1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

蔓延する自己満足

なかまくらです。

ちょっとバタバタしておりました。板キックのことじゃないよ。

ふむ。

大学入ってから参加している小説サイトの話。

最近投稿される方が増えて、投稿欄が賑わっています。まあ、よくあることなんですけどね。


私がその小説サイトに参加している理由は、感想がもらえるから!

プロを目指して凌ぎを削るような感じではなくて、創作を楽しみましょう^^!

というスタンスなのがまた良いのです。*^o^*


でも、じゃあ、何故感想がもらえるのか、と考えてみると、

1. 物語を読みに来ている人(しかも、読んで感想まで書いてくれる人)がたくさんいる。

2. 感想を書いてもらったお礼がわりに、書いてくださった人の作品にも感想をつけている。


この二つだと思うんです。どーっちだ?

私は、基本、2.です。

自分が投稿したときに、感想をつけてもらえるのを期待して、誰かの作品に感想を書いてる感があります。もちろんそれがすべてじゃなくて、サイトに参加している一人として、サイトが盛り上がるのは良いことだと思うのです。

初めて投稿される人とかに、感想を書いて、その人が、「ああ、感想を書いてもらうのって素敵だな。自分も書いてみようかなー」って、人が増えたらそれは素敵なことです。

でも、ちょっと最近バランスが崩れてしまっている気がします。


明らかに供給過多状態です。まあ、感想を書きましょう、というルールはないんですよ。だから、別に悪いことはしていないですし、感想は欲しい。でも、誰かのをわざわざ読むなんて面倒だ。という人もいるでしょう。ですが、でも、それじゃあ、きっとサイトの良さは失われていってしまう気がします。

小説投稿サイトにどういう人が辿り着くかって考えたら、どう考えたって、投稿しに来ている人が多いでしょう(笑)。

そりゃあ、一日何万件もヒットする連載小説を抱えるネット作家さんもいるんでしょうが、ほんの一部です。

私のHPなんて、小説で検索されたことがない(笑)。

私がここ(HP、ブログ)に物語を上げ続けているのはまあ、いわゆるただの自己満足です^^; はい。

今読んでくださっている人、下手すると一人もいない気がするしww(←ぇ)

でも、おー、頑張ってるな。拍手ぐらいしてやるか。読んでないけどなww

ぐらいで書き続けられるのは、単純に書くのが好きなのと、投稿サイトで感想もらえたりしてるからなんですよね。

結局、私が、私の物語が好きなんですよ。

すこし、話がずれました。。。

けっきょく何が言いたいかというと、

システムを享受するだけじゃあ、そのシステムはだんだん摩耗するばかりだということ。

めぐりめぐって、システムは成り立っているってこと。

私が公演を観に行って感想を書いて、よく知らない、知っている人がこっそり覗いていくのを嫌がるみたいなこと。感想がどこにでも転がってるわけじゃなくて、感想を書いたら、演劇が盛り上がるかな、という打算があるわけ。リアクションも反省もなかったらなんも変わっていかないだけです。まあ、私はあと1年もしたらもう広島を離れちゃいますから、それだけのことですけど。


社会も、きっとそう。なんかよく分からない社会のシステムの中で、私たちは生きていますが、例えば大学の学費が国公立は50万くらいですが、これは、国から補助が出てるんですよね。でも、税金払いたくねーなー。とか、年金? 払ったら損損。 とかいう人いますけど、でも、社会のシステムを使うばかりでそれを維持していこうと思わなければやがて破綻してしまうでしょう。


ネットに音楽とか、いろんなコンテンツが無料みたいにばらまかれているのも、クリックしたこともないような広告が並んでいるから。このブログも無料でサーバーをお借りしてるんですよ、下の広告のおかげで。そういうの、ちょっと意識して生きていかないといけないところに社会が来ているんじゃないかって、思うんです。


