1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

「聖地X」観ました。

なかまくらです。

「聖地X」観ました。





劇団イキウメの公演ということで、三軒茶屋まで、出掛けてきました。

あらすじ。

東要(あずま かなめ)は、夫のしげると諍いになり、実家に戻ってきた。

迎え入れる兄、輝夫。どうやら、しげるは、東家の財産をつかって風俗に入れ込んでいたらしい。

そんなある日、要は、しげるによく似た人影を、開店準備中の洋食店の前で見つける。そこで見つけたしげるは、おかしな存在で、仕事のことをほとんど覚えていないしげる。そして、しげるの電話番号に出たしげるは、家庭のことをほとんど覚えていないしげるだった・・・。

ドッペルゲンガーを会わせると死んでしまう。

その点に注意しつつ、二つに分かれてしまったしげるをひとつに戻そうと一計を講じる輝夫なのであった。


そんな感じのお話です。

以前上演された「プランクトンの踊り場」の改訂版ということでしたが、

筋書きはだいたい一緒かな、という印象でした。

日本版ゴジラが、ハリウッド版ゴジラになっちゃうような、そういう変化ではなかったです。

印象としては、論理性がちょっと強すぎるかなぁ、という印象でした。

理屈ではそうなんだけど、そうなんだけど、割り切れないじゃないかってどこかに行き着いてしまう。そういう人間というものにぶつかるのが、イキウメに感じる大きな面白さなのですが、本作はちょっとそういう感じが弱かったかなぁ、と思いました。

喫茶店を建ててしまった場所というものの性質・・・。すなわち、想いを具現化する土地というものを舞台にしていたわけですが、昔の人はそう言う磁気の悪い場所を知っていて、使えない土地として木を植えていたりした・・・。そこを切り倒して、生活の場にしようとしてもうまく行かない。人間というのは合理化を進めていきますが、本当にそれで大丈夫なの?って、そんなことを問いかけられているように感じました。


おわり。





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第22回菜の花舞台「処方箋」観ました。

なかまくらです。

今日は、菜の花舞台「処方箋」を観ました。

伊豆の土肥で毎年行われているということです。

橋爪功さんという、TVでも見かける有名な俳優が来られてお芝居をしてくれるわけです。

なんでこんな片田舎で・・・? と思ったわけですが、

どうも、NHKの連続ドラマ「青春舞台」をきっかけにお芝居に来てくれるように

なったようです。



あらすじ。

主人がいない間に、悪さを企む4人。

その一人、モズは腹違いの兄弟とでっちあげて、病気予防の呪い絵を売ろうとする。

すると、これがバカみたいに売れる。

これに味を占めて、モズは「どんな願いでも叶う処方箋」を高値で売り始める。

これまた、うまくいく。しかし警察がこれを嗅ぎ付け、やってくる・・・!


そんなお話でした。

うん。

あらすじで書くようなことはあまりあるタイプの話ではなくて、

それぞれの会話の掛け合いとか、ダンスとかを楽しむ感じのお芝居でした。

でも、まあまあ、面白かったですね。


そうそう。

菜の花舞台、という名の通り、

舞台の周りには、菜の花が一面に咲いていて、綺麗でした。







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変劇団 C.T.T松山セレクション vol.3 上演作品 「てる・てる」 観ました。

