1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

入試問題を作ろう。

なかまくらです。

教えてると、こういうのが分かっている生徒がもっといたらなぁとかって、

思うわけですよ。


だから、入試問題はそういう問題で点を取れるかどうかが見たいわけです。


逆に言えば、

大学生になって、こういうのが分かっている生徒が欲しいなぁって、

思ってもらえるような高校生を育てていかないといけないんでしょうね。


同じアナロジーならね。






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教えてどうなる 教えてどうする 教えるどうする

なかまくらです。

来年度のことをそろそろ考えながら過ごす最近です。


来年度も今の学校で講師をしつつ、教員採用試験を受けようかな、と思っています。

問題は、受ける試験科目と今教えている科目が違うことだけども・・・苦笑。


さて。もうひとつの問題は、来年度の私がどれくらい忙しいかです。

今年は、文理選択前の1年生の進学クラスを持たせてもらったので、

相当勉強しましたし、時間もかけました。

一方で、もうクラスのほとんどの生徒が受験では使わないし、

そもそも、3年生では数学は選択しないよ、

というクラスも持っています。

手を抜くというのはおかしいですけれども・・・実際、どうやったらわかりやすく教えられるのか、・・・なんて考えてるだけで日が暮れちゃうぐらいなんですけども。

でも、もし、超文系コースみたいなクラスばかり担当するようになったら、

たぶん、進学クラスを持っている今ほどは、数学という学問の研究をしなくなるから時間は増える気がします。


でも、数学が面白いから頑張れているという側面もあるわけですし、

なんだかそれは物足りない1年になるのかなぁと思わなくもない。

採用試験に合格したら、そういう学校にも行くだろうに、どうするんだろう。

とも考えちゃいますね。でも、そうしたらそうしたで、

趣味でやりたいこともいろいろあるわけですから、

そちらに力を入れるかなぁ?


とにかく、来年度のことをもやもやと考えながら、

毎日残り少ない教科書のページをめくって授業ノートを作っています。





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青春の一ページ

なかまくらです。

センター試験廃止が議論されている中、今年もセンター試験が実施されましたね。

相変わらずセンター試験の日は寒いなぁ^^;


さて。

センター試験を廃止して、人物重視の大学入試に移行していくべきだ、

という提言がなされて動いているようですが、

私は、混乱を隠せません。

え、なに? 脱ゆとりってなんだったの?

教科書が2割厚くなったのはなんだったの?


どうやら、高校時代に何回か試験を実施し、それのテストの成績によって

受けられる大学グループ(?)のようなものを決め、

2次試験(グループディスカッションや小論文)を課すというもののようです、新聞で読んだところ。

ということは、その何回かの試験でいい成績をとり続けることがいい大学を受ける最低限必要な条件となるわけだ。


受験生の一年って、すごい頑張ったわけですよ。もう、これでもかってくらい。

でも、そのこれでもかを、3年間続けないといけない仕組みに変えようというように聞こえます。

それってすごくしんどいし、現行の様な受験レベルの問題はまず間違いなくムリだ。

だって、数学でいうならば、本当に難しい問題は、結局分野を横断して出てくるし、

分野を横断するという選択肢があるからこそ、難しいのだから。

それに、

なにより、高校時代って、一番部活動なんかにも打ち込めて楽しい時期であると同時に、人間形成にも多大な影響を与えていると思うのです。

その時期を勉強ばかりに費やしたら、いかんでしょう。

さらに、教科書がこれだけ厚くなったわけで、小論文であったり、グループディスカッションの指導なんて、誰がやるんだよ(笑)。

学校の学習指導要領にもないことを無理矢理入れ込まれてもますます先生が大変になるだけ。

これを言語活動の充実でやれというならば、教科書を薄くしなさいな・・・。


スポーツに打ち込んでそれでも結果はでなくて・・・その結果大学には行かない人、あるいは勉強に打ち込んで社会の縦社会になかなか馴染めない(私のような)人ばかりになるんじゃないかなぁと思います。

すると、生活の格差はますます広がるんでしょうね。怖いなぁ。







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先生

学校の中では特別暇なフリをしたい。質問においでと待っている。





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かゆいところ


なかまくらです。

定期テストも終わりまして、

まる付けも終わりまして、

いよいよ夏本番、部活動の夏の大会、夏季講座などと、季節は変わり、場面は変わり。

暑い夏も目白押し。黒目のほうはきょろきょろ、きょろきょろ。お忙し。

負けずに頑張っていきたいところ。

さて。

まあ、なんだ。


採点すると、自分の教えているクラスの隣のクラスのことがどうしたって気になってしまう。

隣の芝が青く見えるというよりは、我が物の身贔屓(びいき)というやつで。

なんとか、一番点を取らせてやりたかったり。

でもそもそも、点取るだけがすべてじゃないですよね。

点を取るのは、出来たら面白い!っていう勉強の一面でしかなくて。

単純に、数学の考え方って面白い!って(それも、ある程度数学出来ないとだけですけど)

そんなのだっていいじゃないですか。とりあえず、好きにさせよう。好きになろう。


そういう授業が出来たらな、と思っています。

そのためには、ストーリーが大事だ、と感じます。

どういう展開で、そこに行きつくのか、ということが、

直接、理解の善し悪しにかかわってくる気がします。

授業と参考書と違うところは、そういうプロセスがあるところだと思う。

ストーリーは例えば、

「桃太郎」だったら、

「桃から生まれた桃太郎が、3匹のお供を連れて鬼退治をする」というお話で、

日本生まれの日本育ちだったら誰でも一度は耳にして、

そのくらいのストーリーは知ってるよってそういう話。

いろいろな枝葉はあるけれど、幹の部分だけ話すとそういう感じ。

そこから伸びる枝をどうするか。

それがかゆいところ。

かゆいところは、掻いてやるのか。

かゆいところは、指さして自分で掻かせるのか。

かゆいところは、気付くまでほうっておくのか。

それを選んでやることが教えることの大変で面白いことなんだと思います。





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