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なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

「十三機兵防衛圏」クリアーしました!

なかまくらです。

「十三機兵防衛圏」クリアーしました!


「デス・ストランディング」をクリアーして、早2か月。

今年は夏休みらしい夏休みもあるし、ゲームをしよう・・・というわけで、

YOUTUBEで、面白そうなゲームを探していると、

「DETROIT」と「十三機兵防衛圏」が目に留まりました。

この「十三機兵防衛圏」ですが、13人の少年少女が、

ある日、突然街を襲ってくる怪獣(?)から、

街を守るために機兵というロボットに乗って戦う、というストーリー。

これをこの令和の時代に2Dのアドベンチャーゲームとしてやっちゃうわけです。


アドベンチャーパートでは、13人が機兵に搭乗するまでのストーリーと、

何故、機兵は襲ってくるのか、について謎が明らかになっていきます。

複雑に絡み合い、進行するストーリーは秀逸で、

グラフィック全盛期のこの時代に一本道のストーリーでこんなに勝負できるんだ!

というクオリティ。

最後まで真相を読み解けず、ぐいぐいと引き込まれて一気にクリアーしてしまいました。

タイムトラベルや宇宙人の来襲、暗躍する巨大企業などはSF好きにはたまらない要素。

敵の怪獣や襲われる街の描写もどこか「宇宙戦争」を彷彿とさせたりとか、

その他にも、E.T.やゴジラなど過去のSF映画のオマージュと思われる描写もあり、

ニヤリとします。


バトルパートは、バトルパートで分かれていて、

バトルをするか、アドベンチャーパートをするか、選んで進めることができます。

13人から6人を選んで出撃(それ以外は、拠点防衛のAIによる挙動)させるのですが、

第一世代~第四世代まで、機兵の特徴が違い、またずっと固定メンバーで出撃するのが

難しい制限があるので、その組み合わせによって、戦略が変わります。

フレアを撒いてみたり、大型ミサイルで一掃したり、シールドを張ったり、

自動迎撃の小型機を出してみたり、近接で殴りこんでみたり・・・

敵も、進行速度の速いものから防御力の高いもの、飛行しているもの、

大型で非常に高い攻撃力をもつもの、機兵への攻撃能力はないがHPが異常に高いもの、

ミサイルを撃ってくるもの、フレアを撒くもの、シールドを張るもの・・・

などなどで、戦略的にはかなり多彩なのではないかと思います。

私の基本戦術は、自動迎撃を射出。

継続ダメージの入るフレアを重ねて撒いて、

そこに囮を置いて継続ダメージで小型と中型は軒並み破壊、

大型は、近接攻撃で各個撃破、というのがお気に入りの戦術でした。


このゲーム、なかなかのお値段で、8000円くらいするんですね。

それでもおススメのゲームです。


別の方のレビュー:https://note.com/baramiyasona/n/nb266fe7e2a9b





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「落第騎士の英雄譚」観ました。

なかまくらです。

「落第騎士の英雄譚」観ました。

dアニメストアの会員になったので、アニメが見放題です!(やったぜ!

・・・と思ったのですが、案外見ないものです(もったいない!



今、放映中の「魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~」(長すぎる!

とか、「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」(これもまだ長い!

が、頭からっぽで見れて、割と面白かったので、

夏休みを機に、その監督の大沼 心の過去監督作を追いかけてみることにしたのです。


で、見始めたのですが、ちょっと痛い感じでした!苦笑

身体強化しか魔法が使えない落第騎士が、その身体強化を極限まで極めることで、

並みいる強敵を倒してトーナメントを勝ち進んでいくお話。

戦闘シーンのカメラワークとかが迫力があってGOODでした。

そして、、その構成力はさすが。

12話という限られた中で原作の魅力を伝えるために、どこをどう端折れば、

アニメから入る人にわかりやすい物語とすることができるか、が、

分かっているのでしょうね。

どこかのソードアートオンラインとか、とある魔術の禁書目録をアニメ化している

スタッフに教えて差し上げたいところですね。


なんでしょうね、お金がたくさんかかっていたりすると、しがらみが多くて、

ここは削っちゃダメ、とか

そういうモノ申す人がたくさんいてうまくいかないものなのでしょうか?

ともかく、才能ある人を見つけるって大変だし、

静かに結果を出し続ける人を見ると、面白いな、と思うのでした。


そういう職人芸みたいなのをまるっきり別業種ですが、

一人の職業人として私もできたらいいな、と思うのでした。

おわり。





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「デス・ストランディング」クリアーしました!

