なかまくらです。
「スイッチ・オフ」という映画を観ました。
レンタルDVDでした。
あらすじ
父と娘2人で森の中の一軒家で暮らしていたある日、
突然電気が停まる。そして、いつまで経っても復旧しない。
ラジオの情報によると、アメリカの西部一帯が大規模に停電したという話であったが、
やがて、ラジオも聞こえなくなる。
10日後、ガソリンを共有するために、街へ行ったが、ガソリンは売り切れで
いつ入荷するかも分からない状態であった。
妹のネルは恋人のイーライと再開し、姉のエバはダンスのレッスンをして過ごした。
帰り道で、ガス欠の車を見かけたが、銃で武装した男達が、車を囲んでいる状態であった。
父のロバートは、「街へはしばらく行かない」というが、娘達は反対。
しかし、その直後、ロバートは薪木を切ろうとして、
チェーンソーで自分の足を切ってしまって死んでしまう。
2人は協力できず、エバはダンスの稽古に明け暮れていた。
そんなときに、恋人のイーライが訪ねてくる。2人は親密な関係になり、
イーライは、2人に電気が通っているという噂の東部へ行ってみよう、と提案する。
ネルは、一度は反対するエバを置いて、出て行くが、家に戻ることを選択するのであった。
それから、2人は図鑑などを駆使して、少しずつ、食事を改善していった。
うまく行きかけた矢先に、突然現れた男に姉のエバがレイプされてしまい、
妊娠してしまう。
「もう何も失いたくない」というエバは子を生むことを決意する。
陣痛が始まったとき、大雨で、家の屋根が一部崩れる。
すると、屋根裏はカビだらけであった。
2人は、崩れてきそうな家を飛び出し、離れの小屋で、子どもを出産した。
そして、カビだらけの家を見て、残ったガソリンで燃やし、新天地を探しに行くのだった。
・・・という話でした。
うーーん、こうやってかいてみると、なんだこりゃ(笑
という映画だったかもしれません。
観ているときは、わりとワクワクしながら観ていましたが、
けっこうビックリな展開の連続って感じがしますね。
姉妹それぞれが我が儘だし、そんなんじゃ生き残れないっしょ!?
と思うことも多いですし、なんだかんだ、お米がすごい長く残っていたのも
ちょっと不自然な感じだったりとか、気になるというか、ん?
と思うところが、いろいろありました。
ただ、その場面場面では、どうなっていくのだろうか、とハラハラする映画でした。
最後のシーンは、ちゃんと引っ越し先を見つけてから
燃やした方が良かったんじゃないかなぁ・・・と思いますね。
人間が生き残ってこられたのは、食事を安定して共有する方法を手に入れたこと、
雨露をしのぐ場所を手に入れたこと、病気を治す方法を手に入れたこと
が大きいんじゃないかなって思います。
その辺は、サバイバルが達者でもなぁって思うところではありますね。
監督の思いは、自然との融和にあるのでしょうけれども・・・。
という感じです。まあまあでした。