なかまくらです。

変劇団 C.T.T松山セレクション vol.3 上演作品 「てる・てる」 観ました。

Youtubeですが。⇒ https://www.youtube.com/watch?v=jFnA-2ldWwA&feature=youtu.be

あの山田さんが書いたとなれば、観たいものじゃない(20分あれば観れるし)。

と思って観たわけですが、

いざ覚書代わりに感想でも書こうとして、ん? なんだか違和感。

勝手に観て、勝手に思ったことを書くのって、なんだか実は失礼なことなのかもしれない、

なんてね。そういう観点って、自分の中になかったなぁ、と思いました。

が、まあ、一日に10人も観ないこのブログ、好き勝手やらせてください^^;ぉぃ

そんなわけです(?)。


あらすじ。

二人の女の子が、テルテル坊主を作っている。

明日、デートなのに、天気予報では明日は雨の確率のほうが高い。

1000個のテルテル坊主を作ったら、きっと明日は晴れてくれる。

そう願って、作る女の子と、それを手伝いに来ているもう一人の女の子。

ふたりとも、気になる男の子がいるのだ。

晩御飯の買い出しに行く家主の女の子。

その間に、携帯に着信があり、実は同じ男の子・ナカモト君が好きだということが

分かってしまう。

ところが、ナカモト君。家主の女の子に相談していた。

お金が足りなくて、来年は学費が払えないかもしれない。大学にいられないかもしれない。

ところが、ナカモト君。手伝いの女の子をデートに誘ったり、

チョコレートをあげたりしていた。しかも、家主の子からもらったアーモンドチョコレート。

家主、キレる。テルテル坊主の首を次々と刎ねていく。

そんなところで、物語は終わります。


なんだこれ・・・怖い(笑)。

いっそのこと段ボールから生首が出てきたら、もっと不気味だったかも(笑)。

やー・・・。

山田さん、シャボンガールの時もそうでしたが、ダメ人間な女の子、好きなんでしょうね。

そういうのを書くと、ホントに、いい味出してます。

そして、独特の台詞回し。なんとなく倒置法みたいな感じ?

後から後から言葉を付け足して文章にしていくような。

英語みたいな台詞回しだなぁと思います。

んー・・・例えば、「いい天気だね。明日の空模様のことなんだけど。」みたいな(?)。

これは今度ぜひ真似してみよう。

あとは、脚本、どうなってんでしょうね^^;

なんというか、脚本なんだろうなぁと思います。つまり、ちゃんとト書きがあるか、

動きが頭の中にありきでの、台詞の書き方。

だって、言葉だけ繋いでも、全然意味わからないわけですから。

たぶん、私が同じくらいの文量(文字数)で書いたら、すぐに終わっちゃう。

私はね、静寂が怖いんですよ。何か登場人物に話させておかないと怖い。

言葉が途切れるのが怖い。お客さんが離れていきそうで怖い。

そういう物書きなんだなぁって思いました。そうじゃあないのはうらやましい。



そうそう。よく考えると、ナカモト君、お金がないってこともあり得るんですよね。

だって、なんというか、あくまで当事者がいないところでのやり取りだから。

・・・アーモンドは嫌いだったのかもしれないし。

でも、きっと家主の子は、ナカモト君ともう会っちゃあいけないよね(笑)。

張りつめていたからこそ、どこかでそんな風にきっと思っていたからこそ、

騙されちゃったんだ、って現実に耐えられなかったんじゃあないのかなぁ。

そんな風に思いました。



ちょっと不気味。でもってリアル。最後はもうちょっとなんかあっても良かったかも。

そんなでした。おわり。





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広島大学演劇団23生卒業公演「わラワレ!」観てきました。



なかまくらです。

広島大学演劇団23生卒業公演「わラワレ!」観てきました。



脚本は、ボクラ団義さん。

あらすじ。

サラリーマンを辞めた田中稔は、お笑い芸人を志していた。

ところが、入った事務所は、

人を笑わせることが御法度の笑われ芸人の事務所であった!?

舞い込んでくる仕事は、例えば、

街頭インタビューの一般人の反応。バラエティーの客席のサクラ。

精一杯アホっぽい真面目な回答をする。決して笑いを取りに行ってはいけない。

面白くないのだから。

そんなラファーズプロ在籍7年のベテラン・天王寺さんが事務所を辞めると言い出した。

恋人の皆子の病。その付き人だった七瀬の表舞台で歌手になりたいという夢。

田中稔は、そんな周りの夢に、一度は失いかけていた自分の夢を思い出す。

アマチュアもエントリーできるお笑いキングダムに天王寺と参戦!

そして、破竹の勢いで勝ち進んでいく。

ところが、他の事務所に目を付けられたラファーズプロには、

仕事がぱったりとこなくなってしまう。

そして、天王寺がもっとも笑わせたかった人、皆子さんの死。

そのとき、田中稔の携帯が鳴る。

七瀬は、TV番組で、歌を歌っていた。

すべてをさらけ出し、歌った歌。

それは、確かに、何人かの胸を打った。

そして、ふたりは準決勝のステージへと向かっていく決意をする。


そんなお話でした。

とにかく、まず思ったのは、いろんなもののレベルがあがっているなぁ、ということ。

隣の芝は青く見えると言うことではないと思うのです。

パンフレットだったり、ダンスだったりね。

大道具とか小道具、照明なんかは、昔からレベル高かったけども。ああ、でも、

去年も今年も背の高いものを作らなかったんですよね。

背の高いものって好きだけど、今年はそう言うお芝居じゃあないものね。

まあ、ともかく、そういう指南をしてくれた先輩がいたのかな。

それとも、これまでに築いてきたものでしょうか。

いずれにせよ、自分がいたころよりも、進歩していくサークルの姿を見た気がして、

うれしくなりました。

さて。

4年生がなかなか活躍していて良かったですね。今年は、私が大学院1年で、

創作談義などを企画してまだ、かろうじて知っている最後の世代。

森岡くん、小池くん、藤井くん、木邨さん、川村くん、益田くん、野津さん、和泉くん、福島さん、藤田くん(・・・で、全員かな??)

