アイディア帳を開いて、次どれを書こうか、迷う。
どれも面白そうなんですが、なんとなく今自分の中に葛藤がなくて、書いたらもったいない気がする。
むしろ、その葛藤がないのをせっかくだから書きたいのだけれど。
綺麗な話とか、嫌いなんですよね。誤魔化して実は綺麗なんだよ、ぐらいが精一杯なんですよ、照れ屋だから。
私の持っている物語の箱のカードは
1.ストーリー作。
2.抽象劇。
3.勢いだけ。
3はまったく人気なし。1、2、の中でちょっと顔を出すくら い。
2が好き。でも、人気ない。
1、は、書いてて薄っぺらく感じてしまったら最後までフィルムを巻けない。
1を、2に変換して作るのが、今の私の一番自信 のある作り方。
でも、それはひどく自己満足なんだろうね。ええ。
繰り返すと飽きられる。自分に。だから、もうちょっと引き出しがあるべきだと思う。
分かっているけれど、今できていないのが、設定から広がっていく手法。
世界観の設定であったり、それが単なるルールであってもいいのだけれど、
その設定が あって、人と人が出会ったり、その人が何かに出会ったときに、
どうなるかをシミュレーションする。
それだけで、自動で再構成されていく過程をぽちぽちと打 てば完成する。
矛盾がないように、そう書きたい。
童話とかモチーフを中心に据えて使う方法もあるけれど、今手を出したい方法じゃない。
また、いつか、気が向いたら。
なぜかといえば、扱い方にありきたりしか知らないから。
童話とかモチーフのメッセイジ性に乗っかってるだけって感じで、物語の世界を伝えてないから。
だから、現代社会的な身の回りの卑近なお芝居とかあんまり好きじゃないんでしょうね、私。
おわり。