1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

最大多数の最大幸福って、局所的な話が邪魔をするのかもしれない

この時期は毎年この悩み。

全国大会に行っているのはたまたま来たときからそういう部活動だったからだけど、

大変で代わりにやる人がいないので、

私が転勤したら「え、どうしよう」となるし、部活動も混乱するのでしょうが、

私自身には専門性はないので、私は次の学校へ移ったら、

また一回戦負けの運動部とかの顧問になるんだろうな、と思うとモヤッとする。


ラクになるのかもしれないけれど、それでいいのかな。

次の学校で子どもたちが、私の力を必要としてくれているわけではないのだけれど、

いつかどこかで役に立つ経験や能力を与えてくれるのは、

ここではなくて、次の学校かもしれなかったりする。


本当に幸いなことってなんだろうか。哲学的ですね。






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卒業式でした。

なかまくらです。

卒業式でした。

3年間担任をしていたので、感慨もひとしおでした。

卒業式が終わって、教室に行ったら、花束を贈ってくれました。

花束・・・でかっ!!

すごい大きな花束でした。



この日に向けて考えていた話をして、それで、おしまい。

うるっときましたね^^笑

終わってみればあっけないな、と思います。

科の同僚の先生のところにいくと、

「いや~、いいクラスだったね」と言ってもらえました。

あ、ひとつ、あとからほかのクラスの話を聞いて、

「普通、卒業式の後って、クラスで集合写真撮るでしょ・・・」

と言われて、がびーーーん! そうか、その手があったのか!

自分が高校生の時、なんというか、そういう集合写真的なのって

一切なかったんですよね。だから、1枚も持ってない。

・・・思いつかなかったなぁ・・・。

まあ、クラスメイトで打ち上げも行っているようだし、

子どもらはそうやって生きていけばいいのかもしれないけど、

子どもにも保護者の方にもちょっと申し訳なかったなぁ、と思うのでした。

いやあ、それにしても人生は短い。あっという間の3年間でした。


そのあとは、部活動のセレモニー。

演奏して、メッセージを渡して、みたいな感じでした。

その間に、学年の先生で集合写真を撮っていたらしく・・・

そっちにも映っていない・・・という(苦笑)

つくづく集合写真に縁のない一日でしたが、

素敵な一日でした。明日からは仙台へ旅行に行ってきます。

温泉だ――!!





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生き残る道を探る30の冬。

なかまくらです。

最近は仕事のことが頭から離れなくてほかのことになかなか手がつかないでいます。

困ったものです。


学校の先生という仕事をしていますが、この仕事はどう変わっていくのでしょうか。

学校の先生という仕事は、技術職だと思っているんです。

教える技術・見出して伸ばす技術・・・みたいな感じでしょうね。

ようは、教育の専門家というやつです。

でも、最近の私の不安は、その道しかなくて潰しが利かないということです。


私が大学で学んだことってもうちょっと潰しが聞くような何かだったんじゃないかなって。

それが、いつの間にかにっちもさっちもいかなくなってしまったんじゃないかなって。

要はいま困っていることは、

「先生でいることに必死になりそうで怖い」ということだと思うんです。

それはある意味では弱みだと思うんです。

弱みがあるから、生徒や社会に付け込まれるし、

そうすると先生っていうのは弱い立場かもしれない。

たぶん、何かの機会によくわからないけど体罰って言われれば、負けるし、

意味もなく例えば、2人で話しているときに突然「きゃー」とか言われれば、負けるし。

そういうカード持ってんだぜ。みたいな。


そうじゃなくて、先生は専門家でないといけない。

企業の人が学校に何かの話をしに来てくれると、生徒は一生懸命聞きます。

その人たちは、実際にそこで働いているホンモノだから。

じゃあ、先生が語る”社会”がニセモノだと思われているということ。


だから、

「別に今は先生やってんだけど、まあ飽きたら辞めるけどね。

 資格とかあるし、仕事には困ってないんだよね」

みたいな感じの先生になりたいような気がしています。


つまり、組織の枠組みに左右されない確固たる個人になりたいんだなぁと思うわけです。

教育の方法の大家になることもその一つではあるので、

別の何かを身に着けるか、教育のトップランナーとして生き残るのか、

そこのところは悩むところなんですけどね。

なにか、働きながらとれる国家資格がないかなぁ。





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労働の対価

なかまくらです。

やーーっと、今日の仕事を終えて、帰ってきました(24:30)。

明日も朝7:30から仕事なので、6:30には起きて、

7:00には家を出ます。明日、土曜日なんだけどなぁ(苦笑)。


・・・ふと冷静になるとダメですね。

教員というのは残業代が固定で、給与の4%つきまして、

だいたい私は12000円くらいなのですが、

私の月間の残業時間が120時間くらいなので、

だいたい時給100円という感じです。


まあ、自分の能力がすごく高くて、100円じゃ、仕事やらねぇぜ、

というわけではないんですが・・・


最近すごく思うのは、結局物理の勉強をしている時間が一番楽しいんですよね。

もしかすると、大学生のときがすごく楽しかったのは、

演劇もあったし、バイトもあったけれども、

その実際のところは、

毎日研究したり、勉強したりしていたから楽しかったんじゃないかって、

そんな風にも思ってしまうのです。


・・・でも、あの頃は、ここまで頑張ってやってなかったなぁ、というのも事実。

じゃあ、今、力学とか、電磁気学とか、熱力学とか、数学だってそうです。

それらが、あの大学生だった頃よりも原点となるところはちゃんとしている今、

もう一回大学で勉強してみたいなって、思ってしまうんですよね。

この、今費やしている毎月の100時間を、なぜ研究に使えないんでしょうね。

あるいは、年間に1200時間も他人よりも研究していたら、

なにか、ちょっとくらい発見できていたかもしれないのに、と思って悔しいんですね。


世の中には大きく分けて、時間を売る仕事と、技術を売る仕事があると思っています。

私は技術で食べていきたい。

今、それは叶っているのかな、と悩む夜更けの私なのでした。

風呂に入って寝ます。おやすみなさい。





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子どもたちの進路を眺めて

なかまくらです。

高校生は就職&進学のための勉強の真っ最中です。

いろいろなことに悩んだりしながら、

あるいは、不安に思いながらも、受験をして、合格して。

私は、それを観ているわけです。

きっと何度だって、こうやって送り出していくわけです。

でも、ふと思うことが、最近多いのです。


私、相当働いてるなあ、と。

あの頃、

「これ以上、頑張れないな・・・」

と思って、研究室を離れて、大学院を卒業して、

教員という道を歩いているわけですが、

あの頃よりも頑張っているんじゃないか?

毎日、開けても暮れても仕事をしている。

こんなに頑張れるなら、私程度の頭脳でも、

研究者としても頑張れたんじゃないかって、

ちょっとした後悔のようなものが、

ずっと付きまとっています。

勉強するのは、私にとってはとても楽しいことなんですね。

でも、別のことが多くて、なかなか勉強ばかりをやっていられない。

先生の仕事は、まあまあ楽しくやっていますが、一生涯、教師で、

いいものなのか? どこかで一度離れてみたい気持ちも、

生徒たちがいろいろな未来へ向かっていく姿を見て、

私もまた学んでいるのだと、気づかされますね。





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