1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

「パリに咲くエトワール」観ました。

なかまくらです。

「パリに咲くエトワール」観てきました。



あまり見ないタイプの映画なんですが、ちょっとおもしろそうな予感がして、

観てきました。監督はコードギアスなどで有名な谷口悟朗監督で、

脚本は、吉田玲子さん。最近だと、「きみの色」とか、

昔のものだと「デジモンアドベンチャー」や「猫の恩返し」もこの人です。




あらすじ

パリが華やかだった時代、日本が日露戦争に勝って浮かれていた時代。

ふじこと千鶴はまだ子供だった。あるとき、パリからバレエ団がやってきて、

その演奏に2人は魅了される。ふじこは画家になりたかった。千鶴はバレエ団で踊ってみたかった。

ふたりは別々にその公演を観た。親同士は知り合いで、子供同士は知り合いではなかった。

それくらいの関係だった。

数年後、ふじこはパリにいた。美術商の叔父に付いて、パリに絵の勉強に来ていた。

あるとき、悪漢に襲われそうになった2人を助けてくれた薙刀使いが、千鶴だった。

千鶴も、薙刀を海外に広めようとやってきた両親とともに、パリに来ていたのだ。


ふじこは、おなじアパートに住むロシア人のルスランと友達になる。そして、その母親オルガが、ロシアにいたときにバレエ団にいたことを知る。

千鶴は、オルガから、バレエを習い、パリのバレエ団で発表する夢に向かって行く。

一方、ふじこは、パリの芸術家たちに圧倒され、何を描けばいいのか分からなくなっていた。

そして、気付けば、叔父さんは事業に失敗して失踪・・・。

アルバイトと、千鶴のサポートをするばかりで、絵を描くことを辞めてしまっていた。


戦争の足音が近づいてきていた。千鶴はバレエ団の欠員募集に応募し、練習生となることができた。

しかし、帰国しなければ危険であることは明白だった。

その最後の公演のチャンスに、千鶴はついに舞台に立つ。

それをみた、ふじこは、日本で見たバレエの感動を思い出し、再び、絵筆を握るのだった。


というお話でした。



子どもに向けて作られた優しい人々による優しい物語でした。

悪い人なんて出てこなくて、危うい生き方でも、近隣の住人達に支えられて、ふじこと千鶴は精一杯生きていて、ご都合主義なんじゃ? と言われれば、そうかもしれませんが、それでいいんだよ、観たいのはそこじゃないんだよ、という感じの、素敵な映画でした。

全編を通して、ふたりの生活や奮闘が丁寧に描かれていて、なんか既視感があり、なんだろうと思ったのですが、

スタジオジブリって、こんな映画だった気がするなあ、と思ったのです。

ただ、音楽とか台詞が、うまくマッチしていない感じがして、ちょっと浮いてしまっていたのが残念でしたが、後半次第に慣れました。


良い映画でした。おわり。





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「落下の王国」観ました。

なかまくらです。

「落下の王国」観ました。

 

古い映画なのですが、デジタルリマスター版、ということで、映画館で観ました。

あらすじ。

橋から飛び降りて馬に乗るというスタントに失敗して、入院しているスタントマンのロイは、

足の感覚が戻らないことに絶望していた。

彼は、あるとき、果樹園での働いているときに落ちて、

腕を骨折した5歳の少女アレクサンドリアと出会う。

ロイは、アレクサンドリアに世界を巡る不思議な叙事詩を聞かせる代わりに、

お願いを聞いてもらおうとする。

それは、毒薬を手に入れて、自殺することだった。

けれども、幼いアレクサンドリアは、どこか少しだけ勘が良くて、

ロイはなかなか死ねない。

叙事詩の中では、物語が進んでいく。

復讐を誓うイタリア人、インド人、元奴隷、ダーウィン、爆弾大好きおじさん、霊者など個性豊かなメンバーが、遂に復讐の相手の元へたどり着くのだった。


しかし、アレクサンドリアは、あるとき、毒を手に入れようとして、高い棚から落ちてしまう。

命を失うかもしれない出来事に、ロイの企みも、周知の出来事になってしまうのだった。

アレクサンドリアは、ロイが脇で見守るベッドから、物語の続きを懇願する。

ロイが話す物語では、これまでともに戦ってきた仲間たちが次々と死んでいってしまう。

アレクサンドリアは、殺さないで、と懇願する。

城の奥へ突き進み、いよいよボスと対決するときには、ロイだけになっていた。

しかし彼は、ボスの前に打倒され、水に沈められ、それに足掻くこともできず、

死のうとしていた。アレクサンドリアは懇願する。

二人で作った物語をそんな風にしないでほしい、と。

いつしか、物語は、ロイの人生そのもののようであったのだ。

しかし、そこに、いつの間にかアレクサンドリアもいたのだ。

ロイの物語は死で終わるのではなく、そこで、物語の中のロイが立ち上がることは、

いま、足が動かなくなってしまったロイが、再びこの現実世界で生きていこうとすること

を望むことと同義になっていたのだ。

ロイは最終的に頷く。物語はハッピーエンドを迎え、

そして、アレクサンドリアは退院していく。

それから時間が経ち、ロイがふたたび華麗なスタントを披露する姿を映画の向こうに

見るのだった。


というお話でした。

古い映画で、展開が洗練されていない感じはしましたし、

ロイが語って聞かせる叙事詩が、これまた古典作品といった感じで、

要所要所を飛び飛びで語って聞かせるので、ちょっと感情の機微が足りなくて物足りない感じ

で、ちょっと苦しくもあるのですが、撮影されている場所の美しさや、

アクションの華麗さなど、目を見張るものがあり、世界の様々なところを見て回ったような、

そういう美しい作品でした。また、互いに落ちてけがをして入院したロイとアレクサンドリアの交流や、

ロイが再び銀幕へ戻っていくその結末は、素敵なものでした。



余談ですが、チラシの謳い文句に、

「リンゴが木から落ちるのを見て、万有引力を発見したニュートン。

 屋根から落ちる人のイメージから、相対性理論の着想を得たアインシュタイン。

 新しい出発の物語は、いつも落ちてから始まるのです・・・。」

とあって、この紹介文を考えた人、いいですね! と思いました。

おわり。





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「ロスト・サイエンティスト 水が毒となった世界」観ました。

