1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」観ました。

なかまくらです。

夏休みに観た映画の感想 第4弾! 毎日更新しますよ!

「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」観ました。



漫画は読みました。アニメも観ました。

あらすじ

東方仗助は、髪型を馬鹿にされるとキレる高校生。

彼は普通の人には見えない自分の分身を操る力(スタンド)を持っている。

甥だという空条 承太郎が現れた頃から、仗助の周りにはおかしなことが起こり出す。

そして、祖父が殺されたことをきっかけに、仗助は、町の平和を守ることを決意する。

みたいなお話。

1章では、虹村形兆を倒し、形兆が殺されるところまでです。

・・・が、これ、続き大丈夫か・・・^^;

という感じのクオリティでした。

いや、悪くはない。たぶん、もともとこんな感じです。

ただ、これを2時間で納める構成がどうだろうなぁ、という印象。

なんだろうなぁ、もうちょっとなんとかならんかなぁ、という感じでした。

あとは、普通の映画にしようとしすぎた感、が強い。

もっと変な映画じゃ、いけなかったのかな・・・?

ジョジョのシリーズって、決して万人受けするとは思わないんですよね。

ちょっとカルト的な人気というか・・・。言葉遣いが相当個性的だし、

ジョジョ立ちとか言われるように、立っているだけでも絵になるような画風。

それを映画に取り入れなかったように感じます。そこは、表現媒体の違いです・・・。

と言われても、それって妥協じゃない?? って、思っちゃうのがファン心理。

ん~~~、つまらなくはなかったですが、面白くもない。

中途半端という感じ。45点。





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「カーズ クロスロード」観ました。

なかまくらです。

夏休みに観た映画の感想、第3弾。毎日更新しますよ!(あと2日分ストックだぜ!

「カーズ クロスロード」を観ました。



カーズの第3作です。

カーズですが、フロントガラスの所に目があって、車しか出てこないアニメで、

わぁー、子ども向けでしょ!? なんて、思われがちですが、

大人が観ても、面白い。大切なことを教えてくれる、そんな風に思います。

あらすじ。

トップレーサーとして第一線で活躍してきたライトニング・マックイーンは、

仲間やライバルに支えられ、頑張ってきた。

そこに、最新科学に則ったマシーンと

最新の練習器具で力をつけてきたジャクソン・ストームなる新人が現れる。

そして、マックイーンは、ストームに勝てない。

それを契機に、次世代マシンが次々とレースに現れ、

かつてのライバル達は引退していくのだった。

マックイーンは、焦りのあまり、レース中に大クラッシュを起こしてしまう。

来期に向け、練習を始めるマックイーンは、最新の練習器具のそろった

トレーニングセンターに案内される。そこにいたのは、クルーズ。

レーサーになれなかったトレーナーのクルーズは、

マックイーンにおかしなトレーニングばかりをさせる。

焦りを隠せないマックイーンはトレーニングセンターを提供してくれた

チームのオーナーからも見放されてしまう。

「次のレースが最後のチャンス」

それに賭けるマックイーンは、師匠ドックの師匠に会いに行く。

クルーズを練習相手に、マックイーンは、スキルを伸ばしていく・・・!

そして、いよいよレースの日を迎えるのだった・・・


というお話。

うわああーーー!! という感じ。たしかに、クルーズの活躍は嬉しい。

だけど、なんだろう・・・なんだかこういう物語が最近多いのかなぁ・・・。

ロッキー・ザ・ファイナルでいいじゃないか。

もう、スピードじゃあ勝てない。体力でも勝てない。だけど、それでも、

経験と勘、みたいなやつで、意地を見せる。

そうあって欲しかったなぁ、というストーリーでした。

この物語の主人公はライトニング・マックイーンなんですよぉ・・・。

という、ちょっと、ううーーん、面白かったけど、

ちょっと、悲しい終わり方でした。

すごく現実的で、この方が良いんでしょ? という感じ。

頑張っても頑張ってもダメな現実がやってくる感じ・・・悲しい。

これをどう受け止めていけばいいのかなぁ・・・(エンターテイメントなのにね


というわけで、・・・75点。





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「トランスフォーマー 最後の騎士王」観ました。

なかまくらです。

夏休みに観た映画の感想、第2弾。5日間、毎日更新しますよ!

