なかまくらです。
実は今日は、舞台に立ってきました。
いや、正確には座っていました(笑)。
朗読の、発表会があったのです。
今年の5月から所属している地域の朗読サークルです。
平均年齢をグッと引き下げています(笑)。
さて。公演したのは、夕鶴記念館という50人くらい収容の小さなホールで、
30人くらいのお客さんが観てくれました。
ななななんと、順番は一番最初でビビっていましたが、
なんとか無事に(?)噛みながらも読み遂げました。
夏目漱石の「永日小品」より、「印象」という作品を読みました。
だいたい8分くらいの作品。
朗読って、動かないぶん、演劇よりも簡単かな? 物足りないかな?
と思ったこともありましたが、
観客は、初めて聞く言葉で、文字もなく、物語を想像するわけです。
だからこそ、朗読するほうは、それをしっかりと意識して、
句点の間にしっかりと想像する時間を取らないといけない。
そういう難しさがあるんだなぁって、つくづく感じました。
練習は、集中してやったのは、たかだか1週間くらいでしたが、
ここはこうしよう、あそこはこうしようって、いろいろなことを考えながら、
本を読んで、それで、試してみて。
なんだか今頃になって、あの頃、こういう風にお芝居をしておけばよかったって、
だいたいのことは、そういうことの積み重ねでできていますよね。
とにかく楽しかったです。