なかまくらです。

PS4のゲーム「デス・ストランディング」をクリアーしました。



総プレイ時間100時間とちょっと。

よくもまあやったものです。

どんなゲームか。

アメリカ大陸は、「デス・ストランディング」という現象によって分断されてしまった。

死者はあの世へ行かず、BTという幽霊となって現世に残り、

生者と接触すると、対消滅を起こして、周囲を巻き込む大爆発を起こす。

さらに、降る雨は、「時雨」と呼ばれ、生き物の時間を急速に奪い老化させる。

この「デス・ストランディング」現象によって、人類は地下のシェルターに

住むようになった。

そのため、都市から都市へと荷物を運ぶポーターの存在が重宝されるようになった。

そのポーターの一人であるサムが主人公。

アメリカを再びつなぐための新しい通信システム「カイラル通信」のキーをもって、

アメリカを横断する旅に出るのだった。

というようなお話。

基本的には、荷物を運ぶお使いゲームなのですが、

道が舗装されていない!(そりゃそうだ)



そのため、どういったルートで目的地に行くか、

新しい場所へ行くたびに、ルート探索をしないといけないのです。

富士山に登った経験があったのが大きかったのかもしれませんが、

これが楽しい。岩に足がかかれば簡単に転ぶし、荷物を積みすぎれば

もちろん転倒する。そうすると、荷物がダメージを受けて評価が下がる。

大陸を横断するわけですから、平地もあれば山地もある。雪山だってある。



景色もきれいで楽しめます。

・・・ルートの探索には、「デス・ストランディング」によって出現した要因も。

荷物を配達人から奪うミュールの拠点を避けつつ進んだり、戦ったり。

BTの出現ポイントを避けたり、戦ったり。



武器も荷物の重量が増えるので、そうそう毎回戦うわけにもいかないのです。

中盤になると一気にできることが増えて、世界が広がります。

落ちている素材や、ミュールから素材を奪ってきて、国道を復旧させて

バイクで走れるのです。これが走っているだけで爽快! バイクが欲しくなります(笑

大陸中央の配送の後半は、雪山が続きます・・・!

ホワイトアウトで前も見えないところも。

ジップラインという簡易ロープウェイみたいなのを建設できるので、

ひたすら建設ルートを探して作っていきます。

・・・・・・という感じに、このインフラ作りに一番ハマりました。

しかも、PSネットワークでフォローした別のプレイヤーのジップラインや国道が

使えたり、バイクやトラックをシェアしたりできるので、めんどくさすぎることもない。

そんなこんなで一生懸命インフラを整えていくうちに、

気が付いたらストーリーも終盤に。

「デス・ストランディング」現象が古い地層から見つかり、

実はビッグ5と呼ばれる大量絶滅の際にはこれまでも起こっていたことが判明する。

そして、都市をつなげるサムを妨害してくるヒッグスの目的も明らかになる。

サムと絆を深める赤子の形をした装備「BB」の出生の秘密も・・・。

なんて、感じで最後は怒涛の謎解き!

そして、ラスボス! でかいな!

