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1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

「映像研には手を出すな!」見ました。
なかまくらです。

「映像研には手を出すな!」見ました。



アニメを作る映像研究会を立ち上げた3人。

設定を考えるのが大好きなコミュ障の浅草氏。

お金を儲ける方法を考えることが得意な金森氏。

人気読モで、アニメーターになりたい水崎氏。

3人が妄想を膨らませて、アニメを作る話。

1本目。部費を勝ち取るためのショートアニメ。

2本目。文化祭に向けてのロボット部のプロモーションアニメ。

3本目。即売会に向けて、街を舞台にした「芝浦UFO大戦」という町おこしアニメ。


3本のアニメを12話で作り上げるまでの話なのですが、これが面白いのですね。


想像する楽しみを体験したことのある人なら楽しめるのでしょう。

私はそうでした。

想像することは面白い。

その想像を誰かに話すことが、なぜかだんだん恥ずかしいことのようになっているのは

何故なんでしょうね。

小学校のころ、川井君という同級生がいまして、昼休みのたびに、

(その頃流行っていた)ポケモンのこんな裏技があったらおもしろいねって

そんな話を延々としていました。伝説は自分たちで作るものだったのです。

それが、中学生のころにはみんな物語を持っていたし、

誰しも、一本くらいはとっておきの物語を持っていたはずなのに、

いつの間にか(あるいは最初から)それを明かさないで大人になるのです。


そんなアホらしいことを言わずに、

好きなようにやっていいんだよって、そういうことを言ってくれるアニメだったな、

と思います。

最終回。

「芝浦UFO大戦」は実はちょっと難解で、・・・ああ、惜しい! という感じでした。

街の商店会からの支援を受けて作っていたアニメーションに、

学校から待った! がかかっていました。

学校の部活動で作ったもので、お金儲けをしてはならない、と。

一方、アニメ自体も、浅草氏がストーリーを決めきれずにいました。

街を探検して、あるいは教頭先生の優しそうな表情などを見て、

共存していくことが大切なんだ、という結末を思いつく・・・。

そして、それを完成させて、即売会で見事完売! よかったね!

で、終わりなのですが、学校側はメディアがタイアップを(金森氏の策略で)高評価し、

経営について生徒に学ばせている先進的な学校だとSNSで盛り上がることで

口が出せなくしていたのです。


けれども、職業柄か、教頭先生とのといいますか、

学校側との戦いにもうちょっと決着をつけて欲しかったな、と思いました。

劇中劇の結末は、共存だったのですから。

材料はすべてちゃんと描かれていて、ご想像にお任せしますだったのでしょうか。

でも、1シーンあれば、

そうしたら、あのラストシーンが際立ったのに! と思わずにはいられない。

そんなわけで、もう一話、欲しかったなぁ、という作品dねした。


でも、全体としてはとても楽しいアニメでした。

DVD買おうかな?





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