1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

ダイソー、工夫次第ね

なかまくらです。

食器棚をちゃんとしようと思いまして、

けれども、ちゃんと買っちゃうと、引っ越し大変だなぁ、と。

なんだか引っ越し本位で生活している気がしますが(笑

まあ、最近は工作にかなりハマっていまして。

そう言う方向に生活していきたいというのもありますね。

というわけで、ダイソーで、お買い物。






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【小説】考えるのはもうやめた


なかまくらです。

忙しいときほど、小説を書いてしまう(笑

そろそろお休みが欲しいな~・・・。

全国大会が終わるまでは頑張るのだ。





「考えるのはもうやめた」


2018.7.25
作・なかまくら


 


 


しゃりん、と鈴の音がひとつ。


ある男がいた。髪は伸び、皮膚は裂け、非道い匂いを漂わせていた。足取りはおぼつかず、腕はバランスを取るために左右に揺れていた。


「おい」 ふいに声がして、男は足元に目をやった。目は爛々と輝き続けており、口はヌラリとして開いていた。


「おい、と言っている」


男は応える。「なんだ」


「お前じゃない。お前の節々に呼びかけている」


「なんだそれは」


男は声の出所を探そうと、腰の巾着を探り、胸のすっからかんの財布を探り、仕舞いには草履の網の目まで探り当てようと、踊り回ったものの、とうとうその声の主を見つけることが出来なかった。


「なんだ、お前も男なら、正々堂々と姿を見せてみろ。もしもお前がその野太い声で女子供なら、黙って顔色でもうかがってれば良いんだ」 男が腹立たしげにそう言うと、遠目に男を見ていた女共が、子共を隠し、一斉に長屋の戸を閉めた。


通りには男しかいなかった。男は辺りを見回し、不意に本当に薄気味悪い心持ちになって、


「なあ、“おい”よ」と、声の持ち主を連れにしようとする。


「お前は今日まで散々っぱら、俺たちに迷惑をかけてきた」”おい”は応える。


「俺たちって何さ。確かに、俺は貧乏で、嫁っこにも愛想尽かされるし、ええところはねぇ。けどな、人様には迷惑かけちゃいけないって、母ちゃんに、そう育てられてきた。それは、ない」


男は、肋骨が浮かび上がる胸を張って見せた。誰一人、その姿を見てはいなかった。


「俺たちは、そのきれい事をやりがいにやってきた。それぞれが考えた。効率の良い動かし方を。怪我をしない方法を、怪我を早く治す方法を」


ははーん、男には次第に今起こっている事のあらましが読めてきた。俺のこき使っている四肢たちが、訴えてきているというわけだ。そんなものは、自分の感情から生まれる単なる幻惑、気の弱さから生まれるって魂胆だ。。


男は強気に言い放つ。「考えなくて良いんだよ。考えるのはこっちの仕事だ。それぞれが考えなしに動いたんじゃあ、船は山に登っちまうさ!」


「ああ、そうかい」 しゃりん、と鈴の音がひとつ、真っ昼間の長屋通りの静けさに響いた。


男は恐ろしい感じがして、一歩二歩と後退る。


「あんたが考えないからだ。あんたが全部悪いんだ」 右手が言って、


「うるさいな」 左手が頬を張った。左右の足が、鈴の音を鳴らす浪人風情に一歩二歩と身体を近づけていく。


「おい、よせ」 ヌラリと開いた口がカサカサとしぼんでいく。


振りかぶった刀は、男から四肢を解放していく。それぞれに異様な細い半透明の脚が生え、その場で飛び回る。


「やったーー! 自由だー!!」


浪人は、無表情にしばらくそれを見てから、


「それで、どうやって生きていくつもりだ、お主達は・・・」そう問うた。


「さあね。とりあえず、生きていれば、生きているのさ。求められてもいないことを考え続けることは、何よりも苦痛だった。考えないで、男の四肢として生きるのも命かと思った」


浪人は、話の相手、切り落とされた手首を、その止めどなく流れる血を追いながら話を聞いていた。


「だけども、それじゃあ、生まれてきた意味が分からない」


手首はそう言って、ぱたりと倒れた。


足が生え、ばらばらになった男の肉体は散らばっていく。脳が心臓を引き連れて、どこかへ飛びたとうとしていた。


浪人は思わず聞いた。「どこへ行く?」


「さあね、考えるのはもうやめたんだ。求められてもいなかった。エネルギーばっかり喰ってね。良いことなんて無かったよ」 脳がそう言い、


「心はここに置いていく」 心臓が晴れ晴れと言った。


「もうドキドキすることもないのだろうな」 浪人が手向けの代わりにそう言って、


「これからだろ?」 心臓がそう言って、脳は無邪気に頷いて、空高く舞い上がっていった。







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伊豆ぐらんぱる公園

お久しぶりです、なかまくらです。

部活動で、伊豆ぐらんぱる公園へ行ってきました!

