なかまくらです。
「モータル・エンジン」観ました。
あらすじ。
最終戦争によって、これまでの世界がほとんど滅んでしまった世界。
移動都市で暮らすようになった人類であったが、資源を奪い合い、
都市が都市を飲み込んでいた。最大の移動都市ロンドンは、その支配を拡大させていた。
へスター・ショウという名の少女はロンドンを指揮するヴァレンタインに復讐するために
ロンドンへと乗り込む。
トム・ナッツワーシーという青年はロンドンで生まれ育った。
最終戦争前の家電に興味を持ち、その収集に明け暮れていた。
そこへヘスター・ショウが現れる。
ヘスターを追いかけていくうちに、トムはロンドンから生まれて初めて出て、
外の世界へと出ることになる。
人が奴隷として売られる世界。食べ物もない。そこに救世主が現れる。
へスターを探していたアナ・ファンによってふたりは、
空中都市「エアヘイブン」へと導かれる。
そして、静止都市「シャングオ」を狙うロンドンの陰謀を知る。
へスターの母が見つけた”何か”がロンドンを止めるカギになるはずで、
へスターとトムはアナに協力して、ロンドンを食い止めるために、戦うことになる。
みたいな、話でした。
フィリップ・リーブの小説「移動都市」を
「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」の
ピーター・ジャクソン製作、脚本で映画化した作品。
・・・ううーーん、これはですね、もったいない感じの映画でした。
ちょっと盛り込みすぎ。
世界観としては、無茶苦茶ドキドキします。
最初のロンドンがうなりをあげて地を疾走し、小都市を飲み込むシーンなんて
スチームパンク好きとしては、涎が出そうなものです。
それぞれの都市の構造から生活が見えるような気がするほど、作りこまれています。
ファイナルファンタジーの1本のゲームをプレイしたくらいの世界への没入感。
ロードオブザリングで国を渡って歩いた時のあの体験をさせてもらった気分でした。
けれども、キャラが多すぎて、展開が早すぎる。もうちょっと丁寧に描いてほしかった。
あと1時間ほしい! という感じでした。
でも、あとから思うとそう思うくらいで、見ているときにはとにかくワクワクしていました。
「アベンジャーズ/エンドゲーム」と上映時期がかぶっていて、
食われてしまった感じでしたが、見てよかったかな、という感じでした。
GIZMODOがレビューしていました。
https://www.gizmodo.jp/2019/03/mortal-engines-movie.html