無から有は生まれない。


結局のところ、ちょっと感想書くのに、疲れたな・・・って、言うだけの話です。



おやすみなさい。





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サルベージによる拾得物

この1cm3惑星にもだいぶいろんな元素が集まってきましたね。

戯曲・小説カテゴリーを探索していたら、「抱えてる」という作品を見つけまして、

当時は、そんなでもなかったんですが、今日読み返したら、なんだかとても素敵な気がしたので、

HPに上げようと思います。ただ、タイトルがなんとなく凡庸で(いや、凡庸は悪いことではないんですけどね)、目を引かないので、「スキップする靴」に変えました。

というわけなのです。


2011.7.21 スキップする靴 (15分; 男1 女1 不定1)
*** 勇者はNEET。魔法使いはフリーのター。僧侶は店に収まっている。
      自由の羽は折りたたんで、社会に飛び出したつもりが外は狭い。
      なのに何も考えてない彼だけが先に行ってしまう気がして私は。



よかったら拍手でもください^皿^





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創作、総括

なかまくらです。

今年も終わりですね。

今年書いたもの。


「アイーダ」
「風になる」
「猫と暮らせば」
「私が羊です」
『抱えてる』
『永久はフラスコの向こう側』
「マンモスが食べたい」
『TAKE37』
「テレパシー地球論」
「名前のない世界から」
「ポテンシャルさん、勇者さん」
「煙突からの手紙」
「密室の謎Ⅱ(回答編)」
「ワニは庭に」
「夜を超えて」
「離れに勇者が住んでいる」

(『』は戯曲、「」は小説)

今年は16本ですか。

今年は、全体的に小物だったなぁ、と言う印象が強いです。

魂をがしがし削って書いてるという感じがしなかった。模索し続けた一年という感じでした。

その中でありながら、『永久はフラスコの向こう側』と「マンモスが食べたい」は結構好きな作品になりました。

今年はとりつかれた様に「生きる」ということについて考えていて、答えは出なくて、

その間に過ぎてしまった印象でした。


悪いことじゃない。そういう思考の試行のためにきっと私は物語を生み出し続けているんだから。

今年はイチローが200本安打を達成できませんでしたが、私自身の環境の変化もあり、

生活が忙しくなったこと、演劇のサークルを引退してしまったこと、ブログをリニューアルしたこと

など、様々な変化の中で、

書き続けていくことの難しさを感じました。

でも、いつも思っています。

あと10年書き続けられたら、私はそれなりのいっぱしになれるんじゃないかと。

来年でものかきをはじめて9年目になります。


でも、ひとつ。

演劇があってその時だけ台本書いてみようなんていうなんちゃってものかきみたいなことをしていたらそれは続いたことにはならない。そのときだけ物語についても、それはものかきが続いたことにはならない。常に物語との出会いを探す人間。来年もそんななかまくらでいたいな。よろしくお願いします ^=^/





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プロット(笑)のお披露目

ただいま新幹線の中です。なかまくらです。

プロットってプロトコルの略なんですかね。


先日投稿した作品のプロット…という名のただのメモですД`/
でも、基本的にこんな感じのを元にして書いてるよ。というやつ。


通勤中に携帯開いてこんなのをポチポチ打っているなんて誰も知るまいて、ふふふ…



「離れに勇者が住んでいる」

plot(笑)

勇者は自営業だから、年金が入らない。

なぜなら、魔王が倒された後に出来た社会のシステムだが、勇者にはそれ以降収入がなかった。

あなたが本物なら、マスコミが黙っていません。

勇者である証拠は?


私もかつて勇者を志した人間だ。あんたがなんであれ、そんな姿は忍びない。離れが空いている。しばらく住むといい。


剣術学校を始める勇者。


見世物になりたくなかったんだ。だから、ずっと口を閉ざしてきた。


DNA鑑定の結果、我々の知る魔王とあなたの魔王からとったという角は一致しませんでした。


でも、あなたは勇者なんでしょう?


さあね、昔のことすぎて忘れちまったよ。



***
これで、2000字くらい。たぶん戯曲にしたら、10000字くらいで30分ちょっとくらいかな? これを1時間ものでかけないのは、スキルの問題ですね~~





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ねたさがし

なんかおもしろいことないかなぁ、とねたさがし。

たまにはキャラクターものを書いてもいいカモ?

ふつうにいい話が嫌いな性がだいぶ最近邪魔している気がする。

でも、きっとだからいいんだ、それがいいんだ。





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