1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

演出家と、その感覚だよね。

なかまくらです。

演出家が部活にやってきました。

私には指導ができませんが、演出家はここをこうしたほうがいい、

ああするといい。と、次々と指摘をしていく。

曲が良くなる。楽しくなる。

ああ、これが演出家なんだ。忘れていた感覚。

でも、私には楽譜が読めないから、どうにも演出家にはなれない。

必要なのは、演出家なのだ。

演出家がいるのといないのとでは、こんなにも違うのかと、

思い知らされました。

私にできることは、自分を磨くこと?

それとも、演出家をサポートすること?

時だけは飛び越えられないんですよね。

それだけは、分かっていることなのだよねん。





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朗読

なかまくらです。

地域のサークルに所属してみました。

朗読をするんですって。

今日行ってみたら、若いのが私を入れてふたり。

年配の方が、4人。あとは、先生と代表の方。

んー、2週間に一回で、会費は1回500円。

たぶんそんなに参加できないですが、できるだけ参加しようかなぁと、

考えています。

久しぶりに、丸く椅子を並べて、本を読んで楽しかったです。





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「聖地X」観ました。

なかまくらです。

「聖地X」観ました。





劇団イキウメの公演ということで、三軒茶屋まで、出掛けてきました。

あらすじ。

東要(あずま かなめ)は、夫のしげると諍いになり、実家に戻ってきた。

迎え入れる兄、輝夫。どうやら、しげるは、東家の財産をつかって風俗に入れ込んでいたらしい。

そんなある日、要は、しげるによく似た人影を、開店準備中の洋食店の前で見つける。そこで見つけたしげるは、おかしな存在で、仕事のことをほとんど覚えていないしげる。そして、しげるの電話番号に出たしげるは、家庭のことをほとんど覚えていないしげるだった・・・。

ドッペルゲンガーを会わせると死んでしまう。

その点に注意しつつ、二つに分かれてしまったしげるをひとつに戻そうと一計を講じる輝夫なのであった。


そんな感じのお話です。

以前上演された「プランクトンの踊り場」の改訂版ということでしたが、

筋書きはだいたい一緒かな、という印象でした。

日本版ゴジラが、ハリウッド版ゴジラになっちゃうような、そういう変化ではなかったです。

印象としては、論理性がちょっと強すぎるかなぁ、という印象でした。

理屈ではそうなんだけど、そうなんだけど、割り切れないじゃないかってどこかに行き着いてしまう。そういう人間というものにぶつかるのが、イキウメに感じる大きな面白さなのですが、本作はちょっとそういう感じが弱かったかなぁ、と思いました。

喫茶店を建ててしまった場所というものの性質・・・。すなわち、想いを具現化する土地というものを舞台にしていたわけですが、昔の人はそう言う磁気の悪い場所を知っていて、使えない土地として木を植えていたりした・・・。そこを切り倒して、生活の場にしようとしてもうまく行かない。人間というのは合理化を進めていきますが、本当にそれで大丈夫なの?って、そんなことを問いかけられているように感じました。


おわり。





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第22回菜の花舞台「処方箋」観ました。

なかまくらです。

今日は、菜の花舞台「処方箋」を観ました。

伊豆の土肥で毎年行われているということです。

橋爪功さんという、TVでも見かける有名な俳優が来られてお芝居をしてくれるわけです。

なんでこんな片田舎で・・・? と思ったわけですが、

どうも、NHKの連続ドラマ「青春舞台」をきっかけにお芝居に来てくれるように

なったようです。



あらすじ。

主人がいない間に、悪さを企む4人。

その一人、モズは腹違いの兄弟とでっちあげて、病気予防の呪い絵を売ろうとする。

すると、これがバカみたいに売れる。

これに味を占めて、モズは「どんな願いでも叶う処方箋」を高値で売り始める。

これまた、うまくいく。しかし警察がこれを嗅ぎ付け、やってくる・・・!