森岡くんは、一目見たときからああ、いいなぁ・・・(別にそう言う意味じゃあない)。

と思っていて、最後にメインの一人として見れて良かったです。

何がって言われると、困るのですが、

上手な中に見えるそのちょっとした不器用さに惹かれるんですね。

私はそういうののファンらしい。

田中稔も熱演でした。ほとんどずっと出ずっぱりで・・・。小池くんだなぁと言う感じでした。

それから、木邨さんは、安定の木邨さんでした。しっかり世界を作っていました。あとは、女社長。すらっとスタイルが良い子ですね。動きもきびきびしていて、いいですね。主役っぽいイメージはわかないですが、劇団にいたらいいなっていうタイプの子ですね。それから、アイドルの子。なんだろう、ちょっと引いちゃう。演出通りなら怖い。でも、もっと思い切ってやってみたら、良かったんじゃあないかなと思いました。次。最初のシーンに出ていたアナウンサーと笑われ芸人の子、声が小さい・・・。音も大きかった。最初のシーンはつまづいた感じでした。

うん。まあ、そんなところでしょうか。

ストーリーについては、お芝居が終わった後の一緒に見た人の感想としては、

「ドラマだなぁ。こんなの起こらねぇよ」

でも、私は、違う感想。

これを書いたのは、学生でなく、芝居をやっている人たち。

そんな人たちは、そんなことを身に沁みて分かっているはず。

それでも、このお芝居をやったのは、

「起こらねぇよ・・・」と言っている私たち元演劇人・夢を諦めかけている演劇人

に対する挑発と激励だったのではないかと思ったのです。

そんなことは百も承知。けれども、どうだ。

本当にそんなことがやりたかったのか?

お前たちは今、人を笑わせたかったのに、笑われるばかりの立場に・・・まったく逆の方向に進んでしまっているんじゃないか?

そんなことを問いかけられているように感じました。

ただ、このお芝居のこの続きには、これまで以上に困難な道が待っているんだろうなぁと思わずにはいられませんね。

心の幸いを取り戻す代わりに、本当に沢山の物を失うお芝居であるようにも思いました。


さて。

4年生のみなさん。広島大学演劇団の後輩の皆さん。お疲れさまでした。






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『さかさまの羅針盤(コンパス)』観ました。

なかまくらです。

『さかさまの羅針盤(コンパス)』観ました。

STAGE21という団体がやっていました。

菊川の文化会館アエルにて。



あらすじ

解決屋のふたりは、ストーカー被害の相談を受ける。

同時期に、顔見知りが、ある国の姫であることを知る。

その国では、バナナが主な外貨を稼ぐ手段になっていた。

そのバナナを日本に輸出するべく、

国の大統領と、大航海商事が結託して推し進めていた。

そして、その先には、王国の乗っ取り計画があった。

その大航海商事の社長こそが、ストーカーの容疑者なのだった。

そして、2人が共通して知っている異国の童謡。

解決屋のふたりは、二つの事件のつながりを感じる。


異国の地で、国王、王女、姫。大統領、社長、解決屋。

それぞれの悩みの先で、解決屋が行きついた先は、

みんながみんな不幸せになってしまった未来。

解決屋は童謡に隠されたメッセージを感じる。

波が行く手を阻んでしまうとき、さかさまのことを考えてみる。

富や名声なんかを追いかけて、うまくいかないのだったら、

意味はないかもしれないけれど、笑ってみよう。踊ってみよう。

それで幸せになることもあるんだ。


そんなお話でした。

中学生くらいの子、高校生くらいの子から、20代~30代くらい。

それから、中年くらいの人、壮年期、老齢期の方々。

いろんな世代の人がいて、安定した劇団だなぁ、と思いました。

第8回公演だそうです。

歌とダンスが実によかったです。よく練習されていて、

楽しくなっちゃう歌や踊りでした。

特に、姫の人は歌と踊りがめっちゃうまかったです。

それから、主役の解決屋の男のほうが、ちょっと不器用そうな演技でとても好きでした。

舞台装置もよく動いて演出の良さを感じました。

大航海商事のエンブレムにピンスポを当てるシーンは、力入っていましたww。

音楽は、解決屋のテーマが良かったですね。


なかなか面白い公演でした。





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