なかまくらです。
定期テストも終わりまして、
まる付けも終わりまして、
いよいよ夏本番、部活動の夏の大会、夏季講座などと、季節は変わり、場面は変わり。
暑い夏も目白押し。黒目のほうはきょろきょろ、きょろきょろ。お忙し。
負けずに頑張っていきたいところ。
さて。
まあ、なんだ。
採点すると、自分の教えているクラスの隣のクラスのことがどうしたって気になってしまう。
隣の芝が青く見えるというよりは、我が物の身贔屓(びいき)というやつで。
なんとか、一番点を取らせてやりたかったり。
でもそもそも、点取るだけがすべてじゃないですよね。
点を取るのは、出来たら面白い!っていう勉強の一面でしかなくて。
単純に、数学の考え方って面白い!って(それも、ある程度数学出来ないとだけですけど)
そんなのだっていいじゃないですか。とりあえず、好きにさせよう。好きになろう。
そういう授業が出来たらな、と思っています。
そのためには、ストーリーが大事だ、と感じます。
どういう展開で、そこに行きつくのか、ということが、
直接、理解の善し悪しにかかわってくる気がします。
授業と参考書と違うところは、そういうプロセスがあるところだと思う。
ストーリーは例えば、
「桃太郎」だったら、
「桃から生まれた桃太郎が、3匹のお供を連れて鬼退治をする」というお話で、
日本生まれの日本育ちだったら誰でも一度は耳にして、
そのくらいのストーリーは知ってるよってそういう話。
いろいろな枝葉はあるけれど、幹の部分だけ話すとそういう感じ。
そこから伸びる枝をどうするか。
それがかゆいところ。
かゆいところは、掻いてやるのか。
かゆいところは、指さして自分で掻かせるのか。
かゆいところは、気付くまでほうっておくのか。
それを選んでやることが教えることの大変で面白いことなんだと思います。