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なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

青春の一ページ

なかまくらです。

センター試験廃止が議論されている中、今年もセンター試験が実施されましたね。

相変わらずセンター試験の日は寒いなぁ^^;


さて。

センター試験を廃止して、人物重視の大学入試に移行していくべきだ、

という提言がなされて動いているようですが、

私は、混乱を隠せません。

え、なに? 脱ゆとりってなんだったの?

教科書が2割厚くなったのはなんだったの?


どうやら、高校時代に何回か試験を実施し、それのテストの成績によって

受けられる大学グループ(?)のようなものを決め、

2次試験(グループディスカッションや小論文)を課すというもののようです、新聞で読んだところ。

ということは、その何回かの試験でいい成績をとり続けることがいい大学を受ける最低限必要な条件となるわけだ。


受験生の一年って、すごい頑張ったわけですよ。もう、これでもかってくらい。

でも、そのこれでもかを、3年間続けないといけない仕組みに変えようというように聞こえます。

それってすごくしんどいし、現行の様な受験レベルの問題はまず間違いなくムリだ。

だって、数学でいうならば、本当に難しい問題は、結局分野を横断して出てくるし、

分野を横断するという選択肢があるからこそ、難しいのだから。

それに、

なにより、高校時代って、一番部活動なんかにも打ち込めて楽しい時期であると同時に、人間形成にも多大な影響を与えていると思うのです。

その時期を勉強ばかりに費やしたら、いかんでしょう。

さらに、教科書がこれだけ厚くなったわけで、小論文であったり、グループディスカッションの指導なんて、誰がやるんだよ(笑)。

学校の学習指導要領にもないことを無理矢理入れ込まれてもますます先生が大変になるだけ。

これを言語活動の充実でやれというならば、教科書を薄くしなさいな・・・。


スポーツに打ち込んでそれでも結果はでなくて・・・その結果大学には行かない人、あるいは勉強に打ち込んで社会の縦社会になかなか馴染めない(私のような)人ばかりになるんじゃないかなぁと思います。

すると、生活の格差はますます広がるんでしょうね。怖いなぁ。







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