1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

はじめましての戦い

なんでって、いろいろ思い悩む季節なんでしょう。

ブログの更新が超早い(笑)。

いや、感想を押し流そうというお品書きを注文しているという意味合いもたぶん多分にたぷんたぷん。

お腹の中はもういっぱい?


さて。

最近の私の物書き。く、くるしい戦いが続きます。なんですか、これ。

加速度と速度の違いの理解できていない高校生みたい。

加速度が進行方向とマッチしていないということはよくある話で、減速している時はいつだってそう。

書き出そうと思った瞬間に逆噴射が私を押しとどめようとする。


私は、いつのころからか、未来の自分との戦いを始めていたんですな。

あるもので戦おうとしてない私。それはまだ見ぬ私で、それは化石を発掘するみたいにあてどない未来。

未来にたどり着くことと過去にたどり着くことがまるで双方向性があるみたいに私の中でぐらぐらになる。

あれ、書けないぞ? ってなる。

ないものを探しているんだ。そんなものさ。


哲学のチケットが無ければ、この先は進めないというので、哲学のチケットの料金を尋ねると、

演劇の台本を考えてご覧というので、考えてみる。

演劇に対する一般の人の考え方という奴。いや、演劇に限った話では決してないけれど、

たぶん、素敵な物語の求め方があるところで変わる。

ある役者さんが出るから観に行く。ある演出さんだから観に行く。ある脚本家だから観に行く。

小説も一緒。この人の書いたものが面白い。・・・から、新刊も手に取る。

話題の人はそうやってどんどん売れていく。

売れない人が面白くても、話題にならないと目に止まらない。スケールを変えよう。

演劇が面白くても、話題にならないと目に止まらない。

見たことのない人の、選び方は、あらすじでしょう、やっぱり。

あらすじを見て、おっ、面白そう、ってなったら、足を運んでもらえる。


演劇って、私の寂しいイメージの中だと、小っちゃいんですよ。

どこかにあるだろうすごい矮小な世界の他人達の物語。わくわくしないね! どんよりするね!

不倫男が数年来の友人に出会い、三輪車みたいな話とか、
身内の葬式に集まった人々、あの時の真実が明かされていくとか。

なんかね。

で、それをぶっこわしたろー! っていうありがちが、戦隊物なの。ヒーローとか、そういうのだと思うの。

でも、それがどれだけ一般的なのかはやっぱり疑問。こてこてのわっ、演劇!? 喜劇?

って印象ばかりが先行するのです。

観たら面白いものはたくさんあるのに。


やっぱり私は、あらすじに惹かれていきたいと思うし、

引っ張りたい。


実に演劇らしいよさがあるのに、すごいキャッチーな話というのが、

真似できるレベルに私が無くて、

物語に不実を私は働いてしまっていますが、

まだまだ、

続けていく事で力をつけていくのです。

生き残る奴は最後まで思考を止めない奴さ。


誰の台詞だっけな。。





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趣味の違い

万人の日本人が感動できる作品というやつを考えてみる。

日本人とした理由は、私が日本語しか操れないから。

絵や音楽ならいいのか、

まず、ひとつのパーツでは難しいと思う。

物語という形態をとろう。

人はどういう物語に感動するのか。

私は、難しい話が好きだ。私のサークルの同級生は、単純な話が好きだ。

ハイ、破綻。

無理なのか・・・。


         ,. ‐''三ヾ´彡シ,=`丶、
     /'".:=≡ミ_≧_尨彡三:ヽ、
    //.:;:彡:f'"´‐------ ``'r=:l
    /〃彡_彡′,.=、 ̄ ̄ ,.=、 |ミ:〉
   'y=、、:f´===tr==、.___,. ==、._ゞ{
   {´yヘl'′   |   /⌒l′  |`Y}
   ゙、ゝ)       `''''ツ_  _;`ー‐'゙:::::l{   あきらめたら
.    ヽ.__     ,ィnmmm、   .:::|!   そこで試合終了ですよ・・・・
  ,.ィ'´ト.´     ´`"`"`゙″ .::::;'
イ´::ノ|::::l \         "'   :::/
::::::::::::|:::::l   ヽ、      ..::  .:::/.、
:::::: ::: |:::::ヽ    ヽ、.......::::/..:::/!\\
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そうですよねっ!