「トランスフォーマー 最後の騎士王」観ました。



あらすじ

サイバトロン・オプティマスは、創造主を訪ねるため、母星サイバトロン星への

旅を続けていた。

地球では、オートボット(ロボット)に対する弾圧が世界中で拡がり、

司令官オプティマスがいない中、破壊活動が進んでいた。

ケイドは、破壊されるオートボットを人間から守りながら、生活をしていた。

そんな中、エネルギーが枯渇し、滅びかけたサイバトロン星が地球に異常接近する。

その鍵を握るのは、中世に人類に手渡された杖であった。

人類の歴史の裏側で繰り広げられるオートボットと騎士団の暗躍の歴史。

創造主に操られていたオプティマスも意識を取り戻し、

サイバトロン星の攻撃を防ぎ、地球を守るのだった・・・。


みたいなお話でした。

まあ、ストーリーよりも、息をのむ展開力と、圧倒的質量を持つオートボットが

街を、城を、所狭しと暴れ回る姿を楽しむ映画だなぁ、と。

キャラクターは結構バランス良く配置されていて、

キャラクターの掛け合いもなかなか楽しめました。

ただ、騎士団のおじいさんのキャラは、最後まで受け入れられませんでした。

ああ、こういうもうろくした感じのおじいさん、いるよねぇ、というのは分かる。

だけど、すごく現実を突きつけられている感じで、なんか、作品と合ってない感じでした。

紳士オートボットのコグマンは、すごく良いキャラ。ですが、結局、このおじいさんとの

やりとりが、妙にアメリカンな感じで、すごく違和感。どこかからコピペしてきたような、

ギャグが悲しくなる・・・。

映像のスケールがでかくて、ドキドキできるだけに、

ちょっと勿体なかったなぁ、という印象。

・・・65点という感じ。ギリ、及第点という感じ。





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「メアリと魔女の花」観ました。

なかまくらです。

今日から仕事です。なんだかすごく早起きをしてしまいました・・・(苦笑

さて、夏休みに観た映画の感想、第1弾。5日間、毎日更新しますよ!(目標)

