1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

誰がために・・・?

なかまくらです。

お仕事アニメの中の、対比的な存在。


ひとりは、自分のために努力して挫折した人間。

ひとりは、他人のために努力して挫折を繰り返している人間。


どっちがいいとは、一概にはどうしても言えないね。


自分のために努力して、挫折してひねくれるなんて、しょうもない。でも、
他人のためってことにするなよ。それは、もっと泥臭いもののはずなんだ。





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ストップの標識は打ち切りのマーク

なかまくらです。

物語を書いているんですね。

ところが、続きを思いつかない。

ラストシーンの、最後の言葉はこれにしたいって、

それは決まっているんです。

ところが、そこに至る道の途中。

猫は木に上ったのに、そのうえでどうしたらいいかわからなくなってにっちもさっちも、

いかないのに、悠長に考えている時間はなくて、

時間が経てば経つほど、物語世界が霧散して、

木の枝で言うならば、ミシミシと透明になっていくのです。

うーーーん、毎回思うんですが、今書いているところまでは、

本当に面白いんですよね。

もうちょっと頑張ってみたいですね~~~~。





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「劇場版シドニアの騎士」観ました。


なかまくらです。

「劇場版シドニアの騎士」観ました。



TVシリーズが面白かったので、観に行きましたが、端的に言うと、総集編でした。
でも、映像がもともと良いので、劇場版でも迫力ある映像でした。

あらすじ

人類は、奇居子(ガウナ)なる未知の生命体と遭遇し、そして、宇宙をさまよう種族となっていた。

そんな人類の拠点のひとつ、巨大船シドニアを舞台とした物語。

主人公は、地下で極秘裏に育てられた子供、谷風長道(たにかぜながて)。

彼は、かつてシドニアの危機を救ったヒロキの息子であり、ヒロキの操縦技術を受け継いでいた。

奇居子との戦いは苛烈を極め、仲間たちが次々と命を落としていく。

奇居子との対話を夢見た星白もその一人であった。

ところが、直後、星白を模した3体の奇居子が現れる。

そして、その一体を回収することに成功する。

しかし、奇居子の襲撃はさらにさらに苛烈になっていく。

科学者落合の作った奇居子と人間の融合体から作り出される人工のカビザシ兵器を持って、

人類は、シドニアの8000倍の大きさの奇居子に戦いを挑むのだった。


そんな感じでした。

TVシリーズとちょうど同じところまででした。完全に総集編でした。

ただ、改めてみて思いましたが、

これは、面白い物語だし、面白い世界観です。

漢字を上手にステータス画面に使っているのがいいんですよね。

変に英語にしないところがいいのです。

なんとなく、サクラ大戦の雰囲気を醸し出している気がしますね。

そして、謎めいた物語。


あとは、このアニメの一番驚くのは、CGなんですよね。

ぬるぬる動くんです。

でも、ちゃんと面白い。

これまで、CGでぬるぬる動くアニメって、基本的に面白くなかったんですよね。

連続的に動くからこそ、違和感を強く感じてしまう。

それをうまーく避けながら作られています。新しいアニメの可能性を感じますね。

二期も4月から始まるそうなので、楽しみにしています^^!








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映画「アニー」観てきました。


なかまくらです。



映画「アニー」観てきました。

ミュージカルとして人気のアニーをミュージカル映画に仕上げたものです。

あらすじ。

アニーは、ひねくれた里親ハニガンのもとで、5人で暮らしていた。

アニーには、日課があった。昔、両親が自分を捨てたという喫茶店。

その店では、金曜日の限定メニューがあった。そのメニューを注文するために、

両親がまた訪れるかも知れない。顔も覚えていない両親だけれども、

会ったらきっと分かる。そう信じて、金曜日は、喫茶店の終わる時間まで外で待つのだ。


里親の女ハニガンは、歌手になりたかった。しかし、夢叶わず飲んだくれとなり、市からの補助金ほしさに、里親を引き受けているのだった。子供たちへの扱いは決していいものではなかった。


スタックス社の社長・スタックスは、市長選に出馬していた。その目的は、自らの会社の発展。ところが、スタックスは、大の潔癖性。貧しい人間と触れあうことに嫌悪を抱き、支持が全くのびない。

そんなある日、ひょんな事から、スタックスはアニーを助け、

支持率UPの為に、アニーを6週間の間里親として預かることになった。

そんな中で、スタックスとアニーは互いに心を開いていく。

そして、互いにかけがえのない存在になっていく。

市長選の支持率もぐんぐんと伸びていた。

そんなとき、スタックスの雇われコンサルタントは、アニーの本当の両親をでっちあげ、

支持率をさらにあげる作戦を思いついた。そして、それには、ハニガンも絡んでいた。

感動の再会。しかし、スタックスもアニーも、どこか本当には喜べずにいた。

自分が本当にほしかったものって何だったんだろう。本当の両親?それとも・・・。

アニーが両親と行くときがやってくる。
そのとき、

スタックスの言葉に、ハニガンは、ひねくれてしまった心の奥底にある優しさに気付く。

ハニガンは、偽物であることをスタックスに伝え、スタックスは間一髪でアニーを取り返す。


そんなお話でした。

子供だった頃は、こういう貧しい子が幸せになろうともがく話に自身びっくりするほど、

心を揺り動かされたものですが、案外冷静に見れる歳になったようですね、私も。

まだ小さなアニーが明日はきっといいことがあるさと歌って、毎日希望を捨てずに生きている姿が健気で良かったです。

そんな姿に、大人たちは心を動かされてしまうのですね。

お金はあるけど、心は貧しい大人と、

お金はないけど、心は豊かな子供というのは、よく使われる対比ですね。

王道ですが、まっすぐな言葉にドキッとするよいお話でした。

おわり。






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広島大学演劇団23生卒業公演「わラワレ!」観てきました。