イルミネーションをバックに演奏をしました。

イルミネーションが綺麗!



ぐるりと園内を回った後に、「海賊レストラン」(何故海賊 笑)で食べた

ボルケーノ丼(何故ボルケーノ 笑)も、突っ込みどころ満載ながら、

美味しかったです。



他にも出演する団体がありまして、

伊東大田楽という舞楽(?)を見ることが出来ました。



大田楽とは・・・

「大田楽」とは、平安時代から室町時代にかけて京の都を中心に全国で一世を風靡しながら消滅してしまった、幻の芸能「田楽」を、古い資料や文献を検証し、日本各地の伝統芸能や音楽を参考に故野村万之丞氏が音楽家、舞踊家と共に現代に再生した新しいお祭りです。
(参考:http://www.city.ito.shizuoka.jp/kankou/html/event/20130605161023.html


舞楽というのは、高校生がやっているノシか見たことがありませんでしたが、

これは、思った以上にすごくかっこいいものだな、と思いました。

郷土芸能って、つまらなくない? 伝承ってつまらなくない??

って、ちょっと思っている高校生にちゃんと見てもらいたいものでした。





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どっちが大きいの?

なかまくらです。

10.1型ワイドのタブレットを眺めていまして・・・。

仕事を外に持ち出そうと画策しているのです。

もはや職場にいる時間内で完結させるのが困難!

働き方改革を模索しているわけです。


それで、いちいちノートPCを持ち出していた現在。

ノートPCさんはそろそろ寿命を感じるとくれば、

もういちどノートPCを買うよりも、タブレットPCにしてしまうのも一考かと。

それで、サイズを調べてみたわけですが、

イマイチわからない。

製品の大きさだけが書いてある。

257mm×165mmって、かかれても、

え、それって、A4より大きいの? どうなの?

さっぱりぽん! ですわ。

そこで、図にしてみましたよ~。

10.1型タブレットは、いま目を付けている製品のサイズですから、

外枠のサイズで若干の誤差があることはご了承ください。

では、参考までにどうぞ。






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理想の机上とは、空論を越えて

なかまくらです。

ご無沙汰しております。忙しすぎる毎日ですが、なんとかやっています。

そして、忙しい中に、たまーにあるお休み。

なんだか無性に浪費したくなる(笑

そんなわけで、実は、職場の自分用PCを新しくしようと思いまして、

とりあえず、モニターだけ購入。

PCは小型のデスクトップを机の上に置きたいなぁと思っています。

あれ・・・? 台をどうしようか。

ここで考えどころなのです。

理想の仕事机って何でしょうか。

これは究極の問いでありまして、答えなんてものは、そう簡単には出てこないわけです。

その上で、私の答えは、

「ものが積まれていない、平らな机」

ここに行き着きたいわけです。

現在の職場の机の上。

上から見た図。


正面から見た図。


まあ、こんな感じなわけです。

貸与PCはノートPCなので、閉じれば、結構平らです。

クリップボードは、付箋を貼付けるために、フル稼働中で、

コレが一番高い高さで、23cmくらい。

これが理想かな、と。

この机の左右のどちらかにデスクトップPC(高さ20cm、幅6cm)を

置こうというわけです。

そして、モニターは、アームにしたら台無しなので(高さ的にもOUT)、

台を作ろうと。

そこで、木材の切れ端を買ってきまして、線を付けます。



切れ目を入れます。



地道に彫刻刀などで削ります。



やすりもかけて、完成です。

13.3インチモニター(1.6万円)を載せたのがこちら。



載せたはいいのですが、なんと、このモニター・・・電源のアダプターが、不安定で、

安定した電源供給が出来ないことが判明しました!

流石、メイドインチャイナ! 期待を裏切るクオリティ!

電源だけ、別個に探すことにします。USB給電である必要も無いし、

直接USBのmicro-B端子を探すことにします。

このモニター・・・薄いので、使わないときは、引き出しにでもしまっておいて、

使うときだけ取り出そうかと思っています。

あとは、無線のキーボードとか、いろいろのんびり用意して、

夏休みに時間が出来たら、学校に設置するために、持って行こうかなと考えています。





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