なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)
なかまくらです。
芝居空間侍エレクトリカルパレード 「髑髏城の七人 -アカドクロ-」 観てきました。
@サタケメモリアルホール
作・中島かずき(劇団☆新感線) 演出・森新太郎
本家は観てません。
※ 続いて注意。この筆者、なかまくら(以下、私(♂))という人物は、どちらかというとちょこっと抽象劇なものが好きであとは、SFチックなものが好きな人間です。
さて。今回、ダブルキャストだったこの劇団、このお芝居、
最終日に2回続けて観たので、順に(龍)組のお芝居から書いていきます。
あらすじ(は、劇団の公式ページからコピペ)
時は戦国時代。
本能寺の変の後、
豊臣秀吉が天下統一を目指す中、
関東では<天魔王>率いる「関東髑髏党」が強大な勢力を誇っていた。
髑髏党に追われる<沙霧>を行きがかり助けた浪人、<狸穴二郎衛門>と、玉ころがしの<捨之介>。
彼らは色街無界の里の主人、<無界屋蘭兵衛>に彼女を匿ってくれるように頼む。
そこには、関東随一の<極楽太夫>、関八州荒武者隊を名乗る抜かずの<兵庫>らがいた。
沙霧を追う髑髏党は、向かいの里に隠れる沙霧を見つけ出し、里を襲う。
そこに突然現れた天魔王によって、捨之介と蘭平衛たちの過去が明らかになる。
さらに、天魔王の魔の手は、捨之介の旧知の刀鍛冶の<贋鉄斎>にも伸びるのだった。
― 時代の裂け目に現れた名もなき七人の戦いが、今まさに始まろうとしていた。
うん、そういうお話でした。
さて、このあらすじに登場した人物は七人じゃないぞ! ということで、他にもいろんな人が出てきまして、最終的に仲間としてこの戦いを乗り越えていく七人は一体誰なんだ・・・! というのも楽しみ方なんだとか(受け売り)。
で、とりあえず、(龍)組の感想から。
えー・・・と、{龍}組は、広島大学演劇団を中心とした、若いメンバーで構成されたメンバーでした。主役の捨之介は、侍さんでの経験も豊富な小林さん。
で、前から8列目くらいで観たのですが、全体的に活舌がww
話が全然入ってこない。1割くらい何言ってるか分からず、よく分からんが、とりあえず、ここが仲間になって、ここは裏切って・・・、というのを殺陣の敵味方で観ている状態。特に聞き取れずぽかーんとなったのが、
・ 「名は体を表す」の「名」はまったく聞き取れず。
・ 蘭丸の裏切る(薬を飲まされる)前後の信長公の云々・・・のやりとり。
・ 徳川公の「今は押さえて・・・」からの「戦の準備じゃあ!」のあたりのくだり。
この辺は、2回目(虎)組の公演を前の方で観るまでは、何が起こっているのかさっぱりでした。
という(龍)組でしたが、
沙霧を演じた門脇さんもベテランの先輩でありまして、沙霧は、「お転婆な盗賊っ娘」という印象でした。「なよ竹」を思い出しました。今回はどこか強がってるような空元気な感じがまた良かったです。
捨之介の小林さんは、現代の漫画の主人公みたいでした。頼りなくて、嘘つきでダメな男だけれども、いざという時は本当に頼りになる男。沙霧が、仲間に「無茶なお願いだと分かっているけれど、捨之介を助けてほしい」と言ったとき、仲間が応じます。それほどの信頼感を捨之介は仲間のうちに作ってきたんだよな、ということをすんなりと観ていた私も受け入れることができ、感動しました。
徳川公を演じた中野くんは、戦国カフェから久しく徳川公(あれ、武田信玄だっけ?)としておりまして、今回はいよいよの大役ですな、ということで満を持して、という感がありました。最初の浪人姿、良く似合っていました。半蔵の名前を明かしちゃうところとか、ちょっとチャーミングなところのあるしっかりとした役、という役どころが、彼にはまり役でした。
それから、兵庫を演じた小池くんが弾けていました。一番威勢のいい役で、田舎もんの垢抜けなさがあって、チャーミングで良かったです。殺陣も頑張っていました。
蘭兵衛の押目さんは、煙管(キセル)のギミックをつかった最初の殺陣が格好良かったです。座頭市みたい。
オカマ坊主の森くんは笑えました。
裏切り三五の白井くんは最近変態キャラが多いですが、身長が高くて、カウボーイビバップの主役の人みたいな役柄をやったら面白いと思います。そのためには、忍たまのとべ先生みたいなゆらりな動きになるといいなぁ、と思いました。変態の表情は藤田くんが上ですね(笑)。ちょっと全力キャラ過ぎた気がします。
極楽太夫の佐藤さんは抜群の安定感でした。凄い武器持っていました。るろ剣の世界ですね(笑)。しかも、それを振り回して、物理で殴る(笑)。
印象に残ったのはそんなところ。