そう、もし仮にこの世界に、単純だけど難しい話があったら・・・

と、次のステップ。

単純だけど難しい・・・とはまた無理な難題(笑)

それは見せかけじゃあいけないはずです。単純なものが好き! という人も、

記号的なキャラクターが好き! ということではなくて、深い人間の造形の上に成り立つ単純な構成の物語が好き! ということ。

一方、その人間の本性自体を包み隠し、はぐらかしながら進むような物語が、難しい物語の中でも、私の好きなタイプの物語。

ははあ・・・ははあ。

ひとつ、具体性のない提案で終わろうと思います。

越「黄金色のお菓子でございます・・・」

代「はて、二重底とは・・・おぬしも悪よのう・・・」

越「いえいえ、お代官様ほどでは・・・」


わー、このふたり、ふたりとも楽しそうww

こういう事なきがします。どうでしょう。





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スランプランプの明かりをそっと消して

なかまくらです。

どうしちゃったんだろう(笑)

ってくらい、物語が書けない。

ストーリーが浮かばない訳じゃない。

あらすじはたくさんある。多分書いたらどれもそれなりに面白いと思う。

ちょっと書いてみる。5000字くらい。

ちょっと休む。

別に続きを書きたい気がしない(笑)

義務でもない。使命感もない。今の私にはそれを書く動機がないんだな。

ドキドキもしていない。予定調和。

待ってる人もいない。むしろ、別の事、授業の準備だとか、研究の成果だとか、そういうことが認められている世界に今私は住んでいるみたいなのです。物語を書くということを誰も待っていない。それがちょっとくらい上手にできたからって、誰もそれを気にしたりしない。ここは行き止まりだ。墓場だ。何か神様みたいな何かが私に物語を授けてくれるのだと私は思っているのですが、ここに来たら物語はその最初に持っていた光を私の暗雲立ちこめた心に喰われてしまう。ここにいちゃいけない。なのに私は手放そうとするのを拒んでいる。無意識みたいに。ここから抜け出さなくちゃ。



先日もらったアンケートを見て思う。

台本を書くにしても、演劇らしさって奴に私は最近すっかり染められてしまったように思う。

演劇独特の人間関係を映し出すストーリー。3年生のときに書いた物語とか、4年生の時に書いた物語って、もっと演劇のエの字も知らずにぺーぺーが好き勝手書いた中二病全開な上演不可能と言わしめたい作品だった気がするし、キャッチーであっさり見れるラノベ設定と、演劇の人間ドラマ性をうまくバランスを保ってかけていた気がする。それが、抽象劇にとらわれて、アホな方へアホな方へ突き進んできてしまった気がする。帰らなきゃ。私はそんなに高尚な人間じゃなくて、ただのオタクでありきたりな台詞にうるっときちゃう人間だったはず。

それがいいものを書かなきゃいいものを書かなきゃって、力みすぎてる気がする。じゃあ、そう思ったらかけるかって? 話は残念ながらそんな簡単じゃないみたい。





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mixiのつぶやきから転載。

アイディア帳を開いて、次どれを書こうか、迷う。

どれも面白そうなんですが、なんとなく今自分の中に葛藤がなくて、書いたらもったいない気がする。

むしろ、その葛藤がないのをせっかくだから書きたいのだけれど。

綺麗な話とか、嫌いなんですよね。誤魔化して実は綺麗なんだよ、ぐらいが精一杯なんですよ、照れ屋だから。

私の持っている物語の箱のカードは

1.ストーリー作。
2.抽象劇。
3.勢いだけ。

3はまったく人気なし。1、2、の中でちょっと顔を出すくら い。

2が好き。でも、人気ない。

1、は、書いてて薄っぺらく感じてしまったら最後までフィルムを巻けない。

1を、2に変換して作るのが、今の私の一番自信 のある作り方。

でも、それはひどく自己満足なんだろうね。ええ。


繰り返すと飽きられる。自分に。だから、もうちょっと引き出しがあるべきだと思う。

分かっているけれど、今できていないのが、設定から広がっていく手法。

世界観の設定であったり、それが単なるルールであってもいいのだけれど、

その設定が あって、人と人が出会ったり、その人が何かに出会ったときに、

どうなるかをシミュレーションする。

それだけで、自動で再構成されていく過程をぽちぽちと打 てば完成する。


矛盾がないように、そう書きたい。

童話とかモチーフを中心に据えて使う方法もあるけれど、今手を出したい方法じゃない。

また、いつか、気が向いたら。


なぜかといえば、扱い方にありきたりしか知らないから。

童話とかモチーフのメッセイジ性に乗っかってるだけって感じで、物語の世界を伝えてないから。

だから、現代社会的な身の回りの卑近なお芝居とかあんまり好きじゃないんでしょうね、私。


おわり。





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なかまくらは充電期間に入ります。しばし筆をおきます^^;

ということなのです。

まあ、よくある小休止。

別に、どうということもないのですが、今はいろいろな物語に出会ったり、

そこから離れたいろいろに出会ったりしたいな、と。

また、書きたくなったら、書きますよ、物語。

というわけなのです。





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