1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

価値感を超えるには?

なかまくらです。

最近、やたらとマンション経営の電話がかかってきます。

ただ、今の携帯電話の番号は、仕事の関係もあって、ものすごい沢山の人が知っている番号で、

これを変えてしまうというのは、すごく大きな損失だなぁ、と感じるわけで、

変えずにいるわけですが・・・。

で、たまに時間があると、マンション経営の電話も暇つぶし程度に出てみるわけです。

だいたい、しゃべることって、みんな一緒なんですよね。

老後の用意は大丈夫ですか? という話。国民保険だけでは不安ですよね。

そんなあなたに、月々の少額の支払いで、マンションを経営してみませんか、という

お得なお話です・・・と。


そこから私。

・ これから少子化の時代になっていき、マンションを買う人は減るのではないか?

・ 東海地震や関東大震災が起こるといわれている。そういうリスクはどう考えるのか?

・ 年金に困る頃には、マンションは築30年になっていて、買い手は付くのか?

と、疑問点をあげつらってみる。

すると、地震に関して頑張って回答してくる。

地震があったら、政府が低金利の資金を拠出してくれる・・・と。

それでも、結局、元の支払いと、新しく立て直す支払いを両方しないといけないでしょう?

と返すと、とにかく、この電話で決めて欲しいという話ではなく、

会ってみれば分かるんだ、という話に変化してくる。

ああ、もう駄目ですねぇ、なんて思いつつも、はぁ、へぇ、と聞いていて、

同じ話になってきたなぁ、と思ったので、もう切りますねー・・・と、切っちゃいました。


初めから、全然乗り気じゃなくて、どちらかというと、興味がない部類の人間に

資金(お金や時間、やる気)を出させるというのは、簡単じゃないなぁ、と改めて思いました。


私もかつて、アルバイトの時には、スイミングスクールを辞める子の保護者に電話をして、

「辞めないで~」みたいな電話をたくさんしたわけですが、今思うと、全然駄目ですね。

相手のことを思って、考えて話をしていない。明確な価値を提示できていない。

相手にとって価値のあることを提示できていない・・・。

それって、すごく難しいことだなぁ、と思います。

だって、その新しい価値は、win-winじゃないといけないわけですから。




・・・さて。

発想は転換します。

自分の仕事はどうなのでしょうか。

今、私の授業。私が選択科目で担当している講座の中に、

受講生が2人しかいないものがあります。

・・・経済的な側面からみれば、圧倒的に非効率です。

その非効率をなんとなくそれでもいいことになっているのは、

それを許容する体力が国や、現場にあるからです。

けれども、どうでしょうか。

物理学を学ぶ必要は本当にあるのでしょうか。

いや、必要があったとしても、問題は価値があるかどうかです。

しかも、私にとってではなく、彼らにとって価値があるように感じられるか、です。

すると、思いもよらぬ疑問に思い悩んでしまいます。

物理を学ぶ価値とは何でしょうか。

初めから、全然乗り気じゃなくて、どちらかというと、興味がない部類の人間に

資金(お金や時間、やる気)を出させるというのは、簡単じゃないなぁ、と。

じゃあ、物理を学んだらこんなことがあるんだよ、と

どれだけ価値として認識させられるか・・・。

考えてみても、明確なものは思い浮かびません。

例えば、パワーポイントのスライドを作ろうよ、と言われたら、・・・困る。

もっと長期的に先を見ると、理系の人間にとって物理学は科学の根幹となる考え方です。

けれども、そうはいかない。それじゃあ、高校1年生は選択してくれない。

選択しなかったら、私はおまんまの食い上げです。

・ 物理学を学ぶことで、自然の仕組みやこの宇宙の真理に近づく面白さがある。

・ 物理学を学ぶことで、工業への応用ができて、将来は研究職などに就けるかもしれない。

・ 大学入試に必要。あるいは、取らないと入学してから困る。

これくらいしかない・・・?

価値観を超えて選択させるしゃべり方を身につけないといけないですね。

それが、これから、すごく大切な力になる気がします。


さて、私だったら、どうだったら、マンション経営をするだろう・・・?

