1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

あと何回やれるかな・・・。

なかまくらです。

全国大会の引率で長野県に行っていました。

結果は、びっくり! 優良賞(3位)でした!

「あれ? 最優秀賞、もらっちゃうかも?」なんて、

演奏直後は思ったりもしちゃうので(割と毎年)、

まあ、あまり期待せずに、結果発表を待っていたわけですが、

なんと2年連続での優良賞。

生徒たちが、頑張っていたことは知っていましたが、

それは全国大会に出てくるような学校であればもちろんのこと、

出てこないどの学校だって同じです。

その中でも、輝くものがあったということ。

それを評価してもらえたということ。うれしいですね。

朝練習、放課後の練習。年間に50回の地域イベントでの演奏。

大変です。すごく大変。

生徒も大変ですし、保護者も大変。

我々教員も大変です。通常の業務のほかに、やっていることですから。

それでも、生徒の顔は入部してから明らかに変わります。

なんとなく過ごしてきた毎日から、大きな目標のために頑張れるようになる。

頑張るっていうのは、熱中症で倒れるまでやるとかそういうことではなくて、

つらいな、もう無理だな、と思っても、その殻を破って頑張れることだと思います。

その自分の限界を越えていくという経験は、昆虫が脱皮して成長するのに

少し似ているのかもしれませんね。

1年生も2年生も優良賞をとったということ、3位で、上位2校に届かなかったこと、

その嬉しさと悔しさに、帰りのバスで泣いていました。

一生懸命にやったことで、感情があふれて泣けるって、すごいことだと思うんですよね。

そんな彼らを見ていたくて、ド素人ながら、3年も顧問をやっているんですね。

月に1~3日くらいしか休みがなくてもね。

さて、部長の発表もありまして、新しい体制を作っていかないといけません。

12月には県大会です。県大会もし烈です。

新しいチームを作っていきます。どんなチームができるだろうか。

それと同時に、この燃え尽きた状態から、何度もう一度

「さて、やりますか」と膝を打って立ち上がれるだろうか、と思うところでもあります。

異動がある仕事ですから、ド素人の私は、転勤すればただの人。

高校生はやり切って、大人になっていくけれど、

私はいつも、置いていかれるよう。

生涯現役とか、そんな大それたことは言えないので、

「とりあえず、もう一度やりますか」という目標で、

日進月歩、成長していくしかないのかな、と思うのです。





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えりまきさん、小さくなりたい

なかまくらです。

人間関係の中で、他人に認めてもらいたかったりすると、

だんだん、自分のことを大きく見せようとついつい頑張ってしまう。

ところが、ときには疲れて、一休みしたいときにも、

小さくなるのが難しい。

明日も仕事だなぁ・・・。






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上司と部下

ではなくて、先輩と後輩。

なんとなく、先輩と後輩、と聞くと、

年の近いイメージがありますが、

この場合は、30くらい離れていることを指しています。

昨日は会議でして、まあ、前年度は主任だったので、

来年度の時間割を決めました。

それで、来年度の主任を選出しないといけない、

来年度は、3年生の担任だからいろいろ大変だから代わってもらいたい、

という話を切り出したのですが、

まあ、結局は・・・来年度も主任をやることになりました。

いやー・・・なんだかな。

「そんな雑用みたいな仕事、やるのは簡単だけど
管理職との関係が良くないから、やらない」

といったことを言われまして、じゃあ、別の方にどうですか?

と言うと、その人は適任じゃない。お前がやるべきだ、という謎展開。

結局その通りになるというなんじゃそりゃ。

なんだかなー・・・。

先輩が我が儘を言って、後輩がそれを呑まないといけない。

それ、学生の運動部みたいな状況ですね。

後輩のフォローをしたり、サポートをすることって、

大事だと思うんだけどなぁ・・・。


自分は出来る人間になりたいなって思うのでした。

twitterで拾った言葉に、”ほうれんそうのおひたし”というのがあります。

ほうこく
れんらく
そうだん

こらない
ていしない
すける
じする

だそうです。

心に留めて仕事をしたいですね。





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成長の限界は見えていて

なかまくらです。

ひょんなことから、時間ができたので、

東京大学で行われる物理教育セミナーに参加してこようと思います。

初めての参加! 楽しみです。


教員の定時退勤という話が、管理職の先生から出るわけですが、

定時で帰っていいの!? と思うところもある。

いや、帰れるときは帰りなさいよ、それでいいと思うのですが、


時間があるときに教材研究をしないと・・・

 しないと・・・

  ん? しないとどうなるんだ・・・?