続いて、(虎)組。(この記事なげーよ 笑)
(虎)組は、広島市で活躍されているような、私が入学される以前の演劇団の先輩方(?)な、方々を中心としたメンバーだそうです。(こちらのメンバーはこの人観たことあるなーくらいの方が多いです。)
こちらは、前の方で観ていたのもあり、2回目であったのもあり、結構1回目で聞き取れなかったところが分かり、ストーリーが理解できました。
どうしても比較して、こっちのが好きとかでてくるのはご勘弁くださいね。
沙霧を演じた三好さんは、感情の振れ幅が大きくて子どもっぽいところがあって、無邪気な感じで、でも、ちょっと暗い過去をもつような雰囲気を感じられなかった、かな、という感じでした。動きの躍動感はすごいです。
捨之介の吉本さんは、一昔前のアニメの主人公みたいなタイプ。熱血漢で、燃える男。それだけに、前半のクールな印象が合わなかったです。大男で、見るからに強そうで、強いし(笑)。ただ、後半の活躍は燃える男に引っ張られました。そして、悪役が似合いました。
天魔王配下の邪鬼丸の笹木さんが山賊然とした無法者感が凄くよく出ていて(衣装も良かった)、よく印象に残りました。
蘭兵衛の三根さんも抜群の安定感がありまして、捨之介と蘭兵衛の会話は非常に安定していて、ふたりの関係がにじみ出てくるようでした。
天魔王の配下の左側にいつも立ってる女だった福島さんは、もっと悪女になれる気がします。OP映像の写真の悪女っぷりがヤバかったです。
こちらはやはり、2回目というのがあるのか、それともそうなのか、
安定、というか、なんとなくこなれている気がして、会話のテンポもよく、前半60分、まったく入っていけなかったのですが、
休憩後、後半は、怒涛の盛り上がり。その実力を見せつけられました。
さて。
両方を観て、
私は、(龍)の方が好きでした。沙霧と捨之介の配役が好きだったからかな。
しかし今回は、ダブルキャストということで、ベテランの方々のヒートアップっぷりには、度肝を抜かれたというか、普段のメンバーにない、熱量を感じることができたというのは、侍さんに参加する方々にとって大きなことだったんじゃないかなぁ、次はもっと熱いんじゃないかなぁ、と期待しつつ、・・・多分私は、これが、侍さんの芝居は最後の観劇になりそうです。3月に広島を離れて実家に帰ってしまいます故。いつか・・・・全国公演を、ね(笑)。いえ、なんでもないです。
さて次。
ギャグが合わなかった・・・。侍さんが劇団新感線をリスペクトしているのはよく分かりました。
いじりとゴリ押しと大袈裟なギャグがちょっと合わなかったです・・・戦国カフェのコメディがこんなノリだったような。
個人的に、クスリと笑えるほうが好きです。ちらほらはありましたけれどね・・・。まあ、そういうお芝居じゃないのは分かって観に行っていたので、これはもういいや。
次。殺陣が多すぎました・・・。観ていて疲れました。途中休憩はありましたが、それでも、前半50分、後半100分程度ありまして、かわるがわる、次々と殺陣が入ってきまして、最後の盛り上がるあたりで、せっかく、敵の居城に突入して、内部を進行しているというのに、なんだかもうお腹いっぱい感が・・・。もうちょっと少なくても良かったのでは、と思いました。
あと、加えて、最後の天魔王と捨之介の殺陣がちょっと印象に薄くなってしまったように思いました。
侍さんの殺陣で、凄く印象に残っているのは、「贋作 罪と罰」の最後の殺陣。一騎打ち。桜の花びらが舞い散る中、刃を交えるふたり。あの殺陣は今でも脳裏に焼き付いています。ああいうのをもう一度観たいなぁ、と思います。
勝手なことばかり、書き連ね、長くなりましたが、このあたりで、失礼つかまつる。
私、何か最近観劇感想が辛口ですが(笑)、私が観たいもののために、私は感想を書いているつもりです。
だから、私が別に観たくないものは、「私には面白くなかったよ」、と伝えるのは、悪いことではないと思っています。
ひとつには、私たちの感想にはそんな影響力はないだろう、ということです。
やりたい人は、それがやりたいからやっているわけで、それは私にはおもしろくないよ、と言ったところで、そうですか、あなたにはこういうのは合わないんですね、となるだけの話だと思うのです。そうなるのが、感想書きとして、劇団関係者と円満に付き合っていきたくて嫌だと困りますけれど、それはふたつめで書きます。
ふたつめには、こうやって、ネット上に感想をあげる人が少ないことです。侍さんの代表の森さんが常々舞台挨拶でおっしゃっておりますが、東広島の芸術・文化の発展のためには、やはりこういう記事がもっとあったらな、と思ってしまいます(同時にそれは、自分の演劇関連のアイデンティティーを主張しようとしているわけですが…笑)。
