1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

かゆいところ


なかまくらです。

定期テストも終わりまして、

まる付けも終わりまして、

いよいよ夏本番、部活動の夏の大会、夏季講座などと、季節は変わり、場面は変わり。

暑い夏も目白押し。黒目のほうはきょろきょろ、きょろきょろ。お忙し。

負けずに頑張っていきたいところ。

さて。

まあ、なんだ。


採点すると、自分の教えているクラスの隣のクラスのことがどうしたって気になってしまう。

隣の芝が青く見えるというよりは、我が物の身贔屓(びいき)というやつで。

なんとか、一番点を取らせてやりたかったり。

でもそもそも、点取るだけがすべてじゃないですよね。

点を取るのは、出来たら面白い!っていう勉強の一面でしかなくて。

単純に、数学の考え方って面白い!って(それも、ある程度数学出来ないとだけですけど)

そんなのだっていいじゃないですか。とりあえず、好きにさせよう。好きになろう。


そういう授業が出来たらな、と思っています。

そのためには、ストーリーが大事だ、と感じます。

どういう展開で、そこに行きつくのか、ということが、

直接、理解の善し悪しにかかわってくる気がします。

授業と参考書と違うところは、そういうプロセスがあるところだと思う。

ストーリーは例えば、

「桃太郎」だったら、

「桃から生まれた桃太郎が、3匹のお供を連れて鬼退治をする」というお話で、

日本生まれの日本育ちだったら誰でも一度は耳にして、

そのくらいのストーリーは知ってるよってそういう話。

いろいろな枝葉はあるけれど、幹の部分だけ話すとそういう感じ。

そこから伸びる枝をどうするか。

それがかゆいところ。

かゆいところは、掻いてやるのか。

かゆいところは、指さして自分で掻かせるのか。

かゆいところは、気付くまでほうっておくのか。

それを選んでやることが教えることの大変で面白いことなんだと思います。





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誰のためにテストをするのか。


なかまくらです。

定期テストが差し迫ってきます。

もう、テスト作るのが大変だ~~~。

さてこれは誰のためのテストなんですかね。

教員が成績を付けるためのテストなのか、

生徒nい勉強させるためのテストなのか。

北欧のフィンランドではテストがないのに勉強できてすごいね!

ということで、教育方法が注目されたりしますね(※参照http://ameblo.jp/kokkoippan/entry-10653717561.html )←続きのリンクは、これの中身(保管用)。

さて。問題を解く上で必要になってくるのは、経験と発見であると思います。

問題を見たことがある! となると、解ける可能性はぐっと大きくなります。

そんな問題、見たこともない、という問題が一問ならまだしも、数問単位で出てきた日には、時間内には解ききれないでしょうね。だから経験が必要。だけども、一問くらいは出てくるわけだから、どうやったら解けるのか、発見する能力も同じく大事。

そういうありとあらゆる問題を想定して授業中にやりくりするのはムリ。

だったら、基本的な事項は教えて、あとは、テストに備えて各自で学ぶことで力が引き上げていくしかないと思うんですね。

だから、テストは必要かな、と思うんです。








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抱負と夢


なかまくらです。

今年勤めることになった職場で歓迎会がありまして、
ひとりひとり抱負を語りました。


私が先生になりたいと強く思ったのは、中学校の時の先生の影響が大きいです。
私の思い描いていた教師像は、生徒にとても好かれる先生で、
「将来は先生みたいな先生になりたい」と言ってくれるようなそういうものでした。
私は大学でスイミングスクールのコーチのアルバイトをしていました。
その中で、自分よりも才能のある人間に何人も出会いました。
身体の大きさや、関節の可動域などに非凡なものを感じました。
その時、何かを教えることの難しさを改めて感じました。
自分以上の人間に鍛え上げることが教育の使命なのだと確信しました。
今の私の理想の教師像は、
私のことを好きになるのではなく、
私の教えた教科が好きになり、
その分野で活躍していってくれる生徒を育てられる先生になること。
そんな風に考えています。


今年はこんなことを履歴書に書こうと思っていまして、
そういうことを喋りました。





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いくつかの言葉

 
私の中にいくつかの言葉がぐるぐると回って心のエンジンを回転させてくれます。
誰かの受け売りばかりです。大切に繰り返し読んで、いつか自分の言葉にしたいな。


・ 子どもに、やればできるじゃんって気持ちを育てること。

・ あの先生面白い!というクラスではなくて、クラスのあの子が面白い!というクラスを作りたい。





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もぐもぐ

 

「教室に笑顔があふれる中村健一の安心感のある学級づくり」

という本を読みました。まず、すごく良い本でした。

筆者の先生は、2月に広島に講演会に来てくださった先生で、

有名な小学校の先生なのだそうです。

印象に残ったのは、

教育は、「フリ」「オチ」「フォロー」からなっていて、

「オチ」は生徒が勝手に失敗して、面白がるから、

教師は「面白いフリ」と「フォロー」をしてやればよい、という考え方。

これは、「お笑い」だけでなく、教育全般に言えることである、とこの本では言っています。

また、「厳しく叱る」ことを子どもたちは嫌っていない、ということを読み、

ああ、そうなんだ、そうなんだろうな、と思いました。

さらに、「当たり前のことを当たり前にさせる」ということを筆者は繰り返し言っており、

それが中村先生にとって、学級づくりのポイントなんだろうな、と感じました。

私の場合、スイミングとの関連でどうしても考えてしまいます。

まず、基本的なルールを徹底する。

待機は座って待つ。泳ぎ着いたら上がって待つ。

スタートは5秒間隔etc...

そういうルールを徹底する。勉強するのはそれからだ。

ああ、一緒だな、と。共感しましたし、それを学校で実践している先生がいらっしゃることに感動しました。

おわり。






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