なかまくらです。

「ロスト・サイエンティスト 水が毒となった世界」観ました。



あらすじ

天才科学者のジェニファーは、水ウイルスによって、絶滅の危機に瀕している人類の

治療法を思いつく。ところが、彼女は過労やストレスからくる健忘によって、

その思いついた郊外の農場でのできごとをすべて忘れてしまう。

休め、と言われて、彼女はまるで初めて来たかのように、

再び農場での2日間を始めるのだった。


周囲の協力によって、なるべく同じ2日間を過ごした彼女であったが、

彼女は同じ思い付きができなかった。

しかし、彼女が最後に真実を告白したときに奇跡が起こった。


というようなお話でした。

展開はありがちで、終盤までの展開は始まって15分くらいのところで

読めてしまいましたが、それでも、最後の20分くらいは、

彼女の周りの人間が彼女を思う気持ちや、彼女が周りの人間を思いやる気持ちが、

奇跡を起こしてくれたようで、なかなか良い結末でした。

おわり。





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「仮面ライダーガヴ ギルティ・パルフェ」観ました。

なかまくらです。

「仮面ライダーガヴ ギルティ・パルフェ」観ました。



仮面ライダーガヴのTVシリーズが終わりまして、

映画です。Vシネです。Vシネは、サブキャラの深堀りみたいな作品です。

仮面ライダーガヴは、お菓子がモチーフの仮面ライダーというポップな設定から、

闇菓子(中毒性のあるお菓子)を使って怪人を牛耳る組織、闇菓子の原料として母親を攫われ改造人間として復讐を誓う2号ライダー、闇菓子の組織の息子である主人公、というダークな設定がガッチリ嚙み合って、カタルシスへ向かっていく・・・という令和の仮面ライダーシリーズで初めて面白かった作品でした。

というわけで、劇場版も観に行ったのでした。

あらすじ。

2号ライダーの絆斗は、改造人間になるために取り込んだ怪人の器官による体の不調に苦しんでいた。そんなとき、腕のいい闇医者に出会う。同じ頃、大統領ボッカ・ジャルダックに復讐を遂げるため、残された最後の扉から人間界にグラニュートが現れる。その戦いの最中、体調が急変し、いよいよ絆斗は手術を受けなければ命の危機という状況になる。だが、その戦う力は、まだ大切なものを守るために必要で、絆斗は、根性を武器に戦いに身を投じるのだった。結果として、大量の服薬で症状を抑えられるとのことで、手術をせずに、生活をしていくことになった。絆斗は、自分が大統領を殺したりとか、そうしたいろいろなやってきたことの結果としてある、このグラニュート器官も、全部背負って生きていきたいんだ、と言って、映画は終わります。


いやー、面白かったです。

良くできていました。香村さん脚本、素晴らしいですね。

いままで、仮面ライダーの映画では、

ドライブのサプライズフューチャーが大好きだったのですが、

ガヴのギルティパルフェも並び立つほど、良い映画でした。

絆斗にフォーカスを当てつつも、ガヴもブラムもちゃんと活躍してますし、

大統領の娘リゼルのその後とか、みんなのその後が丁寧に描かれていて、

良かったです。ハピパレのセットは、借りられなかったみたいで、

グリーンバックで撮ったのがすごく分かる感じでした笑

それから、思い出を語ると、

ラストの、絆斗がチョコレートパフェに変身するシーンは胸が熱くなりました。

ぼろぼろの身体を押して、守るために現れるのです。

お約束展開ですが、ヒーローとはかくあるもので、良いものです。

凄いパワーアップをしても、戦い方は相変わらず、泥臭くて、それもまた良い所。


楽しめました。おわり。





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「ラ・ジュテ」観ました。

なかまくらです。

「ラ・ジュテ」観ました。Youtubeで無料公開されていました。



あらすじ。

第三次世界大戦が起こり、もはや人類の文明がどうしようもなくなってしまった近未来で、

恐ろしい実験が行われていた。

これは子どものころに観たイメージに取りつかれた男の話だ。

人類は、過去あるいは未来に助けを求めるために、

特殊な装置を用いて、別の時代のある場面に人間を送り込むことを考える。

多くの人間はその負荷に耐えられず、廃人となったが、

その男は、子供のころに観たその強いイメージに出てくる女性に会うことができた。

それから何度も実験は繰り返され、男は女性と断片的に再会を繰り返す。

その実験成果から、今度は未来へと男は送られることになる。

未来からの支援を受け、もはや実験は必要がなくなったとき、

男には報酬が贈られた。

未来か過去のあるときへと移住を許されるのだった。

男が選んだ結末とは・・・。


というようなお話でした。

この映画、ナレーションと写真で進行する映画なのですが、

この作品の短編SF小説といった趣と、画が非常にマッチしていて、

引き込まれる作品でした。

おわり。





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