORUTO -NARUTO THE MOVIE-」観ました。

なかまくらです。

「BORUTO」観てきました。




週刊少年ジャンプで、大円団を迎えた「NARUTO」の息子が主人公の映画です。

一言でいうと、思ったよりもずっと良かったです。

あらすじ。

ナルトは、火影になって以来、ずっと忙しく仕事をしていて、

それが息子のボルトには不満だった。

ボルトは、ナルトと違ってセンス良くいろいろなことをこなせる性分で、

なんでも効率よくやりたがる子どもであった。

そんなボルトが、中忍試験を受ける。

ボルトは、修行しなくても強い忍術が使える最新の科学忍具をこっそり持ち込む。

いっぽう、火の里には、重要な資料を持ってサスケが帰ってきていた。

サスケの弟子になるため、初めて修行に取り組むボルト。

その服は、初めて汚れていく。

しかし、父親に褒められたいがために、科学忍具で不正をして失格になるボルト。

そこに、大筒木の一族の襲撃。皆を守り、連れ去られるナルト。

サスケは、ボルトに言う。

「知るべきは、ナルトの弱点ではなく、これまでのナルトなのではないか」と。

そんな物語でした。


うん。

ナルトは不器用で、ちゃんと息子のボルトも不器用。

まあ、母親のヒナタも不器用だから、もう、しょうがない(笑)。

とにかく、ふたりは親子だなあって感じがして、もどかしい。

ボルトは、いまどきの若者らしく、努力が嫌い。

もっと簡単に効率よくってのが、好きな子ども。

でも、簡単に効率よくっていうのは、ナルトが生きてきた道とは正反対なんですよね。

何があっても、己の信念を曲げず、幸せを掴むために戦ってきたナルトとは違う。

でも、本当の力っていうものは・・・窮地に陥った時に信じられるのは、

自分のしてきた努力だけなんだ。そんなメッセージを受け取りました。

ボルトとナルトが一緒に螺旋丸を作るシーンがあるのですが、

そこに重ねられるナルトの、これまで出会ったきた人々とのあれこれ。

そんな時間が、ナルトという人物を立体的に浮かび上がらせて、

思わずグッときました。

面白かったです。





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