やっと手に入れたグレネードランチャーで撃ちまくります!(重量ありすぎ



そして、エンディング。

最後のサムの出生の秘密・・・、すべてがつながっていく感動。

生きるってすごいなぁ・・・。

独創性にあふれる世界に没入したゲーム体験でした。面白かったです。





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「映像研には手を出すな!」見ました。

なかまくらです。

「映像研には手を出すな!」見ました。



アニメを作る映像研究会を立ち上げた3人。

設定を考えるのが大好きなコミュ障の浅草氏。

お金を儲ける方法を考えることが得意な金森氏。

人気読モで、アニメーターになりたい水崎氏。

3人が妄想を膨らませて、アニメを作る話。

1本目。部費を勝ち取るためのショートアニメ。

2本目。文化祭に向けてのロボット部のプロモーションアニメ。

3本目。即売会に向けて、街を舞台にした「芝浦UFO大戦」という町おこしアニメ。


3本のアニメを12話で作り上げるまでの話なのですが、これが面白いのですね。


想像する楽しみを体験したことのある人なら楽しめるのでしょう。

私はそうでした。

想像することは面白い。

その想像を誰かに話すことが、なぜかだんだん恥ずかしいことのようになっているのは

何故なんでしょうね。

小学校のころ、川井君という同級生がいまして、昼休みのたびに、

(その頃流行っていた)ポケモンのこんな裏技があったらおもしろいねって

そんな話を延々としていました。伝説は自分たちで作るものだったのです。

それが、中学生のころにはみんな物語を持っていたし、

誰しも、一本くらいはとっておきの物語を持っていたはずなのに、

いつの間にか(あるいは最初から)それを明かさないで大人になるのです。


そんなアホらしいことを言わずに、

好きなようにやっていいんだよって、そういうことを言ってくれるアニメだったな、

と思います。

最終回。

「芝浦UFO大戦」は実はちょっと難解で、・・・ああ、惜しい! という感じでした。

街の商店会からの支援を受けて作っていたアニメーションに、

学校から待った! がかかっていました。

学校の部活動で作ったもので、お金儲けをしてはならない、と。

一方、アニメ自体も、浅草氏がストーリーを決めきれずにいました。

街を探検して、あるいは教頭先生の優しそうな表情などを見て、

共存していくことが大切なんだ、という結末を思いつく・・・。

そして、それを完成させて、即売会で見事完売! よかったね!

で、終わりなのですが、学校側はメディアがタイアップを(金森氏の策略で)高評価し、

経営について生徒に学ばせている先進的な学校だとSNSで盛り上がることで

口が出せなくしていたのです。


けれども、職業柄か、教頭先生とのといいますか、

学校側との戦いにもうちょっと決着をつけて欲しかったな、と思いました。

劇中劇の結末は、共存だったのですから。

材料はすべてちゃんと描かれていて、ご想像にお任せしますだったのでしょうか。

でも、1シーンあれば、

そうしたら、あのラストシーンが際立ったのに! と思わずにはいられない。

そんなわけで、もう一話、欲しかったなぁ、という作品dねした。


でも、全体としてはとても楽しいアニメでした。

DVD買おうかな?





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「仮面ライダー鎧武」見ました。

なかまくらです。

「仮面ライダー鎧武」見ました。TVシリーズ47話。

職場の同僚から、なんで鎧武見てないんすか!? と言われており。

少し前から気になっていたのもあり・・・全話パックを購入!

見てしまいました。あー、休みって罪ですわ。


さて。

なぜか、子供のころは戦隊ヒーローも仮面ライダーもほどほどに育ってきた私は、

大学生になって、友人から進められて仮面ライダーW(ダブル)で

仮面ライダーデビューしたのですが、W(ダブル)、オーズと2作品見て、

フォーゼのとんがり頭がかっこ悪すぎて離脱。

ウィザードで再び、仮面ライダーに戻ってこようとしたところ、

鎧武(ガイム)で再び離脱(苦笑)。


なぜだかわからないのですが、仮面ライダーは毎回、篩(ふるい)にかけてくるんですよ。

これでもかっ! とばかりに。

鎧武は、「フルーツ」「戦国武者」「仮面ライダー」・・・っ!

