1cm3惑星

なかまくらのものがたり開拓日誌(since 2011)

「オレ様化する子どもたち」読みました。

なかまくらです。

「オレ様化する子どもたち」読みました。


子どもが変わってきているのではないか、と言う視点から、現在の教育問題を捉え直そうとした本。まだまだ素人に毛が生えた程度の私にはとにかく難しい。読むのに骨が折れます。学生時代に一度諦めたのですが、再度チャレンジ。
結局のところ、筆者の主張は
子どもの個性を伸ばす教育が求められているが、その個性はあくまで社会性の上に成り立つ個性でなければならず、学校教育では社会性と基礎的な知識を身につけることから始めなければならない、ということでした。
社会性を身に着ける中で、自己を相対化したり、自己を生き延びさせる術を覚えていかなければならないが、幼稚で鍛えられない自己が生き延びてしまうことによって、オレ様化した生徒が生まれてしまう。
また、変化した生徒は自立した「個」として、「教師=生徒」という学校での関係を否定したがる。それが、学校という場の現在の難しさとなっている。
といったようなことが書かれていました。
社会性を身に着ける中で失われる個性など、本当の個性ではない。
どこかで聞いた話だと思ったら、
演劇の練習の中で聞いた話でした。
癖を直したら消えてしまう個性だったら、そんな個性は棄ててしまったほうがいい。





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演劇的身体学入門

なかまくらです。

昨日まで研修合宿でした。

で、

研修の一環として、演劇の演出家の指導を受けました。

教育と演劇。

ええ、この二つ、そうそう切り離せるものでもないのかもしれません。

「教師は”五者”であれ」 と言われます。

専門分野に通じた「学者」であれ。
生徒の将来を見通す「易者」であれ。
生徒の顔色から健康状態を察知できる「医者」であれ。
素の個ではなく、生徒の前では「役者」であれ。
教師は魅力ある「芸者」であれ。

そう。教師は「役者」でなければならないのです。(素笑い禁止!)


で。

何をやったかと言いますと、主に、

「姿勢」と「発声」、「身体表現」。

まあ、8:1:1くらいの割合でした。

何が必要かと言われると、実に難しい。確かにまずは教壇に立たないと仕方がない。

姿勢で人は印象が違うのだ。

発声とか身体表現は、興味を持たせるくらいの宣伝的な感じでした。


で。

私、大学時代は演劇などというものをやっていたものですから、

プロの演出家がどういうことをやるのか、楽しみにしておりました。

姿勢。

① まず、肩幅で立つ。

② 足の裏から水が滝のように地球の真ん中に滔々(とうとう)と流れ落ちるイメージで。

③ 頭のてっぺんに糸がついてその糸で引っ張られる感じで。

・・・・・・はい。
久しぶりに聞きましたよ。
笑いました。ガハハ。

懐かしい。そして、客観的に聞くと、頭おかしいんじゃないかって思えてきます(笑)。

「足の裏から滝!」とか、「糸で引っ張られる感じで!」とか、

「丹田に息を集めて!」とか、

なんか、おかしい。実に演劇的ですね。

演劇的人間工学と言いますか、

如何に人間が美しく振る舞えるか、その答えを求め、

編み出した秘術と言いますか、

そういう学問(?)のようなものがあるように感じますね。

感じました。


久しぶりにやって非常に楽しい出来事でした。





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首ふり扇風機

なかまくらです。

いいものはよく使われてから市場に出されていると思う。

マンションの21階以上(47階まで)にエレベーターを付け忘れるとか驚くべき珍事もありましたが、


そこはどこ吹く風(扇風機)。

ここは日本。扇風機のある風景。


でも、この扇風機。首ふり角度はもっと何種類かの角度に分けられるべきだと思うんです。

そう思って、調べてみると、ありますねぇ! あるみたいです。

日立さんが昔から出しているみたいですね。


 
 
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メガネFUTURE

なかまくらです。

メガネを変えます! 今日、選んできました。

本当です。

来週にはニュー・なかまくらでお目見えします。

ぐふふ・・・。

今度はちょっと枠がしっかりした奴。

いめちぇんですよ。


さて。

選ぶのに時間かかりました。

レンズの度は、今のよりちょっと弱めの、

両目合わせて視力 1.0(片目ずつだと0.9)にしてもらいました。

見えすぎて、ヘン&疲れる。

で、明るさもすごい気になったので、所謂プルー光カットという、

PCに優しい仕様にしてもらいました。

今のメガネは、傷が多くて明るさカットになってるんだそうです^^;


いいね。楽しみ。





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プライドが邪魔する

なかまくらです。

広島に行きました。

2日目はサークルの後輩とあってきました。

工学部の後輩の子に、ついつい熱くなって語ってしまいましたが、

「就職するときに、プライドは邪魔になる」と思っている話をしてしまいました。

正直、文系よりも理系のほうが大変。

もちろんそうでない人がたくさんいるのも知っているけれども、

周りを見ると、

「卒論は7日で書いた」とかいう猛者がいたり、

発表を聞きに行っても、なんでこれで卒業させてもらえるんだろう・・・?

というような内容が多いように感じてきました。


理系って、実験レポートが大変なくせに、実験が1単位だったり、

授業のレポート→中間・期末テスト→課題レポート

の3つ課題がでたりすることもよくある話で、

本当に大変だったと。文系の方々が、危機としてサークルに打ち込んでいるときに、

本当に忍んでレポートをやったあの日々。

まあ、もちろん、文系の人も文献を読んだり大変だったんでしょうけれども、

それは当然、理系も課題の問題が難しくて図書館に毎週籠ったりしていたわけで、(2年生から)、文系の、というよりは大学生の宿命だと思うのです。さて

それが、結局大学の卒業と言うトンネルを抜けると、どういうわけか、

おんなじ土台の上を歩いてきた学生になってしまう。

だから、プライドみたいなものが邪魔して、モッタイナイと思っちゃうから、

選べる職が減ってしまう。

そういう風にも思ってしまうのです。


まあ、その道をちゃんとやった人は、博士号まで取って、ちゃんとその道の人になっているというのもわかるんですけどね。





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