なかまくらです。
全国大会の引率で長野県に行っていました。
結果は、びっくり! 優良賞(3位)でした!
「あれ? 最優秀賞、もらっちゃうかも?」なんて、
演奏直後は思ったりもしちゃうので(割と毎年)、
まあ、あまり期待せずに、結果発表を待っていたわけですが、
なんと2年連続での優良賞。
生徒たちが、頑張っていたことは知っていましたが、
それは全国大会に出てくるような学校であればもちろんのこと、
出てこないどの学校だって同じです。
その中でも、輝くものがあったということ。
それを評価してもらえたということ。うれしいですね。
朝練習、放課後の練習。年間に50回の地域イベントでの演奏。
大変です。すごく大変。
生徒も大変ですし、保護者も大変。
我々教員も大変です。通常の業務のほかに、やっていることですから。
それでも、生徒の顔は入部してから明らかに変わります。
なんとなく過ごしてきた毎日から、大きな目標のために頑張れるようになる。
頑張るっていうのは、熱中症で倒れるまでやるとかそういうことではなくて、
つらいな、もう無理だな、と思っても、その殻を破って頑張れることだと思います。
その自分の限界を越えていくという経験は、昆虫が脱皮して成長するのに
少し似ているのかもしれませんね。
1年生も2年生も優良賞をとったということ、3位で、上位2校に届かなかったこと、
その嬉しさと悔しさに、帰りのバスで泣いていました。
一生懸命にやったことで、感情があふれて泣けるって、すごいことだと思うんですよね。
そんな彼らを見ていたくて、ド素人ながら、3年も顧問をやっているんですね。
月に1~3日くらいしか休みがなくてもね。
さて、部長の発表もありまして、新しい体制を作っていかないといけません。
12月には県大会です。県大会もし烈です。
新しいチームを作っていきます。どんなチームができるだろうか。
それと同時に、この燃え尽きた状態から、何度もう一度
「さて、やりますか」と膝を打って立ち上がれるだろうか、と思うところでもあります。
異動がある仕事ですから、ド素人の私は、転勤すればただの人。
高校生はやり切って、大人になっていくけれど、
私はいつも、置いていかれるよう。
生涯現役とか、そんな大それたことは言えないので、
「とりあえず、もう一度やりますか」という目標で、
日進月歩、成長していくしかないのかな、と思うのです。