主人公がオレンジ。ライバルがバナナ。

変身がこれまた絶妙にダサい。

異界から呼び寄せたフルーツが、頭上から落ちてきてすっぽりハマって、変身する。



どれだけ酒を飲んだらそんなアイディアが出てくるんだ(笑


そんなわけで、当時見ないで過ごしてしまったのですが、

最近になって、実はメインライターが虚淵 玄さんだと知り、

また、よくできた群像劇なんですよ、と聞き、

見てみたのでした。

ストリートダンスで覇を競っていた若者のグループたちは、

インベスゲームというロックシードを使って、インベスという小さい怪物を

操って戦わせるゲームにはまっていた。インベスゲームの勝敗で、

ダンスチームの勢力図が塗り替えられていく事態になっていた。

そのインベスゲームで使うロックシードを売買する怪しい大人シド。

ある時、ダンスチームを引退して、

アルバイトをしながら大人として暮らし始めようとしていた葛葉紘太は、

現リーダーである勇也に呼ばれ、高司舞とともに、不思議な森に迷い込む。

そこで、不思議な果実とベルトを手にする。

そして、アーマードライダー鎧武となって、

襲い掛かってくる実体化したインベスを倒すのだった。

シドの思惑によって、次々とアーマードライダーの力を持つベルトを得るダンスチーム。

中でも最大のライバルは、チームバロンを率いる駆紋戒斗であった。

戒斗は、より強いものとの戦いを常に望んでおり、

力のあるものを試すようなことを繰り返していた。


戦いが続き、葛葉紘太らは実験都市として街を支配するユグドラシルのモルモット

として、アーマードライダーの力を与えられていることにたどり着く。

そして、急増するインベスとヘルヘイムの森の植物によって、

地球文明が滅ぼされようとしていることを知る。

それを公表しない大人を良しとしない葛葉紘太と、呉島光実は袂を分かつ。

けれども、光実は、それを隠して、2重スパイとして高司舞とともにいようとするのだった。


ヘルヘイムで生き延びた者たちは、オーバーロードという存在となって、

森の植物を操る力をもった存在となっていた。

それを一筋の希望ととらえて、取りつこうとする葛葉紘太。

そして、それに共感するユグドラシルのリーダー呉島貴虎。

呉島貴虎を裏切り、ユグドラシルを乗っ取ったプロフェッサー、ミナト、シド。

そして、そこに紛れ込む光実。


ユグドラシルを乗っ取った3人は、オーバーロードから奇跡の実を奪い取り、

人間を超えた力を手に入れようとしていた。

そして、そのために、チームバロンのリーダー駆紋戒斗を利用していた。


しかし、オーバーロードは強大であり、地球侵攻に乗り出した彼らを前に、

大人たちは次々と敗北していく。

光実は今度はオーバーロードに取り入り、人間の保護を取り付けようとする。

そのために、葛葉紘太(アーマードライダー鎧武)を亡き者にしようと、

あこがれていた葛葉紘太についに手を下すことを決意する。


しかし、葛葉紘太は、サガラという謎の男から謎の力「極アームズ」を手に入れており、

最強の力をもってして、オーバーロードの王・ローシュを倒すのだった。


しかし、植物の侵攻は止まらなかった。

植物の侵攻は「悪意のない侵攻」なのだ。ただ、生存本能のままに増えているだけなのだ。


決着をつけるには、黄金の果実(奇跡の実)の次の所有者を決め、

そのものが支配するしかなかった。

圧倒的力をもって、弱きものがしいたげられない世界を作りたかった駆紋戒斗は、

ヘルヘイムの植物の毒に侵され、オーバーロード達と同じような化け物になっていた。

一方、極アームズを使い続けた葛葉紘太も、もはや人間ではなかった。

最後の決戦の末、王となった葛葉紘太は、黄金の果実を身に宿した高司舞とともに、

まだ文明のない未知の惑星へと旅立つのだった。


・・・というお話でした。

これですね、

めちゃめちゃ面白かったです。仮面ライダー鎧武、これは面白い。

大人になることがテーマなのかな、と思います。


大人は大人で、世界を守るために、一つの街を犠牲にしようとする。

葛葉紘太が犠牲は許さない! というと、「何も知らないくせに」という。

駆紋戒斗が圧倒的な力が欲しい! というと、我々の仲間に適任だ。と、利用とするが、

駆紋戒斗は群れない。そこに強者としての風格を感じないからだ。

けれども、彼はどこかで道を間違えてしまって、仲間は離れていき、彼は理想を

かなえずに終わった。

呉島光実は、口でうまいことを言って、いろんな人に交渉を持ち掛けるけれど、

子供だから、誰からも軽く扱われ、結局は利用され続けてしまう。


そんな子供たちを眺める大人たちが、先に敵の侵攻によって敗れ、

子供たちがそれを何とかする。あるいは、呉島貴虎の青臭さがなんとかしようとする。

ダンスチームを率いる高司舞らが、街の人を避難させようと力を尽くす。


大人は何をやっているんだ。

まだまだ子供、と思っていた者たちの力に圧倒される。


まあ、子供番組ですから。というのはそれはそれ。

彼らは、大人の論理の中に飛び込んでいって、急速に大人になることを余儀なくされて、

それで子供の感覚を大切にしながら、大人の社会の選択をしようとしたのだと感じました。


それって色々なしがらみに縛られている私たちにはすごく難しいことで、

「私たちは、希望を捨てないで持っている紘太についていくんだよ」

とか

「秘密は強い武器になる。秘密を持ち掛けてくる人間は疑ったほうがいい」

とか、印象的な言葉がたくさんある作品でした。

あとですね、仮面ライダーを見ているといつもそうなんですが、

最終的に初期フォームがかっこよく見えるようになってくるこの現象は、

なんなんでしょうね(笑



あと、カチドキアームズがかっこいい。

でも、極アームズは頭がとんがっていて、やっぱりかっこ悪いです(笑


そんなわけで、面白い作品でした。





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