なかまくらです。
キノの旅17巻を読みました。
2013年刊行・・・だいぶ水をあけられちまった・・・
毎年10月になると新刊が出るというペースでここのところずっときているので、
油断していたら、この通りです(笑
さて、17巻は、なんとこの頃、時雨沢先生、静岡新聞他で、連載していたんですよね。
その連載分+書き下ろしが収録されているのです。
そのため、とても分厚い。370ページもあります(笑
内容はといいますと、まあ、どの巻も結構面白いのですが、
この17巻、とても面白いです。週刊ゆえの引きがあるためか、それとも、
ちょっとグロくならないようにマイルドに書くという制約が功を奏しているのか、
かなり面白いです。
その反動か、書き下ろしの「神のいない国」はキノさんやり過ぎ感ありました。
でも、それも面白いです。
「渡す国・b」の疾走感もすごく素敵です。シズ様の旅がここで終わるんじゃないかって、
ドキドキしました。
・・・
・・・
・・・・・毎回思いますが、短編集の感想ってどう書くのか、難しいですね。
とにかく面白かったです。
アニメのあたらしいやつもすごく面白く見ています。
あと、帯の言葉ですよね。
「あなたが誰かの手を握って
暖かく感じているとき
その誰かは冷たく感じている」
うーーん、あのときのことを思い出してみたり(苦笑
時雨沢先生、やっぱり天才ですわ。