なかまくらです。
どこかで頑張っている誰かの参考になればというわけで、
今日は一寸つまらない話を。
#1
昨年の9月くらいから、公私ともにうまくいかない日々が続きまして、
共倒れになりそうになりました。
一時期は、音がストレスになってしまって、テレビはもちろん駄目だし、
家の前の道を通る車の音も駄目。そんな感じでした。
さらに、光が駄目で、部屋でも豆球だけ過ごしたりとか、そんな感じでした。
行く先々で死んでしまうシミュレーションをしたりとか、もうね(苦笑
でも、とにかく仕事を辞めたらそれこそどうにもならなくなるので、
職場では平然とした顔で仕事をして、家に帰ったらずぅーーん、みたいな。
普通、うつ病って、仕事に行けなくなる病気ってイメージだったし、
たぶん自分はそうじゃないんだろうって、そう言い聞かせて出勤していました。
#2
平気なように仕事をしても、効率はすごく下がるもので、
夜の9時頃、職員室で一人で残って仕事をしていて、なんだか
どうやって家に帰ったらいいか分からなくなってしまって、
ああ、これは本格的にマズいぞ・・・。とようやくどうにかしようと思い立ったのでした。
#3
とにかく、本を読んでみる。
「うつの常識、じつは非常識 (ディスカヴァー携書)」
この本の主張は3つ。
本書の主張は3つ。 ① 7時間睡眠 ② 起床時間の固定 ③ 断酒
とにかく、どうすればいいか分からなかった私は、これを実行に移してみることに。
とにかく、早く寝る。今まで9時を超えても仕事していましたが、
8時には必ず帰る。そして、9時には寝る・・・とはいえ、
9時をちょっと超えても別にいい。9時を目標にしていれば、
9時30分には寝れるじゃない。
それで、6時30分まで寝る。・・・9時間睡眠。
毎日これをやりました・・・というか、今もやっています。
本によれば、8時間というのはあくまで目安で、
7時間で安定する人もいるし、9時間寝て初めて安定する人もいるみたいです。
私は9時間寝ると、とっても安定するようでした。
朝はよく寝ているので、なんだかんだ6時30位になると自然に目が覚めるようになりました。
それから、断酒。
お酒は普段から飲む習慣はなかったのですが、精神安定剤を飲むために一切やめました。
とはいえ、普段は薬を飲みませんが、もし、飲みたくなったときに、お酒を飲んでたら
飲めないので、お酒を飲まないことが安心感につながっている気がします。
あとは、お米をよく食べるようにしました。パンを食べない。
お米をできるだけ食べています。
#4
教職員の福利厚生ってありがたいって、初めて思いました。
県の担当になっている臨床心理士のカウンセラーの先生に予約を取って、
1ヶ月くらいの待ち期間で、相談することが出来ました。
相談でアドバイスされたことは2つ。
①毎月の楽しみを決めて実行すること(これが来週あるから頑張ろうってなる
②お守りを持つこと(苦しいときは忍ばせたそれを握ったり、匂いを嗅いだりする
なにより、話を聞いてもらっただけで、すごく心が解れた気がしました。
#5
今年2月には、少し元気が出てきたので、市民ミュージカルに参加しました。
毎週、週末の練習が楽しみで仕事にメリハリが出てきました。
2月はいやなこともありましたが、すごく楽しかった印象があります。
#6
3月は年度末ということで仕事がものっすごいありました。
とにかく、生活習慣と食事を維持。早寝早起&食事。
これを守って乗り切りました。
#7
そんなわけで、完全に立ち直ったか? といわれれば、
まー、これ以上良くはならないかな? というところまではきた、という感じです。
仕事が一辺に降ってくると、一寸パニックになりますが、
まあ、思うに、最初からそうだったんじゃないかって、そう思うことにしました。
そんなに昔から要領がいい方じゃなかったし、自分にもそういう障害の特性が
少しあるのかなって。これまでは、それでも余裕があったから、見えないで来たけれど、
その特性が、顔を覗かせたのかなって。
よくある話で、水泳をやめて、肺活量が下がって、
初めて自分が喘息だったことを知る人っているみたいです。
だから、喘息とあんまり変わらない。上手につきあっていくしかないかなって。
そう思うと、できないことは当たり前って感じがしてきて、
まあそれでも頑張ってみようって、そう思って、今はやっているわけです。
どこかで頑張っている誰かの参考になればというわけで、
一寸つまらない話をしました。