1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

「ヴィンランドサガ21・22」感想

なかまくらです。

ヴィンランドサガ21巻・22巻を読みました。



幸村誠のヴァイキング漫画。

NHKでアニメ化も今度するんですって。楽しみですね。

21巻ですが、ノルド戦役をひたすらしています。

さて、ちょっと作品紹介をすると、

子供のころ、ヨーム戦士団の団長であった父・トールズを失ったトルフィンは、

父を殺した海賊・アシェラッドという海賊のもとで育てられる。

その中で生き残るため、そして、父の仇を討つため、トルフィンは強くなった。

そして、ついにはアシェラッドを討ち取る。

生きる目的を失ったトルフィンは、奴隷になっていた。

その中で、誰とも争わずに生きられる新天地・ヴィンランドを探すようになった。

それが14巻。

さて、そこから気が付いたら21巻ですよ。

あれ、今何を目的にしているんだっけ? と思い返せば、

ヴィンランドに行く資金を得るために、東方の国に商売に行く途中でした。


この巻では、旅の仲間のグズリーズ救出のために砦に侵入するトルフィン。

この砦をめぐってトルフィンを頭目に祭り上げたトルケルと

アシェラッドにトールズ殺害を指示したフローキの孫バルドルを擁立したフローキの

戦いが起こっていた。これがバルト戦役。

この砦に侵入したトルフィンは、仇であるフローキを殺す機会を得る。

憎しみを越え、誰も殺さないことを誓ったトルフィンにとっては

試練の時であった。それをとめてくれたのはフローキの孫バルドルであった。

バルドルを人質に、開門を迫るトルフィン達。(ここまでが21巻)



槍使いのガルムとの決闘に臨むトルフィン。トルフィンはこの男に一度刺されている。

相当な実力者だった。けれども、トルフィンは誰も殺さないことを誓っている。

その誓いを破らずに、ガルムを倒すことができるのか、という前半。

ヨームの戦士団を率いるフローキが敗れる後半。

トルフィンを頭にした軍がトルフィンそっちのけで知らないうちに勝っていたのだ。

トルフィンは、トルケルとの決闘を条件に、

フローキの追放とヨームの戦士団の解散を強行させるのだった。

グズリーズが間に入って、トルケルとトルフィンの決闘はお預けになった。

これで22巻が終わり。

展開が遅いっ!! これ、いったい、どこまで続くんでしょうか(苦笑)。

でも、読み終わった読後感は、いいしれぬ満足感。

誠心誠意描かれたものって感じでした。

答えようのない問い。それに答えてくれる作家さんだな、と思いますね。

でも、戦闘もしてほしい(笑)。わくわくするのでね。

そんなわけで、23巻も待ってます。

おわり。





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「大正ブラックボックス」読みました。

なかまくらです。

「大正ブラックボックス」読みました。



芝居空間侍エレクトリカルパレードさんの森綾子さん(大学の先輩)が、

本公演の脚本の元となる物語として小説を書かれたそうでして、

大学のサークルの後輩から、「本にしたので、なかまくらさん一冊買いません?」

とあって、「大正ロマン? 買います買います」というわけで、

買うに至ったわけです。大正ロマンっていいですよね。

小野不由美さんの「東亰異聞」(あれは明治かも?)みたいな雰囲気、

自分では書けないけれど憧れは尽きません。

さて、

安倍闇雲という人物が書いた12冊の怪奇譚が、読んだ人間のもとに、

その怪奇で登場した不思議な力を持つ道具とともに登場する。

その道具を蒐集するもの、蒐集を依頼されるもの、道具の力に飲み込まれるもの

さまざまな人間たちの想いが絡まりあう物語でした。

そんな中、発刊されなかった幻の13冊目の怪奇譚を巡る大事件が起こる。

みたいな感じでした。

ちょっと最後の凛が救われる展開は都合よくハッピーエンド?