教材研究をしなければ、家で自由な時間も増えるし、

趣味の時間も取れて、ストレスが発散されて豊かな人間になっていくと思います。


その一方で、とにかく上達しない。授業が。

教員5年目、教職は技術職だとつくづく感じるようになりました。

授業が上手くないと、生徒は先生を見限ります。

生徒はまだまだ精神的に子どもな人が多いので、露骨に態度に出します。

具体的には、「居眠り」「おしゃべり」「指示を聞かない」などです。

指導力不足教員、とたまに聞く言葉ですが、

これの根本は、「授業が下手」にあると私は思います。

「授業が上手」というのは、

ひとつのコレというものが存在しているわけではなく、

「分かりやすい」「話が面白い」「なんかすごい」みたいに、

いろいろあると思います。どれでもいいのですが、どれかになっていかなくちゃ。

そうしないと、いたたまれなくなります。

授業に行きたくなくて、仕方がなくなる。

うん。


だから、自己研鑽に励むんですね。若いうちは情熱でカバーできますから。

教員の教材研究は、いろいろな内容があります。

・ 授業の説明の仕方
  ・・・ 私より、10才上の数学の先生。授業が面白いと話題です。
      すごい緊張感、ぴりっとした雰囲気。笑いも起こる。
      あっという間に、1時間が終わる。
      その先生は、説明する要点は事細かに、メモしてある。
      説明に淀みがないし、説明が簡潔明瞭。

・ 授業の板書の仕方
  ・・・ 黒板にどう書くか。どういうレイアウトで書くか。
      演習をするときに、ヒントになる黒板をどう用意するか。
      どこを書いて、どのタイミングで説明を入れるか。
      生徒が写したノートの完成図を想像しながら、計画します。
      
・ そもそもの学習内容の研究
  ・・・ お恥ずかしいことに、物理の教科書に書いてあることの
      40%くらいはおそらく理解できていません。
      教科書というのはおそろしくよく練られています。
      それを理解するには、専門分野の本を読むしかありません。
      あくまで教科書はダイジェスト。
      その一言一句に注釈は付けられません。
      その裏側を知ってこそ、その分野の本質を捉えられる。
      本質を捉えて初めて、学問を体系化できる。
      生徒からは、専門家に見える。

・ 小道具の研究
  ・・・ どういうツールを使うのか、考えます。
      ノートを取らせるのか、プリント学習なのか。
      黒板なのか、パワーポイントのスライドなのか。
      小テストをやるのか、振り返りシートを書かせるのか。
      実物を見せるのか、写真で見せるのか、絵で描くのか。
      生徒のステップ、一歩で上がれる高さを慎重に見極めます。


そんなことをやっていると、帰ろうと思ってもなかなかね・・・。

これをやらずに、年を取るということは、何よりも恐ろしい。


ちなみに、

調べてみると、こういった自己研鑽は、

どんな職種でも、やっているものらしい。そりゃあそうか。


引用:http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1801/17/news076.html







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片付け続けるという、エントロピーとの戦い

なかまくらです。

なんだか、最近、毎日片付けしています。

片付け続けていて、仕事が進まない^^苦笑

こんなに片付けているのに、何故、片付けは終わらないのか。


私はそこに、おそるべき事実を発見するのでした。

それは、規則正しい形というものが常に変化しているということです。

つまり、規則正しい形に(例えば、それが球であるとして)作り替えて仕事を終える。

ところが、翌日にはそれが立方体でないことに不満を抱き、立方体に作り替える仕事を始める。

こういうことをしているんじゃないかっていう、そういうことに気付いたわけです。


片付けている理由としては、異動がある仕事だと言うことです。

この道一筋・・・などと言いつつも、やることがどんどん変わっていく仕事なんですよ。

管理職との面談も終わり、いよいよそれについて考えないといけないときが、

近づいてきているな・・・と、思うわけですが、

こちらの心配が全然伝わっていかない。何故だろう・・・?

このまま進んでいったら大変なことが起こりますよ、

ということが何故分からないのでしょう。

無責任に見えてしまうのは、私が無知なだけなのでしょうかね。

大変な思いをするのは、何も知らない先生と、知らない間に決まってしまう子ども達。

それは避けてやりたい、それが最後に私に出来ること・・・

・・・だと信じて仕事をするわけですが、まあ、それも片付けの一環なのです。

片付けて、整理して、使いやすくして、新品の家みたいになってれば、いいね。


そんなことを考えつつ、引っ越ししやすいように、広げたものをまとめたりしています。

ものも、仕事も。





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