1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

「時をかける少女」 観てきました。

なかまくらです。

演劇集団キャラメルボックス「時をかける少女」を観てきました。



今年も東京行ってきました^^!

去年は「鍵泥棒のメソッド」を観に行ったんですよねぇ~。なつかしい。

さて。

あらすじ。

マナツは、和子おばさんの目の手術にあわせて、5年ぶりに東京の地を踏んだ。

和子おばさんの手術まで、家事の手伝いをするためだ。

隣の家に住んでいた輝くん、ミナコもすっかり昔のままだった。

いいや、輝くんは、すっかり見違える大学生になっていた。

和子おばさんは、薬学部の教授で、マナツはその研究室を訪れる。

マナツは、その大学の第7実験室に誰かが入っていく姿を目撃し、

後を追う。すると、倒れたフラスコから、ラベンダーの香りのする白い煙が立ちのぼる。

しかし、気を失って運ばれたマナツと輝くんの、体に特に異常は見られなかった。

翌日、大きな地震が起こり、マナツの上に、エアコンの室外機が落下してきたとき、

それは起こった。なんと、室外機が落ちてくる1分ほど前に、マナツの時間は巻戻ったのだ。

しかしやがてマナツは、そのタイムリープを自由に操れるようになる。

マナツは、ある一日の中で、和子おばさんも昔タイムリープをしていたことを知る。

そして、その記憶は、”彼”によって封印されていた。

”彼”は、和子おばさんにこう言ったのだ。

「必ずまた来る。ただし、その時は、別の誰かとして。」

”彼”がラベンダーの香りのフラスコを作ったに違いないと思ったマナツは、”彼”を探す。

でも、彼女にもまた、そんな別れが訪れることになる。


そんなお話でした。

時をかける少女は、細田守のアニメ版で知ったクチですが、

まあなかなか楽しめました。

まあ、いつも思いますが、舞台俳優さんって、写真で見るよりも演技していると、

めっちゃ可愛かったり、美人だったり、格好よくだったり、貫禄があったりして見えますね。

それぞれのキャラクターが生き生きと動いていて、その生き様がいいなあって

この物語はいいなぁって、思わせてくれますね。

特に、主役の子が良かったです。元気さというか、エネルギーに溢れている。

このエネルギーを貰いに来たんだって気がします。


時をさかのぼるときに逆回しで動く演出があったのですが、

それぞれの動作が、言われてみれば、そうか、そういう動きをしていたなって、

そういう風に記憶に残っていて、どこまで戻るかが何となくわかるというのは、

すごく面白い演出だなって思いました。これって、ちょうど、マナツが経験した、

「意識せずに過ごした1回目」と「知っている2回目」の違いを体験できている感覚だから。

一緒にタイムリープしながら、物語を追ったような、そんな感覚に陥りました。


はい。

ちょっと、いまいちだったのは、タイムリープのリスクがなかったところ。

好きなだけタイムリープができるけれども、マナツはほとんど何も代償を支払っていない。

マナツが、和子おばさんのために”彼”の正体を突き止める動機も軽い気持ちに感じるし、

そのためにすごく頑張っている感じが伝わってこない。

それが残念でした。

もう少し、頑張っている人を応援したかったなぁって、そんなところでした。


とはいえ、まあ、演劇観たい欲が十分に満たされたので、満足できました。

さあて、次は何をみようかな??





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演出家と、その感覚だよね。

なかまくらです。

演出家が部活にやってきました。

私には指導ができませんが、演出家はここをこうしたほうがいい、

ああするといい。と、次々と指摘をしていく。

曲が良くなる。楽しくなる。

ああ、これが演出家なんだ。忘れていた感覚。

でも、私には楽譜が読めないから、どうにも演出家にはなれない。

必要なのは、演出家なのだ。

演出家がいるのといないのとでは、こんなにも違うのかと、

思い知らされました。

私にできることは、自分を磨くこと?

それとも、演出家をサポートすること?

時だけは飛び越えられないんですよね。

それだけは、分かっていることなのだよねん。





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朗読

なかまくらです。

地域のサークルに所属してみました。

朗読をするんですって。

今日行ってみたら、若いのが私を入れてふたり。

年配の方が、4人。あとは、先生と代表の方。

んー、2週間に一回で、会費は1回500円。

たぶんそんなに参加できないですが、できるだけ参加しようかなぁと、

考えています。

久しぶりに、丸く椅子を並べて、本を読んで楽しかったです。





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「聖地X」観ました。

なかまくらです。

「聖地X」観ました。





劇団イキウメの公演ということで、三軒茶屋まで、出掛けてきました。

あらすじ。

東要(あずま かなめ)は、夫のしげると諍いになり、実家に戻ってきた。

迎え入れる兄、輝夫。どうやら、しげるは、東家の財産をつかって風俗に入れ込んでいたらしい。

そんなある日、要は、しげるによく似た人影を、開店準備中の洋食店の前で見つける。そこで見つけたしげるは、おかしな存在で、仕事のことをほとんど覚えていないしげる。そして、しげるの電話番号に出たしげるは、家庭のことをほとんど覚えていないしげるだった・・・。

ドッペルゲンガーを会わせると死んでしまう。

その点に注意しつつ、二つに分かれてしまったしげるをひとつに戻そうと一計を講じる輝夫なのであった。


そんな感じのお話です。

以前上演された「プランクトンの踊り場」の改訂版ということでしたが、

筋書きはだいたい一緒かな、という印象でした。

日本版ゴジラが、ハリウッド版ゴジラになっちゃうような、そういう変化ではなかったです。

印象としては、論理性がちょっと強すぎるかなぁ、という印象でした。

理屈ではそうなんだけど、そうなんだけど、割り切れないじゃないかってどこかに行き着いてしまう。そういう人間というものにぶつかるのが、イキウメに感じる大きな面白さなのですが、本作はちょっとそういう感じが弱かったかなぁ、と思いました。

喫茶店を建ててしまった場所というものの性質・・・。すなわち、想いを具現化する土地というものを舞台にしていたわけですが、昔の人はそう言う磁気の悪い場所を知っていて、使えない土地として木を植えていたりした・・・。そこを切り倒して、生活の場にしようとしてもうまく行かない。人間というのは合理化を進めていきますが、本当にそれで大丈夫なの?って、そんなことを問いかけられているように感じました。


おわり。





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第22回菜の花舞台「処方箋」観ました。

なかまくらです。

今日は、菜の花舞台「処方箋」を観ました。

伊豆の土肥で毎年行われているということです。

橋爪功さんという、TVでも見かける有名な俳優が来られてお芝居をしてくれるわけです。

なんでこんな片田舎で・・・? と思ったわけですが、

どうも、NHKの連続ドラマ「青春舞台」をきっかけにお芝居に来てくれるように

なったようです。



あらすじ。

主人がいない間に、悪さを企む4人。

その一人、モズは腹違いの兄弟とでっちあげて、病気予防の呪い絵を売ろうとする。

すると、これがバカみたいに売れる。

これに味を占めて、モズは「どんな願いでも叶う処方箋」を高値で売り始める。

これまた、うまくいく。しかし警察がこれを嗅ぎ付け、やってくる・・・!


そんなお話でした。

うん。

あらすじで書くようなことはあまりあるタイプの話ではなくて、

それぞれの会話の掛け合いとか、ダンスとかを楽しむ感じのお芝居でした。

でも、まあまあ、面白かったですね。


そうそう。

菜の花舞台、という名の通り、

舞台の周りには、菜の花が一面に咲いていて、綺麗でした。







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