なかまくらです。
『さかさまの羅針盤(コンパス)』観ました。
STAGE21という団体がやっていました。
菊川の文化会館アエルにて。
あらすじ
解決屋のふたりは、ストーカー被害の相談を受ける。
同時期に、顔見知りが、ある国の姫であることを知る。
その国では、バナナが主な外貨を稼ぐ手段になっていた。
そのバナナを日本に輸出するべく、
国の大統領と、大航海商事が結託して推し進めていた。
そして、その先には、王国の乗っ取り計画があった。
その大航海商事の社長こそが、ストーカーの容疑者なのだった。
そして、2人が共通して知っている異国の童謡。
解決屋のふたりは、二つの事件のつながりを感じる。
異国の地で、国王、王女、姫。大統領、社長、解決屋。
それぞれの悩みの先で、解決屋が行きついた先は、
みんながみんな不幸せになってしまった未来。
解決屋は童謡に隠されたメッセージを感じる。
波が行く手を阻んでしまうとき、さかさまのことを考えてみる。
富や名声なんかを追いかけて、うまくいかないのだったら、
意味はないかもしれないけれど、笑ってみよう。踊ってみよう。
それで幸せになることもあるんだ。
そんなお話でした。
中学生くらいの子、高校生くらいの子から、20代~30代くらい。
それから、中年くらいの人、壮年期、老齢期の方々。
いろんな世代の人がいて、安定した劇団だなぁ、と思いました。
第8回公演だそうです。
歌とダンスが実によかったです。よく練習されていて、
楽しくなっちゃう歌や踊りでした。
特に、姫の人は歌と踊りがめっちゃうまかったです。
それから、主役の解決屋の男のほうが、ちょっと不器用そうな演技でとても好きでした。
舞台装置もよく動いて演出の良さを感じました。
大航海商事のエンブレムにピンスポを当てるシーンは、力入っていましたww。
音楽は、解決屋のテーマが良かったですね。
なかなか面白い公演でした。