って感じもしましたが、闇雲先生が書いたハッピーエンドもそういうことかも、

なんて思ったりするのでした。

ハッピーエンドを望んでいる読者がいて、えー、なんじゃそりゃ、なんて思いつつも、

それを受け入れたい自分がいる。ハッピーエンドがいいですね。

魅力ある物語とキャラクターで、一気に読んでしまいました。

面白かったです。お芝居も見に行きたかったんですけどね・・・。

仕事仕事の毎日です。明日も頑張ろう。





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「モータル・エンジン」観ました。

なかまくらです。

「モータル・エンジン」観ました。



あらすじ。

最終戦争によって、これまでの世界がほとんど滅んでしまった世界。

移動都市で暮らすようになった人類であったが、資源を奪い合い、

都市が都市を飲み込んでいた。最大の移動都市ロンドンは、その支配を拡大させていた。

へスター・ショウという名の少女はロンドンを指揮するヴァレンタインに復讐するために

ロンドンへと乗り込む。

トム・ナッツワーシーという青年はロンドンで生まれ育った。

最終戦争前の家電に興味を持ち、その収集に明け暮れていた。

そこへヘスター・ショウが現れる。

ヘスターを追いかけていくうちに、トムはロンドンから生まれて初めて出て、

外の世界へと出ることになる。

人が奴隷として売られる世界。食べ物もない。そこに救世主が現れる。

へスターを探していたアナ・ファンによってふたりは、

空中都市「エアヘイブン」へと導かれる。

そして、静止都市「シャングオ」を狙うロンドンの陰謀を知る。

へスターの母が見つけた”何か”がロンドンを止めるカギになるはずで、

へスターとトムはアナに協力して、ロンドンを食い止めるために、戦うことになる。


みたいな、話でした。

フィリップ・リーブの小説「移動都市」を

「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」の

ピーター・ジャクソン製作、脚本で映画化した作品。


・・・ううーーん、これはですね、もったいない感じの映画でした。

ちょっと盛り込みすぎ。

世界観としては、無茶苦茶ドキドキします。

最初のロンドンがうなりをあげて地を疾走し、小都市を飲み込むシーンなんて

スチームパンク好きとしては、涎が出そうなものです。

それぞれの都市の構造から生活が見えるような気がするほど、作りこまれています。

ファイナルファンタジーの1本のゲームをプレイしたくらいの世界への没入感。

ロードオブザリングで国を渡って歩いた時のあの体験をさせてもらった気分でした。


けれども、キャラが多すぎて、展開が早すぎる。もうちょっと丁寧に描いてほしかった。

あと1時間ほしい! という感じでした。

でも、あとから思うとそう思うくらいで、見ているときにはとにかくワクワクしていました。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」と上映時期がかぶっていて、

食われてしまった感じでしたが、見てよかったかな、という感じでした。

GIZMODOがレビューしていました。
https://www.gizmodo.jp/2019/03/mortal-engines-movie.html





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グダグダ、ウィークエンド

なかまくらです。

先週末は久しぶりの2連休だったのですが・・・

そう、休みを楽しむには計画が必要だということを、失念していました。

その結果の惨状がこちらです。


土曜日

11:00起床。

午後から教職員の球技大会がありまして、人数合わせのため、応援に来てね、

ということで、とりあえず、行くことに。ちょっと早めに出て、

来週から始まる期末テストを作って、それから応援。

終わって、帰って夕寝。そして、期末テストを完成させて、就寝。

土曜日終了・・・!


日曜日

8:30起床。

映画でも見に行こうかなー、と思っていました。「光のお父さん」

でも、雨が強すぎて、2度寝。

9:30頃起きて、14:25分からの回を見に行こうかなーと準備。

朝 兼 昼ご飯を食べて、

部屋の掃除と洗濯をして、余裕をもって早めに家を出る。

60分かけて、映画館に到着するも、駐車場が満車・・・!

30分ほど、ぐるぐる回ってみるも、停められない。

そのうちに、上映開始時間になってしまったので、

まあ、帰りますか、というわけで帰路につく。

あー、こんなんだったら、泳ぎに行けばよかったなー、と

・・・これから泳ぎに行くのもありだな、とちょっとルートを変更。

ところが、渋滞につかまり、プールの営業時間に間に合わず。

ウェルシアでお米と食材を買って、帰ってきました。

うーーん、グダグダだ。


・・・もったいない週末でした。

休日が少なすぎて、休みを充実させるのが下手になっていますね。

家に帰って、昨日TVでやっていたスペシャルドラマ「もみ消して冬 2019夏」

の録画を観て、笑う。

そんな週末でした。

次の休みは、・・・というか、7月は15日(月)だけがお休みであとは仕事でした。

まー、全国大会前ですからね・・・。がんばるんば、ですね~~。





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「プロメア」観ました。

なかまくらです。

「プロメア」観ました。



ガロは新米消防隊員。熱く燃える火消し魂で火を消す。

クレイフォーサイトは、執政官として、街を収めていた。

彼に報いるためにガロは死亡率も高い危険な消防官になったのだった。


突然変異で人類の一部は火を操る能力を手に入れていた。

その能力を手に入れたものは、火をつけずにはいられない。

バーニッシュたちはもっと燃えたい、という衝動に駆られるのだ。

テロ集団マッドバーニッシュのボスのリオは、人一倍強大な力を持っていた。


リオ達マッドバーニッシュは、バーニッシュを使った人体実験の真実を知ってしまう。

そして、その裏にはクレイフォーサイトの影が。

ガロもその真実を知る。

クレイは、活発化する地球内部のマグマの活動が抑えられないことを知り、

少数の人類だけを宇宙船に乗せ、地球を脱出しようとしていたのだ。

そして、その燃料はバーニッシュだったのだ。

それを知ったリオとガロは、クレイを倒すために立ち上がるのだった。


みたいなお話でした。

「天元突破グレンラガン」「キルラキル」を生み出した

今石洋之監督と脚本家の中島かずきのタッグで映画を作るというのだから、

見に行くほかにない、と楽しみにしていた作品でした。


感想としては、うーーん、評価がしにくい作品だなぁ、というところでした。


まず、最初の設定が「炎炎ノ消防隊」という漫画とかぶってるかなぁ、というところ。

それから、まあTRIGGERが作ってるのでそうなるわけですが、配色の数が少ない。

で、ビビットな色ばかりなので、ちょっと目にうるさい。

グレンラガンとストーリーが変わり映えしない(これはわざとやってる気もする)

というところで、なんとなく単純にアニメーションの動きの良さとか、

ストーリーとかで評価しにくいな、という思いを抱きながら見てしまったわけです。

いろいろともったいない。

キャラクターは熱い。最後、みんなが協力してくれるのも良し。

敵の開墾ビームとかも突っ込みどころ満載で良し。

バーニッシュを動力とした真の動力炉を完成させていたのもわくわくで良し。


けれども、あの時グレンラガンで胸を打たれたあの衝撃をもう一度・・・

とはならなかったかなぁ、というのが正直なところです。





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