「メアリと魔女の花」観てきました。



あらすじ

メアリは、普通の女の子。

好奇心が旺盛で、興味のあるほうにすぐに気を取られる。

失敗ばかりで、自分に自信はあんまりない。

そんなメアリは、あるとき、黒猫に誘われて、森の奥に咲く不思議な花・・・

魔女の花を見つける。その花と箒が、彼女を魔女の国へと連れて行くのだった。

魔女の花によって、一時的に魔女になったメアリは、魔法学校を見学して回る。

自分が魔女ではないと言い出せないまま、メアリは、魔法学校を後にすることになる。

ところが、メアリの見つけた魔法の花は、

魔法学校の校長が探し求めていた幻の花だったのだ。

メアリから花を奪い取るために、メアリの近所に住むピーターを攫ってしまう。

巻き込んでしまったことを知ったメアリは、最後の魔法の花を手に、

再び魔女の国へと向かうのだった。


みたいなお話。

最初のシーン。燃えさかる魔法学校から脱出する若い魔女。

すごく熱いシーンで、震えました。ぶっちゃけると、此処が一番良かった(苦笑

他の方がレビューされているように、ちょっとどこかで観たことのあるシーンが多いかな

という印象でした。

最初のシーンは、ラピュタだし、

家族構成が、おばあさんとお手伝いさん(?)とメアリで、魔女の宅急便だし、

自転車に乗ってる近所の男の子は魔女の宅急便だし・・・。

良かったところは、捕らえられて脱出するまでのあたりとか、

魔法の本を手に入れるところとかかな。

あとは、デイダラボッチみたいなのと戦うところも、ちょっと描き方が違うところは良し。

無差別にやられるところはそのままでしたが・・・。

そんなわけで、ちょっと、既視感が強すぎるなぁ、と思います。

新しい人間関係を丁寧に描いたり、見たことのない映像を見せて欲しいなぁ、と思います。

5W1Hをうまく組み合わせて、想像力の壺に投げ込んでいただきたい。

その先に、夢のある世界があると思うんですねぇ・・・。

あとは、メッセージ・・・。メッセージが上手く受け取れませんでした。

メッセージを受け取らずに終わった物語は多分二度と見ないで終わりますね。

アニメーションとしての動きとかは、とても良かったので、

違うメディアから、どんどん吸収して、

アニメで見たことのない表現を生み出していってほしいなぁと思います。

この作品は、ジブリの意思を継いでいきたいと言うことは分かりましたが、

時間が進んでいない感じ。

まあ、60点、てところですね。





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「GIVER 記憶を注ぐ者」観ました。

なかまくらです。

「GIVER 記憶を注ぐ者」観ました。DVDにて鑑賞。


あらすじ。

記憶を消去することで、人類は完ぺきに平和で平等な世界を作り上げていた。

しかし、その世界の中で、一人だけ、過去の人類の栄光と過ちの記憶を持ち続ける

役割を背負う人間が選ばれ、受け継がれていた。

記憶を受け取る人間の役割は、”記憶の器(レシーバー)”と呼ばれた。

レシーバーとなった主人公の青年ジョナスは、過去の記憶を知るにつれ、

現在の世界は、喜びや色彩、愛を失った間違った世界だと考えるようになる。

あるとき、記憶の境界線と記された地図を見つけたジョナスは、

その境界線を越えることで、封印された人々の記憶が戻るのではないかと考え、

規則を破り、理想郷から脱走を図る。

そして、地図にある記憶の境界線を目指すのだった。


・・・というようなお話でした。

初め、モノクロの映像で展開して、なんだなんだ、と思っていると、

レシーバーになって、彼の世界が段々と色づいていきました。

色彩は、きっと感情の起伏に大きな影響を及ぼしているんだろうなぁと、納得しました。

色づいた世界で、ジョナスには、恋人がさぞかし魅力的に見えたんでしょうね。

恋人の存在が、ジョナスに、人間の過ちの記憶に耐える力をくれるのでした。

まあ、終盤までひとつのドラマとして、ある意味平坦な感情で見ていたのですが、

終盤、理想郷から脱走するシーンが迫る中、

記憶の伝達者(ギヴァー)は、「勇敢な君に強さを伝える」

そういって、いくつかの断片的な記憶を伝えるシーンがありました。

その記憶とは、人間が、パラシュートを背負って崖から飛び降り、

犬ぞりで雪原を探検し、川を下り、荒野を疾走し、

火をおこし、

戦車の列の前に立ちふさがり、軍の圧政に市民は立ち上がり、平和を勝ち取っていく

そんなシーンが流れました。

それこそが、

人類が忘れてはいけない人類の持つ強さなのだと、

この映画はそう伝えようとしているように感じて、大きく心を揺さぶられました。

ラストシーンで、地図に描かれていた塔を越えると、

理想郷に一気に記憶が戻ってくるのですが、これは、ちょっとご都合主義的で

イマイチな感じでした。

原作の児童文学でどんな描かれ方をされていたかはわかりませんが、

記憶が失われてからどれくらいの歳月が経っていたのか、

初めに、記憶を封印しようとした人々はどこへ行ってしまったのか、

など、疑問が多く残されてしまいました。

でも、きっと、いつか、封印した記憶を解放する日が来てもいい、と考えたから、

塔を作ったんだとは思います。それこそ、境界を踏み越えた人間が、生きていける

強さを取り戻すようにするために・・・。

でもまあ、組織の構造として、また、映画の構成として、

理想郷の創始者の一族の存在はあるべきでしたよね。

そうすると、ラストの展開に対する思いも変わっただろうに、と思いました。

また、最後の最後に、記憶の中にあったクリスマスを迎える家が雪の中に突如として

出現しますが、最後のジョナスのセリフとも相まって、感じるのは、

ジョナスの死なんですよねぇ・・・

たぶん、そんな家は、現実には存在しなくて、

ジョナスの死の直前に観た原風景なんだろうなぁと、思ったのでした。

まあ、途中突然の凄い感動ポイントがありましたが、

あとは、まあ、ふつーって感じの出来でした。

おわり。





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