忍者ブログ
なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

舞台、再び

なかまくらです。

実は今日は、舞台に立ってきました。

いや、正確には座っていました(笑)。

朗読の、発表会があったのです。

今年の5月から所属している地域の朗読サークルです。

平均年齢をグッと引き下げています(笑)。

さて。公演したのは、夕鶴記念館という50人くらい収容の小さなホールで、

30人くらいのお客さんが観てくれました。

ななななんと、順番は一番最初でビビっていましたが、

なんとか無事に(?)噛みながらも読み遂げました。

夏目漱石の「永日小品」より、「印象」という作品を読みました。

だいたい8分くらいの作品。

朗読って、動かないぶん、演劇よりも簡単かな? 物足りないかな?

と思ったこともありましたが、

観客は、初めて聞く言葉で、文字もなく、物語を想像するわけです。

だからこそ、朗読するほうは、それをしっかりと意識して、

句点の間にしっかりと想像する時間を取らないといけない。

そういう難しさがあるんだなぁって、つくづく感じました。

練習は、集中してやったのは、たかだか1週間くらいでしたが、

ここはこうしよう、あそこはこうしようって、いろいろなことを考えながら、

本を読んで、それで、試してみて。

なんだか今頃になって、あの頃、こういう風にお芝居をしておけばよかったって、

だいたいのことは、そういうことの積み重ねでできていますよね。


とにかく楽しかったです。





拍手[0回]

PR