まず、実際に自分が経営してみるかな? その結果を伝えられるようになろう。

それから、実際のモデルケースを紹介しようかな。

それから、マンションを建てる予定の場所はどんなところで、

周りにはどんな建物があって、だから、マンションが売れると思う、

と、現実感を埋めていく・・・。そんなことしか出来ないかなぁ、電話だと。

あとは、人の信頼を得られれば一番良いんでしょうけど、

それを電話でやるにはどうしたら良いんだろうか。


さあ、水泳のときは、どうしたら良かったんでしょうか。

物理を10年後、20年後、30年後、多くの学生が価値あるものと感じて

取るようにするにはどうしたら良いのでしょうか。

考えておかなくちゃね。





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働きながら一応立ち直った人の話

なかまくらです。

どこかで頑張っている誰かの参考になればというわけで、

今日は一寸つまらない話を。

#1

昨年の9月くらいから、公私ともにうまくいかない日々が続きまして、

共倒れになりそうになりました。

一時期は、音がストレスになってしまって、テレビはもちろん駄目だし、

家の前の道を通る車の音も駄目。そんな感じでした。

さらに、光が駄目で、部屋でも豆球だけ過ごしたりとか、そんな感じでした。

行く先々で死んでしまうシミュレーションをしたりとか、もうね(苦笑

でも、とにかく仕事を辞めたらそれこそどうにもならなくなるので、

職場では平然とした顔で仕事をして、家に帰ったらずぅーーん、みたいな。

普通、うつ病って、仕事に行けなくなる病気ってイメージだったし、

たぶん自分はそうじゃないんだろうって、そう言い聞かせて出勤していました。


#2

平気なように仕事をしても、効率はすごく下がるもので、

夜の9時頃、職員室で一人で残って仕事をしていて、なんだか

どうやって家に帰ったらいいか分からなくなってしまって、

ああ、これは本格的にマズいぞ・・・。とようやくどうにかしようと思い立ったのでした。


#3

とにかく、本を読んでみる。

「うつの常識、じつは非常識 (ディスカヴァー携書)」



この本の主張は3つ。

本書の主張は3つ。 

① 7時間睡眠 
② 起床時間の固定 
③ 断酒 

とにかく、どうすればいいか分からなかった私は、これを実行に移してみることに。

とにかく、早く寝る。今まで9時を超えても仕事していましたが、

8時には必ず帰る。そして、9時には寝る・・・とはいえ、

9時をちょっと超えても別にいい。9時を目標にしていれば、

9時30分には寝れるじゃない。

それで、6時30分まで寝る。・・・9時間睡眠。

毎日これをやりました・・・というか、今もやっています。

本によれば、8時間というのはあくまで目安で、

7時間で安定する人もいるし、9時間寝て初めて安定する人もいるみたいです。

私は9時間寝ると、とっても安定するようでした。

朝はよく寝ているので、なんだかんだ6時30位になると自然に目が覚めるようになりました。

それから、断酒。

お酒は普段から飲む習慣はなかったのですが、精神安定剤を飲むために一切やめました。

とはいえ、普段は薬を飲みませんが、もし、飲みたくなったときに、お酒を飲んでたら

飲めないので、お酒を飲まないことが安心感につながっている気がします。

あとは、お米をよく食べるようにしました。パンを食べない。

お米をできるだけ食べています。

#4

教職員の福利厚生ってありがたいって、初めて思いました。

県の担当になっている臨床心理士のカウンセラーの先生に予約を取って、

1ヶ月くらいの待ち期間で、相談することが出来ました。

相談でアドバイスされたことは2つ。

①毎月の楽しみを決めて実行すること(これが来週あるから頑張ろうってなる

②お守りを持つこと(苦しいときは忍ばせたそれを握ったり、匂いを嗅いだりする

なにより、話を聞いてもらっただけで、すごく心が解れた気がしました。


#5

今年2月には、少し元気が出てきたので、市民ミュージカルに参加しました。

毎週、週末の練習が楽しみで仕事にメリハリが出てきました。

2月はいやなこともありましたが、すごく楽しかった印象があります。


#6

3月は年度末ということで仕事がものっすごいありました。

とにかく、生活習慣と食事を維持。早寝早起&食事。

これを守って乗り切りました。


#7

そんなわけで、完全に立ち直ったか? といわれれば、

まー、これ以上良くはならないかな? というところまではきた、という感じです。

仕事が一辺に降ってくると、一寸パニックになりますが、

まあ、思うに、最初からそうだったんじゃないかって、そう思うことにしました。

そんなに昔から要領がいい方じゃなかったし、自分にもそういう障害の特性が

少しあるのかなって。これまでは、それでも余裕があったから、見えないで来たけれど、

その特性が、顔を覗かせたのかなって。

よくある話で、水泳をやめて、肺活量が下がって、

初めて自分が喘息だったことを知る人っているみたいです。

だから、喘息とあんまり変わらない。上手につきあっていくしかないかなって。

そう思うと、できないことは当たり前って感じがしてきて、

まあそれでも頑張ってみようって、そう思って、今はやっているわけです。


どこかで頑張っている誰かの参考になればというわけで、

一寸つまらない話をしました。





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ロング・グッドバイ

なかまくらです。

いろいろと考えましたが、半年ほど、お休みします。

兎に角、毎日をちゃんと過ごすためです。

小説は書くつもりなので、3か月に一回くらいホームページは更新するかも。

またね、バイバイ。






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ストレス耐性

なかまくらです。

まあ、詳しい事情は例によって話せませんが、

まあ、ごたごたしております。

あーー、きたきた。

ちょっとこんな感じに息苦しくなるやつ。

ストレスがいっぱいいっぱいですわ。

こういう時は、泳いだり、整体に行ったりして、

ストレスをグングン減らすしかないんですねぇ。

ストレス耐性って、会社員をやっていくうえで、

物凄く重要なパラメータだと思いますね。

なぜ、いろんな会社の入社試験に取り入れられないかが、疑問なくらい。

ちなみに、私のストレス耐性は、並み、ということだそう。

→ 疲れたなぁ.com





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今日という日

なかまくらです。

今日は特別な日になるはずです。

校内の人事が発表されます。

今私は27ですから、担任を持てば、30歳のときに、

卒業生を送り出します。

それを何回かやって、それで、

担任をはずれたら、物理をたくさん教えて、

それで、若手を育てて、引退して、おわり。

そんなはじまりになるかもしれない、明日。

どきどき、ですね。

そして、わくわくもある。





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