1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

「PERFECT DAYS」観ました。

なかまくらです。

「PERFECT DAYS」観ました。



観ました、といいつつ、どう、感想を書いたらいいのか困るというのが、

感想という感じの映画で、役所広司さんの演技力で2時間魅了された感じでした。


東京で、清掃会社の清掃員として働くおじさん。

一人暮らしのおじさん。妹には、娘もいて、慕われている。

好きなカセットで音楽を聴いたり、古本屋で本を買って、

夜に寝る前には、その本を読んでいる。

植物を育てて、仕事が終わったら銭湯へ行ったり、

居酒屋に行ったり。


そんなことの繰り返しの毎日。

ただ、それだけの毎日が、少しだけ毎日、変わって、だけど、大きな事件は起きない。

そんな毎日を描いた映画でした。


すごく面白かったです。

特に、何か大きな事件が起こるわけではないけれど、一人、ただ、

日々を丁寧に生きていく様子を描きだしていきます。


何のジャンル? と言われると、分からないけど、

ただただ、最後まで観てしまいました。すごく好き。


「LIFE」という映画が好きなんですけど、そういう種類の、

不思議な物語。見られてよかったです。

おススメです。





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お部屋の湿気対策3

なかまくらです。

歳をとったせいか、少しだけ、昔よりも早起きです(7時には目が覚める)。

職場のとにかく近くに住むように心がけているので、

朝は少し余裕があります。

冬になるときになるのが、結露です。

とにかく、びしょびしょ。

黴との戦い・・・となるところなのです。

そこで、このアパートでの生活が3年目となる今年はいろいろと工夫中なのです。

お部屋の湿気対策

お部屋の湿気対策2

そして、とにかく、朝、少しでも部屋の水分量を減らすのが大事かな、ということで、

今年から始めたのが、これです。



結露している窓の水分を回収しております。

一晩で、こんなに溜まるんですね~。

朝、3分くらいでできる作業で、溜まった水は、流しにザバリ。

水は、結構汚くて、綺麗な水って貴重なんだなって思ったり。

災害の時にも、この水はできれば飲みたくはない感じ。おなか壊しそう。

そんなわけで、80mlくらいの水を毎朝、回収することができるようになったのでした。

湿気対策になるといいなあ。





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溢れ出すまで

なかまくらです。

風邪をひきました。

うーーん、どこでもらったのやら。

そのまま、1週間、ズビズビしてました。

頭痛も痛い。屈むとなお痛い。


さて。

3年生が家庭学習日に入り、授業が減ったのですが、

新作の物語を書きたいなあと、ぼんやりと考えています。

ああ、これ、書きたいなあ、というテーマがありますが、

書きたいからと言って、書けるわけじゃない。

書いてみても、その、書きたかったシーンまで、きっとたどり着けない。

もっと、思いが積みあがったその先に、溢れ出した時こそ、それを書く時で、

けれども、溢れそうな思いは苦しく、手放してしまいたいものだったりするのですね。





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SPAC「イナバとナバホの白兎」観ました。

なかまくらです。

SPAC「イナバとナバホの白兎」観ました。



浜松福祉交流センターにSPACがやってくるというので、観に行くことにしました。

SPACというのは、静岡県の県営の劇団でして、舞台芸術の発展を目指している感じがする

意識高い感じのお芝居をやっている劇団です(個人的感想です)。


今回は、因幡の白兎のお話かな? と思いつつ、ほとんど前情報がないまま、

観に行ってきました。


第一部は因幡の白兎。因幡の白兎はこんなお話でした。

兎が川を渡ろうとして、鰐をだましたことで、毛をむしり取られてしまう。

苦しむ兎を助けてくれたのは、大穴牟遅(オオナムチ)だった。

オオナムチは様々な神々の試練を乗り越えていく。

樹に挟まれたり、灼熱の岩戸の中へ閉じ込められたりする。そのたびに、

動物や、愛する人に助けられて、切り抜けていく。やがて彼は、

オオクニヌシノミコトへとなるのだった。

というお話。


第二部は、アメリカに伝わるおとぎ話。

ある双子は、天涯孤独。父が太陽神であることを知った兄弟は、会いに行くことにする。

途中で、田畑と耕したり、川を渡るために自分を花粉に変えてアメンボに乗ったりして、

冒険が進んでいく。途中で兄弟の一人は、怪物を騙したことがバレて、殺されてしまう。

たどり着いた双子の片割れナバホは、太陽の試練を乗り越え、息子として認められるのだった。

というお話。


第三部では、この二つの物語はどこか似ていて、元は同じ物語だったのではないか、

というある研究に基づき、描かれたもう一つの物語。

そこでは、武器を得たナバホは、地上に戻り、その弓を戦いのためではなく、

弦をかき鳴らし、祭事に使うという終わり方を見せるのだった。


というお話でした。


独特の世界で、商売じゃない感じが、あるSPACの世界って感じでした。

エンターテイメントじゃなくて、芸術って感じ。

登場人物はしゃべらず、しゃべる人は別に控えている人たち。

音は後ろにドラムセットや、和太鼓、和楽器などが置かれていて、それを演奏する人たち。

第一部と第二部ではその役割が男性、女性で交代し、それ以外の人たちは、

アンサンブルとして、舞台を進行していくという感じでした。

うーーん、芸術! 鰐が背中に藁を背負った役者たちの匍匐前進で表現されていたり、

お面も特徴的で、双子の顔の大きいこと大きいこと。また、スサノオの顔も非常に迫力がありました。

演奏もお芝居にちゃんとあっていて、総合的に芸術が生み出されている感じが、

とても楽しい空間でした。

こういうのが作れるのって、素敵だなと思いますし、こういう出会いは時々あるものです。


今から、そうしようとは、今はあまり思いませんが、

学生時代とかに出会っていたら、スタッフとして、この芸術の生まれる瞬間に

立ち会っていたい、と思っていたのかもしれませんね。

このお芝居は、海外の美術館の記念事業として企画されたものだということなのですが、

記念事業で、お芝居が上演されるという文化は、日本にはないものだなあと思うと同時に、

そういうときに、上演されるお芝居というのは、普段私たちが楽しんでいるものでは、

きっとそぐわなくて、TPOでいうならば、こういうお芝居がふさわしいのだろうな、

と新たな視点を得ることができたお芝居でした。

おわり。






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2024年の創作決算

なかまくらです。

2024年は、戯曲を書くのが面白かった年でした。


【戯曲】海底探検


【小説】虫


【小説】刻を運ぶ


【小説】少しだけ


【小説】ライオンを磨く男


【戯曲】レット・イット・ビー・トイレット


【戯曲】怪獣の住処


【小説】末裔


【小説】怪獣たち


というわけで、9作品でした。戯曲3,小説6でした。

どれも好きな作品ですが、「ライオンを磨く男」がお気に入りかな、という感じです。

「海底探検」は長年温めていたネタで、ついに書き上げました。

一方で「レット・イット・ビー・トイレット」は突然思いついて、書き上げたのです。

どちらも面白いと思いつつも、もうちょっと良くなる気がしつつ、また気が向いたら、

加筆しようと思っています。

そして、2024年は後半から、怪獣ブームが来ており、なんとか、書き上げたいところ。

一気に書き上げるのは、時間的にも、精神的にもしんどい感じの作品で、

結果として、編み出したのが、3000字くらいの短編小説をいくつか書いて、

それをシーンとしてつなぎ合わせるという手法です。まだ、書きあがっていないので、

うまく最後まで行けるか分かりませんが、今のところ、面白いので、この感じで

行ってみようと思います。

2025年も頑張って書きたいところです。












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