なかまくらです。
物語を書くためには、知識や経験が大事だと思う今日この頃です。
10年前、大学3年生の春にやっていたお芝居がありまして、
その頃に、「今度こんなお芝居を書こうと思っているんだよね」
と後輩に話した話が、いまだに完成していません(笑)。
書こうとして、こんなキャラクターにして、こんな仕事についていて、
こういう主軸となるモチーフやテーマがあって、
こういう展開になって・・・と考えた時に、
「あれ、これ、全然書けねえや」と、凍結。
いろいろと気が付いた時には本を読んだりして、知識を増やしていきました。
ずっと書こうと頭の片隅にあって、ようやく書けるかな?
と思ったのが、2018年が始まったころのこと。
それで、えいやーーっと、1/3くらいまで一気に書きまして。
再び立ち止まる。あ、これ、まったくわからないぞ・・・。再凍結。
そして、この春、時間もあったので勉強をしまして、書ける? 書いてもいい?
とおそるおそる解凍してみると、
あのとき、こんがらがって見えなかった物語の結末への糸口が
ちょっとだけ顔をのぞかせていて、
あー、こうまとめればいいんじゃない?
というものが浮かび上がってきてそれに向かって、いらないシーンを切ったり、
逆に欲しいシーンを足したりする。
そして、あと、4~6シーンくらい書いたら、たぶん完成なのですが、
なんとここで、全く新しい知識が必要になってしまう。
・・・え、どうしよう。そこにあまり深く触れるつもりはなかったのですが、
これ書かないと、完結しない。
・・・というわけで、また勉強ですね。
少年漫画とかで、作者取材のため、休載します・・・とかあるじゃないですか。
あれ、1週間しか休載しないって、取材の神としか思えない・・・と、
10年完成しないで足踏みしているなかまくらは思うのでした。
おわり。