そんなお話でした。

うん。

あらすじで書くようなことはあまりあるタイプの話ではなくて、

それぞれの会話の掛け合いとか、ダンスとかを楽しむ感じのお芝居でした。

でも、まあまあ、面白かったですね。


そうそう。

菜の花舞台、という名の通り、

舞台の周りには、菜の花が一面に咲いていて、綺麗でした。







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変劇団 C.T.T松山セレクション vol.3 上演作品 「てる・てる」 観ました。

なかまくらです。

変劇団 C.T.T松山セレクション vol.3 上演作品 「てる・てる」 観ました。

Youtubeですが。⇒ https://www.youtube.com/watch?v=jFnA-2ldWwA&feature=youtu.be

あの山田さんが書いたとなれば、観たいものじゃない(20分あれば観れるし)。

と思って観たわけですが、

いざ覚書代わりに感想でも書こうとして、ん? なんだか違和感。

勝手に観て、勝手に思ったことを書くのって、なんだか実は失礼なことなのかもしれない、

なんてね。そういう観点って、自分の中になかったなぁ、と思いました。

が、まあ、一日に10人も観ないこのブログ、好き勝手やらせてください^^;ぉぃ

そんなわけです(?)。


あらすじ。

二人の女の子が、テルテル坊主を作っている。

明日、デートなのに、天気予報では明日は雨の確率のほうが高い。

1000個のテルテル坊主を作ったら、きっと明日は晴れてくれる。

そう願って、作る女の子と、それを手伝いに来ているもう一人の女の子。

ふたりとも、気になる男の子がいるのだ。

晩御飯の買い出しに行く家主の女の子。

その間に、携帯に着信があり、実は同じ男の子・ナカモト君が好きだということが

分かってしまう。

ところが、ナカモト君。家主の女の子に相談していた。

お金が足りなくて、来年は学費が払えないかもしれない。大学にいられないかもしれない。

ところが、ナカモト君。手伝いの女の子をデートに誘ったり、

チョコレートをあげたりしていた。しかも、家主の子からもらったアーモンドチョコレート。

家主、キレる。テルテル坊主の首を次々と刎ねていく。

そんなところで、物語は終わります。


なんだこれ・・・怖い(笑)。

いっそのこと段ボールから生首が出てきたら、もっと不気味だったかも(笑)。

やー・・・。

山田さん、シャボンガールの時もそうでしたが、ダメ人間な女の子、好きなんでしょうね。

そういうのを書くと、ホントに、いい味出してます。

そして、独特の台詞回し。なんとなく倒置法みたいな感じ?

後から後から言葉を付け足して文章にしていくような。

英語みたいな台詞回しだなぁと思います。

んー・・・例えば、「いい天気だね。明日の空模様のことなんだけど。」みたいな(?)。

これは今度ぜひ真似してみよう。

あとは、脚本、どうなってんでしょうね^^;

なんというか、脚本なんだろうなぁと思います。つまり、ちゃんとト書きがあるか、

動きが頭の中にありきでの、台詞の書き方。

だって、言葉だけ繋いでも、全然意味わからないわけですから。

たぶん、私が同じくらいの文量(文字数)で書いたら、すぐに終わっちゃう。

私はね、静寂が怖いんですよ。何か登場人物に話させておかないと怖い。

言葉が途切れるのが怖い。お客さんが離れていきそうで怖い。

そういう物書きなんだなぁって思いました。そうじゃあないのはうらやましい。



そうそう。よく考えると、ナカモト君、お金がないってこともあり得るんですよね。

だって、なんというか、あくまで当事者がいないところでのやり取りだから。

・・・アーモンドは嫌いだったのかもしれないし。

でも、きっと家主の子は、ナカモト君ともう会っちゃあいけないよね(笑)。

張りつめていたからこそ、どこかでそんな風にきっと思っていたからこそ、

騙されちゃったんだ、って現実に耐えられなかったんじゃあないのかなぁ。

そんな風に思いました。



ちょっと不気味。でもってリアル。最後はもうちょっとなんかあっても良かったかも。

そんなでした。おわり。





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