1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

【小説】リスト

なかまくらです。

気晴らしにホラー(?)を書くという謎行動。

行動心理学のひと、どうゆうことか教えて(笑)。

 

では、どぞー ◎皿◎つ


 

リスト

作・なかまくら

121206

 

 

びたーん、と痛い音がして私は後ろを振り返った。

ちょうど今日の放課後の部会までに運ぶように頼まれていた資料が風に舞って、それを追いかけるところだったから、事なきを得たけれどもし、

もし、そのまま歩いていたらそれは私の脳天に真っ赤な花を咲かせていただろう。

校舎の窓から一瞬で引っ込んだ影。

もぞもぞと執拗に地面の上を動き回るそれをスニーカーで踏みつける。無言で、無造作に、むなしく。おとなしくなったそれをしばし眺め、私はそれの人差し指だけを掴む。

それから黙って部室へ向かった。

 

部室につくなり、床に転がっていたスパイクの袋にそれを詰め込む作業に取り掛かる。それは五本の指を突っ張って、必死に抵抗を試みるが、大きく開けた袋の口に指がかかることはなく、すぅっと中に消えた。素早く口を閉める紐を引く。それから紐を袋のくびれにぐるぐると巻きつけた。

私の身体はわなわなと震えていた。怒り、と恐怖。誰かが私を狙っていたのだ。それもつい魔がさしたどころではないことは、この左手がここにあることが示していた。

 

 

「あのねぇ、上野さん」

先生はリストバンドを嵌めた左手でついていた頬杖をやめてこちらに向き直った。

「今日、左手がない人を調べてみたら、4人。該当者がいたんだけどね・・・」

「誰です?」私は冷静に努めてそう言う。

「まあ、たぶん上野さんが探してる子じゃあないと思うんだ」先生は困った顔でこちらを向いた。そもそも私のことを信じていない、といった顔だった。それはおかしい。先生と違って、私の左手は、まだ私に従っているのだから。

「その・・・上野さんを襲ったという左手だっけ? それは今、どこにあるのさ」そこにはどこか侮蔑の情動が混じっており、私の左手は痺れてくる。快感が電気の刺激になって腕を伝って、肩のところで打ち上げ花火みたいに炸裂する。私は冷静に、

「逃げられました。防御態勢をとってる間に近くの茂みに」私は冷静にそう答えた。

 

「生物は自分の首を絞めて自殺することができない」

 

同じような言葉に、「息を止めて窒息死することはできない」がある。簡単な話だ。仮にA君が首を絞めようとしても、気を失ってしまえば力は緩み、身体は回復期に入る。

そう思われていた。

ところが、17才にもなると、ほとんどの人間は左手を失っている。年齢差はあるものの、左手は思春期に差し掛かるころからそれは起こる。意に反することをしようとすると、夜の間に布団から抜け出て、ずるりと床に落ち、一晩中床を動き回る。疲れると身体に戻り、何事もなかったようにおとなしくする。初めは夜のうちだけだが、症状が進むとそれは昼夜を問わず起こる。

私はまだそれを見たことはないし、見るつもりもなかった。

 

 

「リスタは現実に顕現したバイオハザード現象か・・・!?」

リスタというのは、手首の後を隠すためにリストバンドをつけていたからだ。

最初にそれが起こったとき、相当に人々は気味悪がったらしい。市の図書館で新聞紙をめくると、その頃のことが、おどろおどろしく書いてあった。その後、某発展途上国において独善的に行われてしまったとされる非倫理的な実験が、“偶然”、世界中に知れ渡ることになる。その実験というのは、今から行われることを知らない被験者を部屋に集め、様々な行動を疑似体験させ、脳波を調べ、どのような波形が左手を分立させるのかを調べるというものだったらしい。

その発表によれば、

「人がその欲望を理性で抑えようとする時、その欲望が左手を動かすのだ」ということだった。

 

世論はあっという間に逆転した。

左手を失っているものは理性に従った人格者であり、左手が残っているものは自分の欲望を抑えられない人間とされた。

ひとつ、単純な善悪に流れることを押しとどめたのは、人の上に立つ人間のリスタが半々だったことだ。

 

これについては、議論が続いていた。

新種のウイルスによる症状である、というそれっぽい説から、人類の新しい進化の形態である、だなんてトンデモな説もある。

 

 

ただ、ひとつ言えることは私の左手は残っているし、それが変わるとは思えなかった。

 

 

がちゃり。

その部屋に入ると、無数の左手が吊るされている。

 

