なかまくらです。
「プロメア」観ました。
ガロは新米消防隊員。熱く燃える火消し魂で火を消す。
クレイフォーサイトは、執政官として、街を収めていた。
彼に報いるためにガロは死亡率も高い危険な消防官になったのだった。
突然変異で人類の一部は火を操る能力を手に入れていた。
その能力を手に入れたものは、火をつけずにはいられない。
バーニッシュたちはもっと燃えたい、という衝動に駆られるのだ。
テロ集団マッドバーニッシュのボスのリオは、人一倍強大な力を持っていた。
リオ達マッドバーニッシュは、バーニッシュを使った人体実験の真実を知ってしまう。
そして、その裏にはクレイフォーサイトの影が。
ガロもその真実を知る。
クレイは、活発化する地球内部のマグマの活動が抑えられないことを知り、
少数の人類だけを宇宙船に乗せ、地球を脱出しようとしていたのだ。
そして、その燃料はバーニッシュだったのだ。
それを知ったリオとガロは、クレイを倒すために立ち上がるのだった。
みたいなお話でした。
「天元突破グレンラガン」「キルラキル」を生み出した
今石洋之監督と脚本家の中島かずきのタッグで映画を作るというのだから、
見に行くほかにない、と楽しみにしていた作品でした。
感想としては、うーーん、評価がしにくい作品だなぁ、というところでした。
まず、最初の設定が「炎炎ノ消防隊」という漫画とかぶってるかなぁ、というところ。
それから、まあTRIGGERが作ってるのでそうなるわけですが、配色の数が少ない。
で、ビビットな色ばかりなので、ちょっと目にうるさい。
グレンラガンとストーリーが変わり映えしない(これはわざとやってる気もする)
というところで、なんとなく単純にアニメーションの動きの良さとか、
ストーリーとかで評価しにくいな、という思いを抱きながら見てしまったわけです。
いろいろともったいない。
キャラクターは熱い。最後、みんなが協力してくれるのも良し。
敵の開墾ビームとかも突っ込みどころ満載で良し。
バーニッシュを動力とした真の動力炉を完成させていたのもわくわくで良し。
けれども、あの時グレンラガンで胸を打たれたあの衝撃をもう一度・・・
とはならなかったかなぁ、というのが正直なところです。