なかまくらです。

広島大学演劇団23生卒業公演「わラワレ!」観てきました。



脚本は、ボクラ団義さん。

あらすじ。

サラリーマンを辞めた田中稔は、お笑い芸人を志していた。

ところが、入った事務所は、

人を笑わせることが御法度の笑われ芸人の事務所であった!?

舞い込んでくる仕事は、例えば、

街頭インタビューの一般人の反応。バラエティーの客席のサクラ。

精一杯アホっぽい真面目な回答をする。決して笑いを取りに行ってはいけない。

面白くないのだから。

そんなラファーズプロ在籍7年のベテラン・天王寺さんが事務所を辞めると言い出した。

恋人の皆子の病。その付き人だった七瀬の表舞台で歌手になりたいという夢。

田中稔は、そんな周りの夢に、一度は失いかけていた自分の夢を思い出す。

アマチュアもエントリーできるお笑いキングダムに天王寺と参戦!

そして、破竹の勢いで勝ち進んでいく。

ところが、他の事務所に目を付けられたラファーズプロには、

仕事がぱったりとこなくなってしまう。

そして、天王寺がもっとも笑わせたかった人、皆子さんの死。

そのとき、田中稔の携帯が鳴る。

七瀬は、TV番組で、歌を歌っていた。

すべてをさらけ出し、歌った歌。

それは、確かに、何人かの胸を打った。

そして、ふたりは準決勝のステージへと向かっていく決意をする。


そんなお話でした。

とにかく、まず思ったのは、いろんなもののレベルがあがっているなぁ、ということ。

隣の芝は青く見えると言うことではないと思うのです。

パンフレットだったり、ダンスだったりね。

大道具とか小道具、照明なんかは、昔からレベル高かったけども。ああ、でも、

去年も今年も背の高いものを作らなかったんですよね。

背の高いものって好きだけど、今年はそう言うお芝居じゃあないものね。

まあ、ともかく、そういう指南をしてくれた先輩がいたのかな。

それとも、これまでに築いてきたものでしょうか。

いずれにせよ、自分がいたころよりも、進歩していくサークルの姿を見た気がして、

うれしくなりました。

さて。

4年生がなかなか活躍していて良かったですね。今年は、私が大学院1年で、

創作談義などを企画してまだ、かろうじて知っている最後の世代。

森岡くん、小池くん、藤井くん、木邨さん、川村くん、益田くん、野津さん、和泉くん、福島さん、藤田くん(・・・で、全員かな??)

森岡くんは、一目見たときからああ、いいなぁ・・・(別にそう言う意味じゃあない)。

と思っていて、最後にメインの一人として見れて良かったです。

何がって言われると、困るのですが、

上手な中に見えるそのちょっとした不器用さに惹かれるんですね。

私はそういうののファンらしい。

田中稔も熱演でした。ほとんどずっと出ずっぱりで・・・。小池くんだなぁと言う感じでした。

それから、木邨さんは、安定の木邨さんでした。しっかり世界を作っていました。あとは、女社長。すらっとスタイルが良い子ですね。動きもきびきびしていて、いいですね。主役っぽいイメージはわかないですが、劇団にいたらいいなっていうタイプの子ですね。それから、アイドルの子。なんだろう、ちょっと引いちゃう。演出通りなら怖い。でも、もっと思い切ってやってみたら、良かったんじゃあないかなと思いました。次。最初のシーンに出ていたアナウンサーと笑われ芸人の子、声が小さい・・・。音も大きかった。最初のシーンはつまづいた感じでした。

うん。まあ、そんなところでしょうか。

ストーリーについては、お芝居が終わった後の一緒に見た人の感想としては、

「ドラマだなぁ。こんなの起こらねぇよ」

でも、私は、違う感想。

これを書いたのは、学生でなく、芝居をやっている人たち。

そんな人たちは、そんなことを身に沁みて分かっているはず。

それでも、このお芝居をやったのは、

「起こらねぇよ・・・」と言っている私たち元演劇人・夢を諦めかけている演劇人

に対する挑発と激励だったのではないかと思ったのです。

そんなことは百も承知。けれども、どうだ。

本当にそんなことがやりたかったのか?

お前たちは今、人を笑わせたかったのに、笑われるばかりの立場に・・・まったく逆の方向に進んでしまっているんじゃないか?

そんなことを問いかけられているように感じました。

ただ、このお芝居のこの続きには、これまで以上に困難な道が待っているんだろうなぁと思わずにはいられませんね。

心の幸いを取り戻す代わりに、本当に沢山の物を失うお芝居であるようにも思いました。


さて。

4年生のみなさん。広島大学演劇団の後輩の皆さん。お疲れさまでした。






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