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なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

ミーハーな経済

なかまくらです。

宮部みゆきの「ステップファーザー・ステップ」を読みました。おもしろかったです。

その感想については、また気が向いたら書きます。

・・・なんでも、ドラマ化するそうで。

メインの登場人物は、双子の子供と父親代わりの泥棒の男。

ん?

と思ってください。ええ。

え、ヒント?


まるまる、もりもり・・・

「マルモのおきて」って、ドラマあったじゃないですか。

子役がかわいいww

って、なって、それで、またお父さんと子供の話で売れた小説はないかって、探してきて、

からの、このタイミングなんでしょうね。


なんというか、、、ミーハーですよね。

これが流行ったから、こっちに乗っかろう! 今、これをやって視聴率を稼ごう! 儲けよう!


ええ。新しいものを生み出すのは大変なんですよ。


でも、実にくだらなく感じてしまうのは私だけでしょうか。

萌えに走ってみたり、腐女子を狙い打ちにしてみたり。。

なぜ同じような筋書きに走るんでしょうか? コメディ観たら、毛色を変えようとサスペンス観たり、

アクション観たら、ハートフルなものを観たり。

そうやって、色んなものに触れるのって、人間の心のバランスを保つために必要なんじゃないのかなぁって、

思うんですけど、どうなんでしょうね。


私、時々言っていますけど、本当に1次創作をしている人が少ないんじゃないか、と。

まあ当然売れなきゃ食っていけないわけで、出来ない出版界の事情もあるんでしょうが、

誰かがとびきりおもしろくて、ウケがいいものを書くのをみんな待ってる気がします。

たまに誰かがそれを生み出すと、まるで劣化コピーのように周りにうじゃうじゃと生まれます。


なぜって?

社会が求めているものがそうなってるからですよね。

ミーハーは生み出す能力を失う病気なんじゃないかって、そう思います。


みんな元は太陽みたいに自分で輝いているのにね。





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