私は空いている紐を見つけると、新しく手に入った左手を丹念に括り付ける作業に取り掛かった。






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たったの1回

なかまくらです。

名残惜しいことに、12月に突入しました。

何が寂しいって、あと、スイミングスクールのテストが1回で終わりなことです。

6年近く教えて来まして、

あの頃、けのびがなかなか出来なくて・・・という子が、

いまじゃあ、50mのバタフライのタイムがもうちょっと、とか、

上のクラスで悔しがっています。

でも、もう、私には、今、けのびを教えている子とか、

グライドキックを教えている子とか、

平泳ぎのキックが難しいぞ、と悩んでる子とか、

もう、その行く先を見届けてやることはできないのです。

急に、なんだか自分にデキることのちっぽけさをひどく実感しています。

あとたった一回。

その次のテストで困らないように、今練習している級の実力をしっかりつけて、

送り出してやることしかできないのです。

ああ、

寂しいなぁ。

こんな日々は、もう二度と来ないんだろうなぁ、と

思って、しみじみとしたしじみ。






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マイブックルからメールの返信が来ない

なかまくらです。

マイブックルから、メールの返信が来ません。

えー、先月、本をpdfで作成して、一冊印刷して送ってもらったのですが、

pdf と仕様が違う。(ヘッダーにイラストを入れようとしたら、白黒反転されて印刷されたのでした)

で、メールを送ったのですが、一週間になるものの、返信が来ません。

迷惑メールとかに行っちゃったのかな? と、再び送信。それから3日。

これはいよいよ、シカトを決め込んだのか・・笑

などと思いつつ、まあ、きっと、ヘッダーにイラストを入れるっていうのが、

向こうの印刷のソフト的になんかうまくいってないってことなんでしょうが、

普通、とりあえず、一報入れるよね。

なんかマイブックルの対応、好きだったんですが、

今回いまいちだなぁ、

と思って、いろいろと他の印刷してくれるところを探しています。

すると、5冊くらい刷ると、マイブックルよりも安いところは結構たくさんありますね。

まあ、マイブックルの良い所は、それを一般公開して、インターネット上で販売できるところなんですが、

んーまあ、あんまり利用してないし。。

ちょっと別のところを利用してみようかなぁ〜

と思っているところです。






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インターネットグッバイ

インターネットの感想がなくなっていくのは、

そういう常識が一般にないことに加え、

先輩方が卒業後数年に渡って、書いてくださっていた感想に対して、徹底的にROMってしまうという行為。

すなわちそういう土壌を破壊し続ける行為が常に繰り返されてきているからだと思う(私もそうでした)。

感想記事を書くのは、わりと大変です。だって、なんでもいいというわけでもないでしょう。

「つまらなかった」と一言書くくらいなら、書かないほうがよっぽどマシだ。

大変だということは、続けていくにはメリットが必要なんですよ、やっぱり。人間だもの。

ブログに書いた時点で感想は誰かに対して発信されているわけで、

誰かに当たって、何かソナーに反応が返ってくることを期待してしまうものなのですよ。

だから、一言、「観劇ありがとうございました。またよろしくお願いします」とか、コメントを書き込んだりしたら、

たぶん、全然変わってくると思うんですよね、

という話。






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金勘定

えー、そろそろ引越し費用貯めなきゃ&来年から収入ががくっと減ると思うので、家計簿をつけて内省しようと思いまして、

10〜11月の支出を調べていました。

みっちりやると、続かないかな、と思ったので、

交友費、雑費、食費の大きく3つに分けまして、結果は以下(きゃーヤバイよー)。

 

まず、・・・大赤字でした!

 

1. 交友費・・・16237円

   お前、何人友だちいるんだよ・・・。な、事態に!!苦笑 一回、6000円以上飲みまくったことがありまして、その結果がこれだよ!! 反省します・・・。

2. 雑費・・・42631円

   どう考えても、赤字なのはこれのせい。ちょっと内訳を調べてみると、

   ・ 1万:服+時計

   ・ 1万:書籍

   ・ 0.5万:CD

   ・ 0.5万:映画

   な具合になっていました(残りは、ほぼある高い買い物)。

   えー・・・とりあえず、書籍と、衣類ですね。

   これらはバッサリ削っていく感じで行きたいなぁ、と思います。

   というか、こんなかかるのは突発的なんですが、実は11〜12月も、

   すでに、コンタクトレンズを買っちゃいまして、ヤバ出費です。

 

3. 食費・・・23945円

   もはや、削るのはここしかないじゃないか・・・! と、

   実はだいぶ最初の方からわかっていたのですが、意外と高値ね・・・。

   お米を4000円ほど出費したのがでかかったとしても、

   全体としてなんとなく高め。学部3年生の時は15000円くらいだったのに。

   内訳を見ると、お菓子とかが2000円くらい使ってるので、

   もうちょっと減らしていけるかな・・・? お肉は食べないと力でないので、

   必要経費ですよね。

 

とまあ、こんな感じでした。

びっくりするほど赤字でした^^;汗

高い買い物類は、だいたいバイト代を少し引き出して買うようにしていますが、

それでも、ちょっと倹約せなね。82813円て・・・。

うん。

 






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