それでもやはり、YES-MANになって、自分にとって面白くもない芝居を褒めつづける必要はないと思うのです。
「この劇団は面白い! 伸びしろがある! 見続けていきたい!」
と思うから、感想を書くわけで(というか、観にいくわけで)、それは感想を書く側の勝手な都合です。
それを、劇団さんが、次回公演に当たって、こういう感想・意見を劇団の中に抱え込むのか、「それはうちの劇団のスタイルの問題だから」と言って放り出すかの取捨選択はしてもらわないと困るわけです(笑)。
さて。ネット上には少ないこれらをどうするかは、劇団さんにある意味委ねられているといってもいいのだと思っています・・・・・・・とは言っても、当然、マナーというものがあると思っています(笑)。私が感想を書くときに気をつけている(つもり)なのは、
・ 言っても仕方がないことはあまりうだうだと書き連ねないようにしているつもりです。侍さんに、「私時代劇好きじゃないんですよ~」とか言っても仕方がないと思うのです。というか、観にくるなよって感じですよね。そういうことと、
・ 面白かった、面白くなかったには、ちゃんと理由を書くこと
だと思います。それが大事かな~、と思っています ^へ^;
おわり
そんなものね、と、働けばいいのか。
今月から復帰していますが、バイトでの立ち居振る舞いがなかなかわかりません(笑)。
なんなんだろう。
とりあえず、言われたことをYESYESとやってればいいんでしょうね。
他の人がどう行動しようが、自分に実害が及ばないようだったら、それは放っておいて、
波風立たせないのが、おそらくめんどくさくなくて、
皆めんどくさいものを避けて生きているんでしょう。
理解はできる。 が、そう在りたくはないんだなぁ。
組織、というものについて、どうしても考えてしまう。
それは、もしかしたら、「学級」という形だったり、「部」という形だったりするのかもしれない。
反論するのは面倒だ。とりあえず、そのままやっておこう。反論しても得はないし。
損得だけで動く組織があったとして、とりあえずその損得の下での行動は一貫しているとして、
それなりのパフォーマンスを発揮するけれど、トップのスキルを超える組織は生まれないような気がします。
逆に、情熱的な組織は、パフォーマンスにバラつきが生じて、良かったり悪かったりするんでしょう。
現代において、安定性というやつは重要で、
バラつきのある奴はいらないんでしょう。処世術なんてそんなものね。
なかまくらです。
るろうに剣心 観ました。
あらすじ
幕末、人斬り抜刀斎と恐れられていた緋村剣心は、維新のため、暗殺を行っていた。
そして、維新は成り、人斬り抜刀斎は刀を捨て、消えた。それから10年。
るろうにとなった剣心は、人斬り抜刀斎のうわさと
神谷活心流の師範代・神谷薫 との出会いを得る。
神谷薫は、神谷活心流を名乗る人斬り抜刀斎を憎んでいた。
いっぽうで、武田観流は、新種のアヘンを売り、世界を牛耳ろうとしていた。
観流は港の建設予定地として、裏から神谷活心流の道場を奪い取ろうと井戸に毒を流す。
剣心は、観流の屋敷へ乗り込むことを決意する。
夜更け。剣心は相楽佐之助とともに屋敷へと乗り込んでいく・・・!
というような話でした。
さて。
まず、原作は全部は読んでいません。が、映画は漫画とはちょっと違う感じでした。
最初に思ったのが、妖術みたいなのが出てきた点。というか、これが一番気になった。
和月先生の作品ってちょっと過ぎたギミックなんかは出てきたりもするような気がしますが、るろ剣では妖術は出てこなかったような・・・。うん。
まあ、それは置いておこう。
で、
面白かったです。構成がすばらしい。
逆刃刀を持つようになった剣心に焦点を当てた結果、他の原作キャラクターはかなり薄っぺらく見えてしまうのかもしれませんが、別物としてよくできていたと思います。殺さずを旨とし、苦戦する様子に、もどかしくも、強い心を感じました。やはり、原作の設定がそもそも素晴らしいですね。
佐藤健、武井咲 ともに、良い演技で作品になじんでいたと思います。
殺陣については、ちょっと善し悪しが分かりません。
バイオハザードをこないだ見たせいかもしれませんが、るろ剣、戦いが何が起こっているのかわかりにくい・・・。
それが実は良さなのかもしれませんが、どうなんでしょうか。遠景ではなく、非常に近くからとるんですよね。
なんででしょうね、と思いました。たぶん、味があるんでしょう。わかりたいなぁ、その心。
おわり。
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